主な四輪競技とは? わかりやすく解説

主な四輪競技

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 08:56 UTC 版)

自動車競技」の記事における「主な四輪競技」の解説

主な自動車競技競技車両大別シリーズ名略称開催特記事項フォーミュラカーオープンホイールフォーミュラ1世界選手権 F1 1950年FIAで最も長い歴史を持つ世界選手権モナコグランプリ擁する現行規定ではハイブリッドカーとなっている。 フォーミュラE世界選手権 FE 2014年~ 別名「電気自動車のF1」。秋開幕~夏閉幕というスケジュール開催2020年世界選手権格上げされた。 インディカー・シリーズ INDYICS 1996年米大陸フォーミュラ最高峰インディ500はじめ、オーバルコースを走るのが最大特徴スーパーフォーミュラ SF 2014年~ アジアンフォーミュラの最高峰全日本F2選手権全日本F3000選手権フォーミュラ・ニッポン前身に持つ。 フォーミュラ2選手権 F2 2017年欧州F2選手権国際F3000選手権GP2前身に持つ。F1の直下カテゴリフォーミュラ3選手権 F3 古くから世界各国存在したプロレーサーの登竜門だが、現在はFIA主催する欧州のF3選手権のみを指す。 リージョナルF3 - 2020年各国独自のF3規定FIA管理の下にまとめたもので、F3とF4の中間位置づけられている。 フォーミュラ4 F4 リージョナルF3の下に位置する日本にはJAF-F4という独自規格存在するインディ・ライツ - 2002年~ インディカ-の直下カテゴリスーパーフォーミュラ・ライツ SFL 2020年FIAリージョナルF3構想反発し全日本F3選手権発展して誕生したスーパーフォーミュラ直下カテゴリCART終了チャンプカー 19792007年 かつての北米最高峰シリーズIRL吸収され廃止ワールドシリーズ・バイ・ルノー終了WSR 20052017年 ワールドシリーズ・バイ・ニッサン後継カテゴリであるフォーミュラ・ルノー3.5正式名称A1グランプリ終了A1GP 20052010年モータースポーツワールドカップ」を標榜していた、国別対抗戦2005年から2010年まで開催グランプリマスターズ終了) - 20052006年F1ドライバーだけで行われるレーススポーツカー世界耐久選手権 WEC 2012年FIAACO管轄しているスポーツカー耐久選手権SWCスポーツカー世界選手権)はじめ、多数前身を持つ。 ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ ELMS 2012年ACO主催一定の成績収めると、ル・マンへのシード権獲得できるユナイテッド・スポーツカー選手権 USCC 2014年IMSA主催する北米スポーツカー最高峰レースALMSアメリカン・ル・マン・シリーズ)とグランダムシリーズ統合誕生アジアン・ル・マン・シリーズ AsLMS 2009年ACO主催一定の成績収めると、ル・マンへのシード権獲得できるインタープロト IPS 2013年~ 富士スピードウェイでのみ開催ドライバーの育成目的としたワンメイクレースル・マン24時間レース ル・マン 1923年世界3耐久および世界3大レース1つ兼ねる、自動車レース最高峰1つWEC一戦デイトナ24時間レース デイトナ 1962年デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ開催される世界3耐久の中で、唯一公道一切使わない専用サーキットのみを用いている。USCC一戦セブリング12時間レース セブリング 1950年USCC一戦プチ・ル・マン PLM 1998年~ 10時レースUSCC一戦富士グランチャンピオンレース終了GC 1971~1989年 単座スポーツカーによるドライバーズレース 全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権終了JSPC 19831992年 グループCによる国内選手権GTカーインターコンチネンタルGTチャレンジ IGTC 2016年 SRO主催ワークス参戦可能なグループGT3最高峰レースGTワールドチャレンジ GTWC 2014年SRO主催FIA-GT選手権ブランパンGTシリーズ前身に持つ、グループGT3/GT4規定による地域シリーズ欧・米・亜・豪でシリーズ展開されている。 SUPER GT SGT 2005年~ 現在最も人気ある日本のレースJGTC全日本GT選手権)が前身JAF-GTという独自規格がある。 スパ・フランコルシャン24時間レース スパ24 1924年~ RACB(ベルギー王自動車クラブ)が主催世界3耐久レース1つ。IGTCの一戦含まれている。 鈴鹿10時間耐久レース - 2018年~ 前身は鈴鹿1000km。現在はIGTCの一戦FIA GT選手権終了GTC 19972009年 FIA GT1世界選手権終了GT1 20102012年 ツーリングカー世界ツーリングカーカップ WTCR 2018年カスタマー向けレーシングカー規定TCR」による、ツーリングカーレース最高峰スーパー耐久シリーズ S耐 1995年富士24時間レースを含む、日本草レース最高峰水素エンジン車参戦一般メディアでも話題となったドイツツーリングカー選手権 DTM 19941996年第一期2000年~(第二期近年は『クラス1』という独自の共通シャシー規定採用していたが、衰退に伴いグループGT3変更されている。 英国ツーリングカー選手権 BTCC 1958年イギリス最高峰レース。「NGTC」という独自規定を持つ。日本車多数参戦するスーパーTC2000 STC 1979年アルゼンチン最高峰レース近年は有力ツーリングカーレーサーを輩出していることで注目集めている。 ニュルブルクリンク24時間レース ニュル24 1970年~ 難コースとして知られる「ノルドシュライフェ」で開催される。「偉大な草レース」の異名通り下位クラスには多数プライベーター参戦するスーパーカーズ選手権 RSC 1996年オーストラリア最高峰レース前身V8スーパーカー86/BRZレース - 2013年~ TOYOTA GAZOO Racing主催する国内最大規模ワンメイクレース 世界ツーリングカー選手権終了WTCC 20052017年 スーパー2000規定による世界選手権激しぶつかり合いで「格闘技レース」の異名取った全日本ツーリングカー選手権終了JTC 1985~1993グループA規定の3クラス制。全日本ツーリングカー選手権 (1985年-1993年)参照JTCC 19941998年 クラス2規定全日本ツーリングカー選手権 (1994年-1998年)参照インターTEC終了) - 19851998年 富士スピードウェイ開催多数海外勢参戦したストックカーNASCAR - 1948年競技名であり、団体名でもある。「カップシリーズ」を頂点アメリカ全土多数NASCARレース存在しており、オーバルレースをメインに戦う。近年欧州シリーズ開催デイトナ500 - 1949年NASCARカップシリーズ開幕戦であり、最大視聴者数を誇るビッグイベントストックカー・ブラジル SCB 1979年ブラジルストックカーレース。こちらはロードコースメインである。 ラリー世界ラリー選手権 WRC 1973年FIAでF1に次いで長い歴史を持つ世界選手権WRCWRC3JWRC存在ラリー・モンテカルロ - 1911年WRC開催されるイベント1つラリージャパン - 20042010 アジアパシフィックラリー選手権 APRCアジパシ 1988年 FIA管轄地域選手権豪州ラリー選手権の独自規定「AP4」が普及している。日本ではラリー北海道開催される欧州ラリー選手権 ERC 1953年FIA管轄地域選手権一時インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジとして開催サファリラリー - 1953年WRCIRCイベントであった世界3ラリーのひとつ。「世界一過酷なラリー」とも言われるARC(アフリカンラリー選手権)のイベント経てWRC復帰している。 全日本ラリー選手権 JRC 1980年ラリーチャレンジ - 2012年TOYOTA GAZOO Racing主催する1日開催入門者向けラリー日本各地開催プロダクションカー世界ラリー選手権終了) PCWRCPWRC 20022012年 市販車仕様大きく残した車両で戦うWRCWRC2統合される形で廃止。 ラリーレイドダカール・ラリー - 1978年ラリーレイド最高峰イベントルートパリ~ダカールや、パリ~ルカップ、南米など年によって全く異なる。現在はサウジアラビア開催クロスカントリーラリー・ワールドカップ - 1993年FIA主催するラリーレイド国際シリーズバハ1000 - 1967年北米ラリーレイド最高峰ラリー・モンゴリア - 1995年日本企業主催2002年までラリーレイド・モンゴル」の名称で開催シルクウェイ・ラリー - 2009年~ 年によるが、最長モスクワ北京を走る、ダカールに次ぐビッグイベントラリークロス世界ラリークロス選手権 World RXWRX 2014年欧州ラリークロス選手権 ERX 1976年WRX土台となったグローバル・ラリークロス終了GRC 20112017年 X Games競技シリーズ化ジムカーナ全日本ジムカーナ選手権 - ダートトライアル全日本ダートトライアル選手権 - ドラッグレースNHRAチャンピオンシップ・ドラッグ・レーシング・シリーズ NHRA 1951年オフロードレース全日本スーパーオフロードATV選手権レース - 1982年北海道ATVチャンピオンシップレース - 道新オフロードレース全日本選手権 - 1982年エクストリームE - 2021年電動バギーによるオフロードレース。 ヒルクライムパイクスピーク・ヒルクライム PPIHC 1916年ヒルクライム競技最高峰先進技術備えた試験車両多数参戦する欧州ヒルクライム選手権 EHC 1930年ドリフト全日本プロドリフト選手権 D1 2001年ドリフト世界で初め競技化したシリーズフォーミュラ・ドリフト FD 2004年D1感化され北米誕生日本にも逆輸入されている。 ドリフトキングダム(終了) - 20112019年 旧称ドリフトマッスル」。プロ化したD1との差別化誕生2020年以降D1統合された。 インターコンチネンタル・ドリフティングカップ IDC 2017年FIA初のドリフト競技現状は年一戦単一イベントその他の四輪競技マカオグランプリ - 1954年~ F3、GTツーリングカーなどの祭典。特にF3が有名。 レーシングカート カート 1950年代小型シングルシーターであるレーシングカート使用したレース。最も手軽にできるモータースポーツ一つで、多くプロドライバーがこの競技経験者である。 トラックレーシング - トラック使用して行う重量級自動車競技ロッククローリング - 岩場バギーカーなどの四輪駆動車をして目的地目指す競技。 テラクロス - サイド・バイ・サイド・ビークル使用したレースモトクロス同じよう周回ジャンプを行う。 クラシックカーレース - クラシックカー使用したレースレース・オブ・チャンピオンズ ROC 1988年自動車競技の各カテゴリーチャンピオン獲得したたちのみ参加するツーリングカープロトタイプカー使用した個人並びに国別対抗選手権。 スタジアム・スーパー・トラック SST 2013年~ 車高の高いトラックによるレースミジェットカー - 1930年代北米におけるオーバルレースの登竜門類似カテゴリスプリントカーがある。 マイレージマラソン エコマラソン - いかに少な燃料走行距離を走るかを競うレース。「エコマラソン」とも呼ばれる。 K4-GP - 2002年軽自動車用いて行われるレースレース未経験アマチュア対象としており、勝負こだわらず楽しむことを目的として開催されている。 8の字レース - 1940年代平面8の字を描くようなコースで走る。衝突の危険が高いため、度胸試されるデモリション・ダービー - 1950年代自動車をぶつけあって破壊しあい、最後に生き残った者を勝者とする異色競技。 モンスタージャム - 1992年モンスタートラック用いて行われる自動車競技基本的にジャンプ着地などのアクロバット着地の際の廃車如何に破壊できたか?という審査方式であるが、一応は目的地制限時間内に到着することを目的としている部分もあるためこの競技に「レースとしての要素わずかながら存在している。 ロボレース - 2019年自動運転車両で行うレース2019・2020年試験的な開催で、正式な開幕2022年

※この「主な四輪競技」の解説は、「自動車競技」の解説の一部です。
「主な四輪競技」を含む「自動車競技」の記事については、「自動車競技」の概要を参照ください。

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