モノトーンブーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 05:12 UTC 版)
1980年頃、女性向けファッション雑誌『an・an』に、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}デザイナーズブランドの1ファンとして現役男子大学生が連載記事として紹介されたことが、DCブランドブームにおけるモノトーンブームと、大学生など非社会人をメインにしたファッションブームのきっかけとなった[要出典]。紹介ページには、YMOによる「テクノブーム」で流行していた「テクノカット」のヘアスタイルに、レディースのキュロットを穿き、全身を黒と白のコーディネイトで登場し、「美容師さんだと思ったら、現役の文学部の学生さんでした」とその意外性を宣伝文句としてゲスト扱いをされていた。記事内容は主に、従来のファッションスパイラルと距離を置きつつ独自のファッション哲学を持ち、暖色系を使わなかった「コム・デ・ギャルソン」および「ワイズ」の愛好者として、川久保玲および山本耀司のファッションに対する考え方等のコメントを要望するものだった。実際には当時の「ワイズ」は、モノトーンではなくアースカラーを主体としていた。また「コム・デ・ギャルソン」は一部のアイテムのみが取り上げられ、川久保玲自身は、自らのブランドを「大人のための服」として社会人を対象とすることを明確にしていた。この特集的記事は、学生本人と編集者およびスタイリストの好みによるものが大きく、両ブランドのコンセプトをカバーするものではなかった。
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