リージョナルF3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:48 UTC 版)
FIAでは2020年より、全世界的にF3をワンメイク化した新カテゴリーに再編する方針を示していたが、各国のローカルシリーズの主催者から独自シリーズの存続を求める声が多く上がったため、最終的に2017年10月にFIA F3とFIA F4の中間カテゴリーとして「リージョナルF3」を設けることにした。正式なカテゴリ名はフォーミュラ・リージョナル・サーティファイド・バイ・FIA (FORMULA REGIONAL certified by FIA) 。 リージョナルF3は基本的にF4の仕組みを踏襲し、各シリーズごとにワンメイクのシャシー・エンジンによって争われるが、プライスキャップが定められており、シャシーは77,000ユーロ以下、エンジンは23,000ユーロ以下(2019年時点、その後物価変動に伴うスライドあり)で販売しなくてはならない(日本ではセットで1,200万円以下)。F3アジアシリーズでは、他より一足早く2018年よりリージョナルF3規格に準拠したタトゥース・T-318を採用している。同シリーズには日本のエントラントではスーパーライセンスが参戦した。 2019年3月には童夢がリージョナルF3として童夢・F111/3の開発に着手した事を発表、同年9月には完成したマシンを公開するとともに、2020年より「フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ」の名称で同シャシーを用いたシリーズ戦を発足させる方針を明らかにした。
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