直通特急とは? わかりやすく解説

直通特急

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 02:46 UTC 版)

直通特急(ちょくつうとっきゅう)とは、日本の私鉄で使われている列車種別の一種である。

2020年現在、日本の鉄道事業者では阪神電気鉄道山陽電気鉄道阪急電鉄で運転されている。過去には大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)でも運転されていた。

阪神電気鉄道・山陽電気鉄道

阪神電気鉄道と山陽電気鉄道では阪神大阪梅田駅 - 山陽姫路駅間で運行されている特急列車の種別として使われ、1998年に運行を開始した。車両は阪神は1000系、8000系、9000系、9300系を、山陽電鉄は5000系5030系及び6000系を、それぞれ使用する。

阪急電鉄・大阪市高速電気軌道

阪急電鉄では、春・秋の行楽期に神戸本線から京都本線を経由して嵐山線に直通する臨時特急列車の種別として、7000系京とれいん 雅洛」を使用した列車が西宮北口駅 - 嵐山駅間で2019年まで運転された。2020年以降は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で運転されていない。なお、2011年から2018年までは神戸高速線今津線千里線Osaka Metro堺筋線からも嵐山線へ直通する直通特急が運転されていた。

東京BRT

東京BRTでは、コミックマーケット開催中に限り、各停便において途中停留所から乗降する客が乗れないことを考慮し、途中停留所を通過する国際展示場駅新橋行き直通特急バスが運行されている。

関連項目


直通特急

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 06:27 UTC 版)

阪急神戸本線」の記事における「直通特急」の解説

阪急嵐山線#臨時列車」も参照 元は2008年秋より運転を開始した春・秋行楽期限定の嵐山駅直通臨時列車嵐山線駅のホーム有効長の関係で6両編成であり、現在は7000系7006F「京とれいん 雅洛」が充当される。 2009年秋までは臨時という種別運転し直通運転充当した編成には専用サボや、ドア側面にはその旨表示するステッカー用意された。2010年春行楽期より、新たに直通特急という種別与えられ直通運転充当され編成には専用の「直通特急」の種別幕追加された。運転日は、春・秋行楽期の特定の土曜・日曜・祝日運転日公式ウェブサイトなどで随時発表される)で、高速神戸駅発着今津線経由宝塚駅発着それぞれ1日1往復運転される。この列車十三駅スイッチバックして京都本線直通するため、梅田駅には乗り入れなかった。神戸本線内の停車駅は、高速神戸発着快速急行同一宝塚発着準急同一高速神戸行き六甲駅特急待避した。 2011年より新たに「あたご」(高速神戸駅発着)・「とげつ」(今津線経由宝塚駅発着)という愛称それぞれ付けられたが、専用編成のうち7017Fが2015年11月から2017年11月までわたせせいぞうイラストによる神戸観光スポットなどがあしらわれラッピング列車爽風となったことから、2016年には直通特急の愛称も「爽風」として運転された。 2018年3月17日から2019年10月31日には同じ「爽風」の愛称で、中村佑介イラストによるラッピング列車運行していた(2018年11月17日デザイン一部リニューアル)が、ラッピングされる編成変更されたため、嵐山駅直通臨時列車愛称は「あたご」に戻された。 2019年春以降は「あたご」「とげつ」の運転が取りやめられ平日火曜水曜木曜限り京とれいん 雅洛」による直通特急(列車愛称はなし)が西宮北口駅 - 嵐山駅間で運転されている。 2020年春以降新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言発令影響や、利用状況踏まえ運転を取り止めている。 高速神戸駅停車中の直通特急・嵐山行き わたせせいぞうイラストラッピング列車爽風」で運転された直通特急・嵐山行き夙川駅にて) 直通特急として運行される京とれいん雅洛西宮北口駅にて撮影

※この「直通特急」の解説は、「阪急神戸本線」の解説の一部です。
「直通特急」を含む「阪急神戸本線」の記事については、「阪急神戸本線」の概要を参照ください。

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