三重県桑名市の蛤志るこ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 05:32 UTC 版)
三重県桑名市で蛤志るこの製造・販売を行う和菓子店は複数あるが、代表的な店としては、1895年(明治28年)創業の玉川軒老舗(相川町)があげられる。開始年代ははっきりしないが、初代当主の頃から製造を行っている。原材料は砂糖、小豆、馬鈴薯澱粉、もち米、葛粉、塩。もち米で作られた最中は桑名名産の蛤をかたどったもので、表面は炭火で焼かれ、こげ目がついている。原材料に葛が用いられているため、とろりとした食感がある。土産物、外出時の携帯用の汁粉などとして親しまれている。 他に、花乃舎(南魚町)、亀良菓子舗(入江葭町)などでも蛤志るこの製造・販売が行われている。
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