近界(ネイバーフッド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 02:00 UTC 版)
「ワールドトリガー」の記事における「近界(ネイバーフッド)」の解説
近界民が住む世界。「あちら側の世界」とも表記される。こちら側の世界のように国境で分けられているのではなく、宇宙のような暗黒空間に巨大なトリガーで作られた星が浮いており、その上に国が成り立っている。星の軌道は様々であり、一定の軌道を周回する惑星国家と、一定の軌道を持たずに近界中を飛び回る乱星国家などが存在する。星は定期的(百年単位)にひたすらトリオンを供給し続ける生贄となる人間を交換しなければ衰退していく。 アフトクラトル 近界最大級の軍事国家。別名「神の国」。星の生命線である「神」の寿命が近づき、神候補を探すために大規模侵攻でこちら側の世界に戦闘を仕掛けて来た惑星国家。 星を形成するトリガーに生贄として同化させる人間を「神」と呼称し、トリオン能力に優れた者を遠征等で厳選して「神」にしてきたことで国力を上げて来た。現在の「神」の寿命が残り短く、星の滅亡の危機にあるため、様々な国家に遠征を行い次の「神」とする人材を探している。 4つの大きな「家」が存在し、国家内での縄張り争いを行っている。次の「神」を確保した「家」が次の時代の実権を握るため、各家の当主は「神」の獲得に奔走している。 リーベリー 広大で豊かな海を持つ水の世界。別名「海洋国家」。大規模侵攻時点でこちら側の世界に近づいていた惑星国家の1つ。 レオフォリオ 特殊なトリオン兵に騎乗して戦う。別名「騎兵国家」。大規模侵攻時点でこちら側の世界に近づいていた惑星国家の1つ。 キオン 厳しい気候と地形で敵を阻む。別名「雪原の大国」。大規模侵攻時点でこちら側の世界に近づいていた惑星国家の1つ。 カルワリア 4年前に遊真と有吾が加勢していた中規模国家。別名「城塞国家」。名前や特徴はテレビアニメ版にて判明。 スピンテール 4年前にカルワリアに侵攻していた国家。 メノエイデス ボーダーの遠征部隊が遠征した国家の1つ。 ガロプラ アフトクラトルと従属関係にある国家の1つ。大規模侵攻後に、アフトクラトルにこちら側の世界からの反撃を防ぐべく足止めを命じられてこちら側の世界を襲撃する。 ロドクルーン アフトクラトルと従属関係にある国家の1つ。ガロプラのこちら側の世界の襲撃に協力し、トリオン兵300体を提供した。 アリステラ 旧ボーダーの同盟国の1つであり、5年前に滅んでいる。陽太郎と瑠花は王家の人間であり、騒乱の最中に母トリガーを2人に継承させて、旧ボーダーの協力によって、星が滅ぶ最中に玄界へと逃げてきた。現在ではアリステラの母トリガーを使ってボーダー本部を建てており、この一連の出来事を聞いたラタリコフは「今の『ボーダー』はアリステラ王家が亡命した姿」と発言している。
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