近畿がんセンター関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 08:16 UTC 版)
「白い巨塔の登場人物」の記事における「近畿がんセンター関係者」の解説
都留 利夫(つる としお) 演 - 新田昌玄(78年版) 職業 - 近畿がんセンター病理室長、控訴審裁判所鑑定人 里見脩二らと共に癌の早期発見、治療に取り組む。奈良県十津川村での検診で発見された患者、山田うめの細胞を病理検索して胃癌が予想以上に進展していると診断する。 その後、里見に佐々木庸平の切除胃の病理検索が十分になされていない事を指摘。関口弁護士が直ちに証拠保全の手続きを取った事により、運よく保存されていた佐々木庸平の切除胃の標本を再度検索し、佐々木庸平の癌が既に血管侵襲していた事、癌が転移しやすい悪性の未分化型癌である事を突き止める。そして控訴審に鑑定人として出廷して鑑定結果を述べ、財前に対し「癌の専門医としては考えられない杜撰さである」と歯に衣を着せずに指摘した。この事実は財前にとっては打撃となるものであった。ただし、最終的な判決では「被告渡欧後にしか結果は出ない」として、関連する原告側の主張は退けられた。1978年版 控訴審では都留の検索結果に関する証言はカットされ、財前も都留の追及を「十分に検索を行う時間がなかった」の一点張りでかわしてしまう。その代わり、都留が指摘した点は、控訴審に彼が出廷する第30話の冒頭で花森ケイ子により指摘されており、それに対して財前は、里見が知恵を付けたに違いない、と悪態をついた。 時国(ときくに) 職業 - 近畿がんセンター所長 有馬(ありま) 職業 - 近畿がんセンター第一診断部長 立石(たていし) 職業 - 近畿がんセンター放射線部長 槙(まき) 職業 - 近畿がんセンター外科部長 熊谷(くまがい) 職業 - 近畿がんセンター第一診断部員、里見脩二の部下
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