WEC
FIAのグループC規定に基づいた耐久レース。1970年代に隆盛であった、スポーツカーによる世界メーカー選手権やドライバー選手権が終駕し、82年よりグループCマシンによる耐久レースが始まった。当初の規定では、最低重量850kg、レース距離1000kmにつき燃料600Lとなっていた。また、多種のエンジンが参加できるよう、翌83年にCジュニア(例年以降C2)クラスが設けられた。Cジュニア、C2クラスの使用可能燃料はレース距離1000km当たり330L。燃料タンク容量は100リッター(C1、C2とも。ただし83年のCジュニアのみ55L)。最終的にはC1の最低重量は1000kgまで引き上げられ、燃料総量もレース距離1000km当たり510L(ルマンでは2550L) まで制限された。ポルシェ956が初年度から連勝し、ポルシェワンメイクレースの様相を呈した。85年からはレギュレーション変更に合わせてポルシェ962Cが登場し、世界のベストセラーレースカーとなった。年に1回は、日本でもWEC-JAPANとして全日本耐久選手権のダブルタイトルで開催された。
世界エネルギー会議
【英】: world energy conference
略語: WEC
1924 年ロンドンにおいて設立された。長年、世界動力会議と称せられてきたが、1968 年に名称を世界エネルギー会議に変更した。定款第 2 条に掲げられた当機関の目的は、(1) エネルギーの潜在的資源並びにエネルギーの生産・輸送・変換および利用に関するあらゆる面からの考究、(2) エネルギー消費とその地域の経済活動の発展との総合的関連の考究、(3) エネルギー供給および利用における社会的および環境的問題の考究、(4) (1) ~ (3) 号に掲げる事項に関する資料の収集および発表、(5) (1) ~ (3) 号に掲げる事項になんらかの点において関係する者による会議の開催、となっており、あらゆる種類のエネルギーをあらゆる面から研究し、全世界の人々の幸福に役立たせようとするものである。主な事業は、定期大会の開催( 3 年ごと)、国際執行理事会の開催(毎年)、特別委員会による特定課題の調査研究、情報資料の収集および図書の発行などである。定期大会は現在までに 12 回開催されており、次回は 1986 年 10 月にフランスのカンヌにおいて開催される予定である。なお、会員数は 79 の国および特定の地理的区域( 1984 年末現在)であり、わが国は創立当初からの会員国(ただし、大戦中一時退会し、1951 年に再加入)であり、現在米国、ソ連、英国、西独、フランス、カナダと共に最上級の会費を負担するとともに、活動面においても指導的役割を演じている。 |

WEC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/05 01:15 UTC 版)
WEC
- ウェスティングハウス・エレクトリック (Westinghouse Electric Corporation)- アメリカ合衆国の電機メーカー
- WECインターナショナル - キリスト教系奉仕団体の一つwec-japan.org
- ダム水源地環境整備センター (Water Resources Environment Engineering Center)
- FIA 世界耐久選手権 (FIA World Endurance Championship) - モータースポーツのカテゴリー。
- World Extreme Cagefighting(ワールド・エクストリーム・ケージファイティング)- アメリカ合衆国の総合格闘技団体
- ケンドーコバヤシのWEC~ワールド映像クラシック2009
- アメリカ合衆国の雑誌『全地球カタログ』(ホール・アース・カタログ)の略称
- 世界エネルギー会議 (World Energy Council)
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