川久保玲とは? わかりやすく解説

川久保玲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/09 19:32 UTC 版)

かわくぼ れい

川久保 玲
生誕 (1942-10-11) 1942年10月11日(82歳)
日本 東京
出身校 慶應義塾大学文学部哲学科卒業
職業 ファッションデザイナー
団体 株式会社コムデギャルソン
┗代表取締役社長
著名な実績 コム・デ・ギャルソン」の運営
受賞 日・毎日ファッション大賞(1983年)
仏・芸術文化勲章シュバリエ(1992年)
日・芸術選奨(2001年)
日・朝日賞(2003年)
仏・国家功労勲章(2004年)
米・CFDA賞(2012年)
米・イサム・ノグチ賞(2019年)
日・文化功労者(2023年)
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川久保 玲(かわくぼ れい、1942年10月11日[1] - )は、日本ファッションデザイナー実業家ファッションブランドコム・デ・ギャルソン」創始者[2]で、株式会社コムデギャルソン設立から現在まで代表取締役社長を務めるオーナーデザイナー。

経歴

川久保玲

東京にて出生。父親は慶應義塾大学の理事、母親は英語教師(のち離婚)[3][4]幼稚舎から慶應義塾で学ぶ[5][6]慶應義塾中等部慶應義塾女子高等学校を経て、慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻を卒業後[7]株式会社旭化成宣伝部に入社[8]。3年で退職し、フリーランススタイリストとなる。

1969年にファッションブランド「コムデギャルソン」(Comme des Garçons、:少年のように)を立ち上げ、高級既製服(プレタポルテ、婦人服)の製造・販売を開始。1973年には株式会社コムデギャルソンを設立し、現在も同社社長を務める。1975年、東京コレクション初参加。1981年、パリコレクション初参加。体の線を意識し女性性を謳歌するような西洋のデザインとは全く異なる、川久保の直線的でノンセクシャルな初パリ・コレクションは、ボロ布のようだ、ヒロシマ・シックなどと揶揄されたが、そのアバンギャルドな服作りは、パリのファッション界に大きな衝撃を与えた。[9]

1982年、パリコレで伝説の黒服を発表。パリ・オートクチュールを頂点とする世界のモード界を震撼させた川久保の「黒服、穴あきニット(Hole Sweater)」は「黒の衝撃」と呼称された。世界中のファッション・ジャーナリストが賛否両論書きたて、「西洋の服への冒涜!」とする否定派と「新しい女性の生き方」「新しい美しさの提案」とする賛成派で、国際世論は真っ二つに割れた[要出典]。黒い穴あきセーターを「スイスチーズ(穴あき)のセーター(Swiss cheese sweaters)」と命名したファッションジャーナリスト(Suzy Menkes氏、I・H・T紙)もいた。川久保の黒い穴あきセーターは、日本でも「カラス族」「ぼろルック」として流行した。

1997年のパリコレクションでは、体に不自然なコブを付けたライン(テーマ:ボディ ミーツ ドレス、ドレス ミーツ ボディ)を打ち出し[10]、体と服の相互の束縛を解き放つという新しいコンセプトで、尖鋭的なデザイナーとしての地位を確立した[11]

2001年、芸術選奨受賞。2006年から英スピード社と提携しており、同社製高速水着「レーザー・レーサー」の五輪公式デザインも手掛けた。2012年、ファッション界のオスカー賞と称される、米「CFDA(Council of Fashion Designers of America)ファッション アワード(国際賞)」を受賞(69歳)。2017年、ニューヨークのメトロポリタン美術館で「Rei Kawakubo/Comme des Garcons  Art of the In-Between」展を開催。展覧会のレポートや独占インタビュー、作品アーカイブなど、同美術館キュレーターのアンドリュー・ボルトン英語版よって同年5月から9月までの開催期間にコム デ ギャルソンが多角的に展示紹介された。2019年の「イサム・ノグチ賞」を受賞することが判明。ファションの分野からの受賞は初めて。

人物

夫は南アフリカ出身であり、コムデギャルソン・インターナショナルのCEOを務める。もともとは日本語チベット語専攻のため来日。ファッションデザイナーになった実妹の東京でのビジネスを手伝ったのがきっかけで、ファッション業界に関わり、1987年にパリのコムデギャルソンで働いた。1991年に退職して地中海クラブに移ったが、川久保の要請で翌年コムデギャルソンに戻り、川久保と結婚した。インタビューで夫は「皆誤解しているが、彼女は古い木や犬や猫、大粒のダイヤモンドが好きな優しい女性だ」と述べている[12]

賞歴など

年譜

  • 1942年、10月11日、東京に生まれる。
  • 1960年、17歳〜18歳。慶應義塾大学文学部哲学科入学。
  • 1964年、21歳〜22歳。同校卒業後、旭化成入社。宣伝部に配属。
  • 1967年、24歳〜25歳。同社を退職し、フリーランススタイリストとなる。
  • 1968年、25歳〜26歳。広告写真撮影の仕事で必要な洋服(スタイリストとして川久保がイメージした)がどうしても見つからなかったため、仕方なく自分自身の手で洋服を作る。以来ケースバイケースで服作りを始め、スタイリストからデザイナーパタンナー縫製・仕上げまで自分自身で手掛けるようになる。
  • 1969年、26歳。コムデギャルソンのブランド名で、婦人服の製造・販売を始める。コムデギャルソン(仏語“Comme des Garçons”)は、一般的には「少年のように」と直訳・短訳されるが、実質的な意味は「少年の持つ冒険心」(Avoir un sens de l'aventure comme des garçons,) である。
  • 1973年、30歳、株式会社コムデギャルソンを設立。
  • 1975年、32歳。コム デ ギャルソン初のショーを東京で開催。コム デ ギャルソン青山店オープン(表参道フロムファースト)。
  • 1978年、メンズライン「コム デ ギャルソン オム」(COMME des GARÇONS HOMME)立ち上げ。
  • 1981年、38歳〜39歳。フランス・パリでコム デ ギャルソン初のミニショーを開催。「ローブ ド シャンブル コム デ ギャルソン」(robe de chambre Comme des Garçons)立ち上げ。パリ・コレクション初参加。「トリコ コム デ ギャルソン」(tricot COMME des GARÇONS)立ち上げ。
  • 1982年、39歳。仏パリに「Comme des Garçons S.A.S」社設立。パリにコムデギャルソンのショップを開店。パリ・コレで穴あき黒服(Hole Sweater)発表。40歳不惑を迎える。
  • 1983年、41歳。「コムデギャルソンファニチャー」(家具)を立ち上げ。米ニューヨークにコムデギャルソンのショップを開店。第1回毎日新聞ファッション大賞受賞する。
  • 1984年、「コムデギャルソン オム プリュス」(COMME des GARÇONS HOMME PLUS)を立ち上げ。仏パリで本格的な最初のショーを開催。
  • 1986年、米ニューヨークに「Comme des Garçons S.A.S」社設立。仏パリでコムデギャルソン写真展「MODE et PHOTO」開催。
  • 1987年、45歳。「コムデギャルソン オム ドゥ」(COMME des GARÇONS HOMME DEUX)立ち上げ。「コムデギャルソン ノアール」(COMME des GARÇONS noir)立ち上げ。
  • 1988年、コムデギャルソンのブランド誌『Six sense』立ち上げ。「コムデギャルソン シャツ」(COMME des GARÇONS SHIRT)立ち上げ(仏「Comme des Garçons S.A.S」)。
  • 1991年、ヨウジヤマモトと合同でメンズコレクション展「6.1 THE MEN」開催(明治神宮水泳場)。
  • 1992年、49歳〜50歳。フランス芸術文化勲章シュバリエ)。イギリス人Adrian Joffe氏と結婚。「ジュンヤワタナベ・コムデギャルソン」(COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE)立ち上げ。
  • 1993年、「コム デ ギャルソン コム デ ギャルソン」(Comme des Garçons Comme des Garçons)立ち上げ(Comme des Garçons S.A.S)。仏パリに「コムデギャルソン パルファム」(COMME des GARÇONS PARFUMS)(香水)を立ち上げ。
  • 1997年、54歳〜55歳。パリコレでコブドレス発表。英国王立芸術大学名誉博士号授与される。
  • 1999年、コムデギャルソン丸の内店をオープン。
  • 2001年、58歳。「コムデギャルソン ジュンヤ ワタナベ マン」(COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN)立ち上げ。芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
  • 2002年、59歳、1月12日(土)NHKドキュメンタリー「世界は彼女の何を評価したのか〜ファッションデザイナー川久保玲の挑戦〜」放映。[19]
  • 2002年、59歳〜60歳。「プレイ コムデギャルソン」(PLAY COMME des GARÇONS)立ち上げ。
  • 2003年、60歳、朝日賞受賞(朝日新聞社)。
  • 2004年、61歳、フランス国家功労勲章受章。
  • 2004年、61歳〜62歳。英ロンドンドーバーストリートマーケット(DOVER STREET MARKET COMME des GARÇONS)オープン。[20]
  • 2005年、「タオ コムデギャルソン」(tao COMME des GARÇONS)を立ち上げ。「スピード コムデギャルソン」立ち上げ。「アイ コムデギャルソン ジュンヤ ワタナベ マン」(eYe COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN)立ち上げ。
  • 2006年、「コムデギャルソン パール」(ジュエリー)を立ち上げ。また当年から英国スピード社と業務提携し、高速水着「レーザー・レーサー」の五輪公式デザインを手掛ける。
  • 2007年、65歳。「ポケット コムデギャルソン」立ち上げ。「ガンリュウ」(GANRYU)立ち上げ。
  • 2008年、「ブラック コムデギャルソン」(BLACK COMME des GARÇONS)立ち上げ。
  • 2009年、「ザ ビートルズ コムデギャルソン」(The Beatles COMME des GARCONS)立ち上げ。[21]
  • 2012年、69歳、ファッション界のオスカー賞と称される、米「CFDA(Council of Fashion Designers of America)ファッション アワード(国際賞)」を受賞。[16]
  • 2012年、69歳、東京銀座に「ドーバーストリートマーケット ギンザ コムデギャルソン」(DOVER STREET MARKET GINZA COMME des GARÇONS)オープン。[20]
  • 2013年、70歳、2月、エルメスとコムデギャルソンのコラボレーションで、「Comme des Carrés」(コム デ カレ)コレクション発表。[22]
  • 2016年、73歳〜74歳(10月)。Avoir un sens de l'aventure comme des garçons, 少年の持つ冒険心 forever and ever!
  • 2017年、74歳、5月、NYメトロポリタン美術館で、「Rei Kawakubo/Comme des Garcons  Art of the In-Between」展開催。展覧会のレポートや独占インタビュー、作品アーカイブなど、コム デ ギャルソンを多角的に展示紹介。

パリコレクション

川久保玲・コム デ ギャルソンのパリ・コレクションでのコレクション発表履歴(タイトル)は以下のとおり。

1981-82AW Pirates
1982SS Indigo Dye and Twist
1982-83AW Holes
1983SS Patchworks and X
1983-84AW Gloves,Skirts,Quilted Big Coats
1984SS Round Rubber
1984-85AW Twist,Silk+Jersey,Knits(Patchworks)
1985SS Mud-Dyed
1985-86AW Dots,Polyester Pleats
1986SS Bias Cutting
1986-87AW Bonding
1987SS Young Chic,No Shoulder
1987-88AW White Shirt+Pants,Khaki,Lili Marleen
1988SS Frontless,Lame Sequins
1988-89AW Red is Black
1989SS Movement
1989-90AW Liberation from Tailonng(Next New One)
1990SS Refresh the Spirits
1990-91AW Modern Sweetness
1991SS Ink Dye,Stained Glass
1991-92AW Chic Punk
1992SS Unfinished
1992-93AW Lilith
1993SS Ultrasimple
1993-94AW Synergy
1994SS Eccentric
1994-95AW Metamorphosis
1995SS Transcending Gender
1995-96AW Sweeter Than Sweet
1996SS Kaleidoscope
1996-97AW Flowering Clothes
1997SS Body Meets Dress-Dress Meets Body
1997-98AW Adult Punk
1998SS Clustering Beauty
1998-99AW Fusion
1999SS New Essencial
1999-00AW Transformed Glamour
2000SS Coercion
2000-01AW Hard and Forceful(Energy)
2001SS Optical Shock(Volume)
2001-02AW Beyond Taboo
2002SS Ethnic Couture(White)
2002-03AW Free Kniting(Freedom of Knits)
2003SS Extreme Embellishment(Adornment)
2003-04AW Square
2004SS Abstract Excellence
2004-05AW Dark Romance,Which
2005SS Ballerina Motorbike
2005-06AW Broken Bride
2006SS Lost Empire
2006-07AW Persona
2007SS Cubisme
2007-08AW Curiosity
2008SS Cacophony
2008-09AW Bad Taste
2009SS Tomorrow's Black
2009-10AW Wonderland
2010SS Adult Delinquent
2010-11AW Inside Decoration
2011SS No Theme(Multiple Personalities,Psychological Fear)
2011-12AW Hybrid Fashion
2012SS White Drama
2012-13AW 2 Dimensions
2013SS Crush
2013-14AW The Infinity of Tailoring
2014SS Not Making Clothing
2014-15AW MONSTER
2015SS Blood and Roses
2015-16AW Ceremony of Separation
2016SS Blue Witch
2016-17AW 18th-Century Punk
2017SS Invisible Clothes
2017-18AW The Future of Silhouette

参考文献

出典

  1. ^ 10月11日は川久保玲の誕生日です』 2013年10月11日 FASHION HEADLINE
  2. ^ 川久保玲」『ブリタニカブリタニカ国際大百科事典』(2014年)・講談社『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』(2009年)』https://kotobank.jp/word/%E5%B7%9D%E4%B9%85%E4%BF%9D%E7%8E%B2コトバンクより2022年4月2日閲覧 
  3. ^ 'REI' - Rei Kawakubo Commes Des Garcons Film Freeway
  4. ^ The MisfitThurman, Judith. The New Yorker. 2005/07/04]
  5. ^ 川久保玲”. 2022年2月8日閲覧。
  6. ^ [ブランド名]コム・デ・ギャルソン(COMME des GARCONS)”. www.fashionbible.net. 2021年10月14日閲覧。
  7. ^ ワールドクラス・ジャパン"セカイに誇るニッポンのモノ" 〜〈コム デ ギャルソン〉黒の自由 篇〜【vol.01】 | knowbrand magazine”. www.2ndstreet.jp (2020年12月28日). 2022年2月8日閲覧。
  8. ^ デザイナー:川久保玲(かわくぼれい)Rei Kawakubo”. 2022年2月8日閲覧。
  9. ^ KCIデジタルアーカイブス 1980'S秋冬コレクション Rei KawakuboIデジタルアーカイブス公式サイト 2013年3月30日閲覧
  10. ^ 1997年春夏コレクション KCI
  11. ^ Japanese Fashion Designers: The Work and Influence of Issey Miyake, Yohji Yamamoto and Rei Kawakubo by Bonnie English
  12. ^ Adrian Joffe Interview by The Star Online
  13. ^ 過年度受賞者(第1回~第10回)|毎日ファッション大賞 MAINICHI FASHION GRANDPRIX. 2022年4月3日閲覧
  14. ^ モードと歩むシャンパン. 朝日新聞. 2022年4月2日閲覧
  15. ^ 朝日賞 2001-2019年度”. 朝日新聞社. 2023年1月7日閲覧。
  16. ^ a b Fashionsnap.com News - 川久保玲CFDA Fashionsnap.com 2013年03月29日閲覧
  17. ^ コムデギャルソン・川久保玲さんに「ノグチ賞」. 産経新聞. 2022年4月2日閲覧
  18. ^ “文化勲章に川淵三郎氏ら7人決まる、文化功労者は北大路欣也さんら20人に”. 朝日新聞. (2023年10月21日). https://www.asahi.com/articles/ASRBN53JHRBKUCVL04T.html 2023年10月21日閲覧。 
  19. ^ NHKスペシャル - 川久保玲 NHK SPECIAL公式サイト 2013年03月29日閲覧
  20. ^ a b DOVER STREET MARKET DSM公式サイト 2013年03月29日閲覧
  21. ^ ザ ビートルズ コム デ ギャルソン”. 2013年3月29日閲覧。
  22. ^ Fashionsnap.com News - コム デ ギャルソン Fashionsnap.com 2013年03月29日閲覧

外部リンク


川久保玲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 14:51 UTC 版)

コム・デ・ギャルソン」の記事における「川久保玲」の解説

COMME des GARÇONSコムデギャルソン1969年創設1981年パリ・コレクション初参加。川久保玲のクリエーションを最も純粋な形で表現する代表的なライン通称ギャルソン 2000年春夏「エンフォースメント」(Enforcement2001年春夏「オプティカルパワー」(Optical Power2002年春夏「エスニッククチュール」(Ethnic Couture2003年春夏「エクストリームアンバランスメント」(Extreme Unbalancement) 2004年春夏「上等のアブストラクト」(Excellent Abstract/Astract Excellence2005年春夏「パンクバレリーナ」(Punk Ballerina/Ballerina Motorbike2006年春夏「ロストエンパイア」(Lost Empire2007年春夏「キュビズム」(Cubisme2008年春夏「不協和音」(Cacophony2009年春夏「トゥモローズブラック」(Tomorrow's Black2010年春夏「反骨精神」(Adult Delinquent2011年春夏「動揺」(Bouleversé) 2012年春夏「ホワイトドラマ」(White Drama2013年春夏「クラッシュ」(Crushing2014年春夏「服でない服」(Clothes That Are Not Clothes2015年春夏「薔薇と血」(Roses & Blood2016年春夏「ブルー・ウィッチ」(Blue Witches2017年春夏「見えない服」(Invisible Clothing2018年春夏「マルチディメンショナル グラフィティ」(Multidimensional Graffiti2000年秋冬ハード&フォースフル」(Hard & Forceful2001年秋冬タブー超えて」(Beyond Taboo2002年秋冬「ニッティングイズフリー」(Knitting is Free2003年秋冬スクエア」(Square/Mental Pilgrimage2004年秋冬「ダークロマンス」(Dark Romance/the Power of Witches2005年秋冬「ブロークンブライド」(Broken Bride2006年秋冬「ペルソナ」(Persona2007年秋冬「キュリオシティ」(Curiosity2008年秋冬「バッドテイスト」(Bad Taste2009年秋冬「ワンダーランド」(Wonderland2010年秋冬「インサイドデコレーション」(Inside decoration2011年秋冬「ハイブリッドファッション」(Hybrid Fashion2012年秋冬「二次元」(Future's in Two Dimensions2013年秋冬「テーラリング無限大」(The Infinity of Tailoring2014年秋冬「モンスター」(Monster2015年秋冬「別れ儀式」(The Ceremony of Separation2016年秋冬「18世紀パンク」(18th-Century Punk2017年秋冬「シルエット未来」(The Future of Silhouette2018年秋冬「キャンプ」(CampCOMME des GARÇONS COMME des GARÇONS(コムデギャルソン・コムデギャルソン) 1993年創設2005年春夏よりrobe de chambre COMME des GARÇONS統合通称コムコム川久保変わらず好きなものが基本エッセンスとなって表現される。主に日本生産だが、一部海外生産インポートフランスイタリアトルコブルガリアハンガリー中国など)がある。 COMME des GARÇONS noir(コムデギャルソン・ノアール) いつ頃まで展開されていたかは不明2005年秋冬より再開川久保考える「noir」が表現されるCOMME des GARÇONS HOMME PLUS(コムデギャルソン・オム プリュス) 1984年創設川久保モード冒険メンズウェアのなかで展開するコレクションラインメンズ基本押さえながら既存のものにとらわれない遊び心あふれたデザイン特徴通称プリュス。 2004年春夏「シンプル実用」(Simple & Utility2005年春夏「ピンクパンサー」(Pink Panther2006年春夏「リップ&タン」(Rip & Tongue2007年春夏「ゴールデンボーイ」(Golden Boy2008年春夏「スーパーインポジション」(Super Imposition) 2009年春夏「ブラックイズベスト」(Black Is Best2010年春夏「ランダムコラージュ」(Random Collage2011年春夏「スカルオブライフ」(Skull of Life2012年春夏「テイラーリング・フォー・パンクス」(Tailoring for Punks) 2013年春夏「プアキング」(Poor King2014年春夏「孵化」(Hatching2015年春夏「反戦」(Anti War2016年春夏「壊れた仕立て」(Broken Tailoring2017年春夏「裸の王様」(The King Is Naked2018年春夏「ディスコ」(Disco2004年秋冬彷徨える英国人」(Lost Englishman) 2005年秋冬「スポーツテーラリング」(Sports Tailoring2006年秋冬「バッドボーイ」(Bad Boy2007年秋冬「マイウェイ」(My Way2008年秋冬「タイムフォーマジック」(Time for Magic2009年秋冬「ファッションイリュージョン」(Fashion Illusion2010年秋冬「プロテクション」(Protection2011年秋冬「デカダンス」(Décadence2012年秋冬「男でも女でもない」(Neither Man nor Woman2013年秋冬「青年期の木」(The Tree of Youth2014年秋冬「ホーリージャケット」(Holy Jacket2015年秋冬「儀式の力」(The Power of Ceremony2016年秋冬「平和の鎧」(The Armor of Peace2017年秋冬「少年時代」(Boyhood2018年秋冬「ホワイトショック」(White ShockCOMME des GARÇONS HOMME PLUS EVER GREENエバーグリーン2005年秋冬より、以前デザイン復刻アレンジするラインHOMME PLUS内に立ち上げた2009年秋冬にて終了2005年秋冬 「インサイド・アウト・サイド」(1998年秋冬2006年春夏 「ドッキング・ロック」(2000年秋冬2006年秋冬 「マジック・オブ・バイアス」(1997年秋冬2007年春夏 「シークレット・トレジャー(俗称フリル期)」(1999年春夏) 2007年秋冬 「ブラック2008年春夏 「サイケ」(2001年秋冬2008年秋冬 「ブリーチ2009年春夏 「カーブ」(2002年秋冬2009年秋冬 「ピンクパンサー」(2005年春夏) COMME des GARÇONS HOMME DEUX(コムデギャルソン・オム ドゥ1987年創設スーツ中心にネクタイYシャツなどを展開している。「日本背広」のキャッチコピー日本経済新聞雑誌広告掲載していた。素材から仕立てまで正統派こだわったもの作り特徴。ビジネスパラダイムとアヴァンギャルド両立させている。2009年秋冬に、新アドバイザーとしてユナイテッドアローズ上級顧問栗野宏文を迎え、"SUITS FOR THE HANDSOME MINDハンサムな心のためのスーツ)"をコンセプトとしてリニューアルリニューアル機に、ロゴ・タグデザインを一新したリニューアル初回テーマは“プレイ・ウィズ・フォーマル”。 COMME des GARÇONS SHIRT(コムデギャルソン・シャツ) 1988年創設フランス主な生産国とするブランドであり、一点主義からアートへの転換試みて立ち上げられた。近年アイテム数を増やしジャケットパンツ等も揃える。ヨーロッパ向けの服でインポートされている。なお、素材特性産地固有の素材生かした生産国異なアイテムもある(トルコ中国など)。また、他のラインコラボレーション除いて生地縫製などは日本製である。 COMME des GARÇONS SHIRT GIRLシャツ ガール2010年春夏にSHIRTの同コレクション内で発表2014年秋をもって終了。なおタグロゴGIRLとは刺繍されておらず、文字色がピンクの「COMME des GARÇONS SHIRT」だった。 COMME des GARÇONS SHIRT boysシャツ ボーイズ2015年秋冬に「COMME des GARÇONS SHIRT BOYシャツ ボーイ)」をSHIRTの同コレクション内で発表2016年秋冬より「COMME des GARÇONS SHIRT boys」に改名2019年春をもって終了したCOMME des GARÇONS GIRL(コムデギャルソン・ガール) 2014年秋をもって終了したCOMME des GARÇONS SHIRT GIRL」のラインナップ拡充するかたちで、2015年春夏より単独ブランドとしてスタート日本生産COMME des GARÇONS 青山ショップオリジナル 1989年創設。服やバッグなど、青山店だけで販売する極めてレアラインタグロゴCOMME des GARÇONS頭字のCのみ黒抜きになっている一部海外直営店をはじめ、2002年より京都店2003年には大阪店名古屋ラシック店などでもその一部販売するCOMME des GARÇONS PARFUMS(パルファム1994年創設パリ香水ショップオリジナルとしてスタート2010年3月現在「SERIES 1:」から「SERIES 8:」までリリースされている。香水のほかにもキャンドルシャワージェルインセンスお香)などもあり、パリ店ではコム・デ・ギャルソン初のチョコレート(SERIES 1:)なども販売されている。また毎年クリスマスバレンタインなどには特定のテーマ基づいた限定パッケージ香水真空パック入りTシャツバッグなどを発売する10・corso・como COMME des GARÇONSオリジナル 2002年創設。服やバッグなど、ディエチ コルソコモ・コムデギャルソンだけで販売するラインPLAY COMME des GARÇONS(プレイ・コムデギャルソン) 2003年創設コム・デ・ギャルソン唯一のキャラクターブランド。フィリップ・パゴウスキーデザインによるハートオブジェトレードマークで、単一オブジェの∞表現可能性に遊ぶことがテーマコラボレーションをすることもある。 COMME des GARÇONS 直営ショップオリジナル 2005年創設。服やバッグなど、主に直営ショップだけで販売するラインタグロゴCOMME des GARÇONS下線引いてある。取扱いのある直営ショップは、青山丸の内CORNER伊勢丹新宿メンズ2F)・EDITEDシブヤ西武4F)・静岡京都・大阪・神戸・福岡・ラシック・ニューヨーク・DOVER STREET MARKETBLACK COMME des GARÇONS(ブラック・コムデギャルソン) 2009年1年半期間限定ブランドとして創設したが、継続2010年秋冬にセレクト形態取り入れショップ名をEDITED BLACK COMME des GARÇONSとした。文字通り黒がメインの展開で、過去売れ筋デザインアレンジしたアイテムもある。タブロイドのような一貫したコンセプトで、バックナンバー作品オーダーできるようにした、ファッションブランドとしては初の試み2020年4月にはDOVER STREET MARKET各店、また5月には公式オンラインストア開設し実店舗以外で初めての展開が開始したCOMME des GARÇONS EDITED(コムデギャルソン・エディテッド) ヤッターマン人造人間キカイダー・スター・ウォーズとのコラボレーションTシャツ数量限定展開していた。 The Beatles COMME des GARÇONS 2009年創設オノ・ヨーコからの呼びかけ契機に、コラボレーションへ至る。ビートルズロゴ過去アルバムモチーフとしたアイテム展開している。ポール・マッカートニー意向もあり、動物愛護のため、皮革使用していない。一部商品ネットでも販売されている。 Wallet COMME des GARÇONS 財布類のラインである。スペイン皮革使用したスペイン生産のものと、日本生産のものがる。 CDGシーディージーコムデギャルソンのエアラインロゴをフューチャーしたブランド2018年7月20日東京・大阪の旧グッドデザインショップ跡地旗艦店オープンしたほか、2018年11月には公式オンラインショップ開設された。

※この「川久保玲」の解説は、「コム・デ・ギャルソン」の解説の一部です。
「川久保玲」を含む「コム・デ・ギャルソン」の記事については、「コム・デ・ギャルソン」の概要を参照ください。

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