2005年から2010年まで
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「土曜ドラマ (NHK)」の記事における「2005年から2010年まで」の解説
2005年12月、一連のNHKの不祥事からの経営再建を目指す一環で行う改編に伴って、『土曜ドラマ』は枠名として復活した。基本的な流れとしては、『月曜ドラマシリーズ』(2005年3月で一旦終了、その後『月曜劇場』として当初1クールごとに、『きよしとこの夜』との交代形式で放送し、7月に「ジイジ2」を放送)を引き継ぐ形を取り、スタッフの多くは23時のNHKの帯番組枠として2002年から2005年12月(アンコールを含むと2006年3月)まで放送された『よるドラ』シリーズから転籍してきたため、事実上『よるドラ』と『月曜ドラマ』の整理・統合ともいえる。 放送時間は『サタデースポーツ』などに替わり、毎週土曜22時 - 22時58分である。2006年4月8日『マチベン』からは、土曜21時台の『NHKスペシャル』が廃枠になったことと、23時台に海外ドラマ(韓国)を戻すため、1時間早まった21時 - 21時58分へ移動した(後に- 21時53分終了)。海外向けの『NHKワールド・プレミアム』でも総合テレビと同時刻での放送となっている)。 『氷壁』開始当初から視聴率面では芳しくなく、1桁台を推移していたが、作品により2桁を獲得するものもあった。2010年1月にテレビ雑誌『テレビブロス』は番組枠「土曜ドラマ」として特集記事を組んだ。また、ほとんどの作品は半クール(5 - 6回程度)の中篇が主であり、10回前後の1クールの作品はほとんど放送されていなかった(ただし『土曜時代劇』や『月曜ドラマシリーズ』、『ドラマ10』など過去の作品で1クールをかけた長篇は年1 - 2本程度あった)。 最初期からあてはまることであるが、プロ野球中継がある日は放送時間が変更されたり、ドラマを編成しないこともあった(NHKは試合終了まで中継するため)。編成した日で中継が延長される場合は、時間が繰り下げられたり、中止して翌週以降に順延された。2006年4月22日の『マチベン』は21時45分からスタートしており(最初から45分遅く始まるように設定していて、試合が早く終わったため予定通りに放送)、同年5月27日の『ディロン〜運命の犬』は休止している。 総合テレビで定期的に放送される特別番組『日本の、これから』が21時台も放送する時は休止した。例外として2007年3月3日には、当時放送していた『ハゲタカ』を1時間繰り下げて放送し、替わりに『@ヒューマン』を休止した。 2006年9月頃から、直後に放送されていた番組『つながるテレビ@ヒューマン』(2007年4月15日から、日曜日23時 - 23時40分へ枠移動になった)のフライングスタートが取りやめられ、新聞のテレビ欄は21時 - 22時までの番組となっているが、放送時間は従前通り21時53分までで、21時53分 - 21時55分までの2分間は、ステーションブレイク(フィラー)として番組宣伝などを、21時55分 - 22時は『NHKプレマップ』を放送している。また、2007年1月からはBSハイビジョンで先行放送が行われている(18時から18時58分。年度上半期はNHKプロ野球中継などで時間変更あり。2010年は基本的に本放送前日(金曜日)の18時50分 - 19時43分に放送)。 2010年4月以後、デジタル放送はステレオ2での解説放送が実施される(それ以前、『チャレンジド』が視覚障害者を取り上げた作品であることを踏まえ、デジタル・アナログともに解説を入れていたことはあった)。 テレビの完全デジタル化に伴う編成の抜本見直しに伴い、2010年10月の『チャンス』の放送終了をもって『NHKスペシャル』などの特別番組の編成枠となった。
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