三重県発足
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1876年(明治9年)4月18日 - 第2次府県統合により三重県と度会県が合併して、現在の三重県となった。初代県令(知事)は岩村定高(佐賀県士族)であった。 1876年(明治9年)12月 - 1873年(明治6年)7月より行われた地租改正に、農民が反対する地租改正反対一揆(伊勢暴動)が発生する。 1878年(明治11年)1月17日 - 伊勢新聞創刊。 1887年(明治20年) - 木曽三川の分流工事が着工。 1888年(明治21年) - 四日市市に関西鉄道株式会社が設立。木曽三川の橋の建設が開始。 1894年(明治27年)7月5日 - 関西鉄道の四日市〜桑名仮停車場間が開通。東海道本線の草津駅までが繋がる。 1895年(明治28年)5月24日 - 関西鉄道の桑名仮停車場〜桑名間が延伸。名古屋〜前ヶ須(弥富)間が開通。 1895年(明治28年)11月7日 - 関西鉄道の桑名〜前ケ須(弥富)間が開通。初めて愛知県へ陸上移動することが可能となった。 1900年(明治33年)4月22日 - 木曽三川の分流工事の成工式が行われた。 1925年(大正14年)6月1日 - NHK大阪放送局が仮放送を開始。三重県でラジオの聴取が始まる。 1925年(大正14年)7月15日 - NHK名古屋放送局がラジオ第一放送を開始。 1929年(昭和4年)1月30日 - 伊勢電気鉄道(現在の近畿日本鉄道)により四日市・桑名間が開通。 1930年 - 1932年(昭和5年及び昭和7年)大阪電気軌道は桜井駅 - 名張駅 - 参急中川駅(現・伊勢中川駅) - 宇治山田駅間(本線、現・近鉄大阪線・近鉄山田線)および、中川駅 - 津駅間(津支線、現・近鉄名古屋線の一部)を開業。 1932年(昭和7年) - 大阪電気軌道と参宮急行電鉄が、大阪上本町駅 - 宇治山田駅を2時間1分で走破する直通特急電車の運転開始。 1933年(昭和8年)11月8日 - 現在の桑名市長島町と愛知県弥富市との間の木曽川に尾張大橋が開通し、供用を開始。 1934年(昭和9年) - 現在の桑名市長島町と桑名市中心部との間の長良川と揖斐川に伊勢大橋が開通し供用を開始。これにより徒歩や自動車によって愛知県へ移動することが可能となった。 1938年(昭和13年)6月26日 - 関西急行電鉄(現在の近鉄名古屋線)により桑名〜関急名古屋間が開通。 1944年(昭和19年)12月7日 - 尾鷲市沖約20kmを震源とする東南海地震が発生して、尾鷲市や熊野灘沿岸一帯が津波で壊滅的な被害を受ける。死者・行方不明者は全部で推定1223人であった。 1945年(昭和20年)1月14日、7月28日 - アメリカ軍が宇治山田市(現在の伊勢市)へ空襲(宇治山田空襲)。死者192人(7月28日)。 1945年(昭和20年)6月18日 - アメリカ軍が四日市市へ空襲(四日市空襲)。死者736人。市街地のほとんどが廃墟になる。 1945年(昭和20年)7月24日 - 7月28日 - アメリカ軍が津市へ空襲(津大空襲)。死者1,239人。旧市街や工場地帯が焼失。 1951年(昭和26年)9月1日 - 中部日本放送(略称CBC、現在のCBCラジオ)と新日本放送(略称NJB、後の毎日放送。現在のMBSラジオ)が本放送を開始。三重県で民間放送によるラジオの聴取が始まる。 1953年(昭和28年)10月 - ラジオ三重が設立、12月にコールサインJOXR、略称RMC、周波数860kc(kHzと同義)・出力1kWで津市から本放送を開始。 1954年(昭和29年)3月1日 - NHK名古屋放送局とNHK大阪放送局がテレビ放送を開始。三重県北中部でテレビの視聴が始まる。 1955年(昭和30年)- 三重県立四日市高等学校が第37回全国高等学校野球選手権大会で初出場初優勝。 1956年(昭和31年)12月1日 - 中部日本放送テレビ(現在のCBCテレビ)と大阪テレビ放送(略称OTV、現在の朝日放送テレビ)が本放送を開始。三重県北中部で民間放送によるテレビの視聴が始まる。 1957年(昭和32年)11月 - ラジオ三重が 近畿東海放送(略称KTB)に社名変更。 1959年(昭和34年)4月29日 - 御在所ロープウェイが開業。 1959年(昭和34年)7月15日 - 紀勢本線が全通。 1959年(昭和34年)11月20日 - 近畿東海放送が岐阜県のラジオ東海(略称RTC)と合併し、名古屋市に東海ラジオ放送を設立。 1959年(昭和34年)9月26日 - 伊勢湾台風が襲来して甚大な被害を被る。 1960年(昭和35年)3月 - 東海ラジオ放送の津放送局が閉局。 1960年(昭和35年) - 四日市コンビナートが排出した亜硫酸ガスによる大気汚染で、四大公害病の一つ、四日市ぜんそくの被害が広がる。 1962年(昭和37年)9月 - 鈴鹿サーキットが開園。 1965年(昭和40年)3月1日 - 紀勢本線経由で名古屋駅 - 天王寺駅間に特急「くろしお」が運転開始。 1965年(昭和40年)12月16日 - 三重県初の自動車専用道路として名阪国道が開通。 1966年(昭和41年)3月 - ナガシマスパーランドが開園。 1969年(昭和44年)11月3日 - 三重テレビ放送が放送を開始。 1970年(昭和45年)4月6日 - NHK津放送局がFMラジオ放送(呼出符号JONP-FM)を開始。 1970年(昭和45年)4月17日 - 四日市IC - 亀山IC間が日本道路公団(現 中日本高速道路)が管理する一般有料道路の国道1号東名阪道路として開通する。 1973年(昭和48年)4月1日 - 東名阪道路が三重県初の高速自動車国道である東名阪自動車道となった。 1973年(昭和48年)4月2日 - NHK津放送局が三重県域のテレビ放送を開始。 1985年(昭和60年)6月1日 - FM三重が放送を開始。 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により関西本線の亀山駅 - 島ヶ原駅が西日本旅客鉄道。亀山駅 - 長島駅、紀勢本線の亀山駅 - 新宮駅、参宮線、名松線 が東海旅客鉄道となる。 1994年(平成6年)4月22日 - 志摩スペイン村が開園。雪が降る。四日市市では、最深積雪53cmを記録した。 1998年(平成10年)7月12日 - なばなの里が開園。 2000年(平成12年)6月 - 滋賀県、福井県、岐阜県とともに日本まんなか共和国を設立。 2000年(平成12年)11月1日 - 四日市市が特例市へ移行。 2003年(平成15年)12月1日 - いなべ市が発足(県内で初の平成の大合併) 。 2004年(平成16年)7月7日 - ユネスコ世界遺産に「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録される。 2004年(平成16年)9月29日 - 台風21号による豪雨で、宮川村(今の大台町)で土石流災害が発生する。死者6人、行方不明者1人。(宮川豪雨) 2007年(平成19年)4月15日 - 三重県中部地震が発生し、亀山市や鈴鹿市などで重軽傷者12人。 2009年(平成21年)10月8日 - 台風18号による豪雨で東海旅客鉄道(JR東海)名松線の家城駅 - 伊勢奥津駅間の約40箇所で土砂崩れや路盤流出が発生し、バスで代行運転となる 2009年(平成21年)11月13日 - マルエーフェリーの「ありあけ」が熊野灘で座礁。 2010年(平成22年)6月28日 - 伊勢自動車道の津IC - 伊勢ICと紀勢自動車道の全線で高速道路の無料化社会実験が始まる。 2010年(平成22年)10月1日 - 伊勢湾フェリーが三重県・愛知県・鳥羽市・田原市の2県2市から支援を受けて廃止を免れ、新体制での事業を開始。 2011年(平成23年)4月 - 鈴木英敬が全国最年少で知事に就任。 2011年(平成23年)6月19日 - 伊勢自動車道の津IC - 伊勢ICと紀勢自動車道の全線で行われていた無料化社会実験が終わる。 2011年(平成23年)9月5日 - 平成23年台風第12号が襲来し、東紀州が被災。 2012年(平成24年)7月9日 - 鳥羽港改修工事について公開した公文書について県の組織ぐるみでの改竄が明らかとなる。 2016年(平成28年)5月26日・27日 - 三重県南部地域の志摩市の賢島で第42回先進国首脳会議「伊勢志摩サミット」を開催。 2017年(平成29年)4月21日(〜5月9日まで19日間) - 三重県営サンアリーナとその周辺で第27回全国菓子大博覧会「お伊勢さん菓子博2017」を開催。 2018年(平成30年)8月1日(総合開会式) - 三重県を主とした東海地区で平成30年度全国高等学校総合体育大会「2018 彩る感動 東海総体」を開催。 2019年(平成31年)4月17日から19日 - 天皇皇后が「神宮に親謁の儀」に臨むため伊勢市と志摩市を訪問。在位中最後の行幸啓。 2021年(令和03年)8月26日 - 当所9月25日から10月5日に開催予定だった国民体育大会「三重とこわか国体」、10月23日から25日に開催予定だった全国障害者スポーツ大会「三重とこわか大会」の中止が決定。(詳細は「#スポーツ」を参照)
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