ワイシャツ 日本語での呼び名について

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ワイシャツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 08:57 UTC 版)

日本語での呼び名について

Yシャツを販売している店、新橋にて

ワイシャツ

「ワイシャツ」という言葉は、前述の通り英語の“white shirt”(白いシャツ)から生まれた。※(「ホワイト」よりも「ワイ」とカタカナ化する方が、実際の英語の white の発音に近い)。ホワイトシャツは、明治末期に一般化したものであるが、その後、大正初期にかけて、この語はワイシャツとなって一般に定着した。さらにその後、昭和初期には、原義をこえて背広の下に着るシャツの意味で使われるようになった。このため「ワイシャツ」という言葉は、日本固有の単語であり海外では通用せず(ただし、韓国においては日本経由により標準語として使われている)、近年では関東を中心とした東日本で用いられている。「Yシャツ」とも表記するが、当然ながら「Tシャツ」とは語源が全く異なるものである。黒いワイシャツ、赤いワイシャツなどは原義からすれば、誤った表現である。

カッターシャツ

1918年(大正7年)に大阪のスポーツ用品メーカー美津濃(現:ミズノ)が、「カッターシャツ」という名称のカジュアルシャツを売り出した。野球の試合で観客が「勝った」と歓声を上げていることにかけて、美津濃の創業者・水野利八が名付けたという。この商標が一般化し、関西を中心とする西日本で用いられている呼称である。特に学校制服として用いられるような白いプレーンなシャツというイメージが強いとされている。

ドレスシャツ

英語: dress shirtをそのまま日本語読みにした呼び名。英語: dress shirtは、日本語でいうところの「ワイシャツ」とほぼ同じ意味合いであるが、日本語の「ドレスシャツ」という呼び名を一部の人々は「礼装用のシャツ」というイメージで捉えている。ただし、実際には礼装用シャツは英語: boiled shirtという。多くの人にとって「ドレスシャツ」のほうが「ワイシャツ」よりも洒落た響きがすることから、特に紳士服店で用いられる呼び名である。

ホンコンシャツ

日本をはじめとする東アジアでは、夏の蒸し暑い気候に合わせて、半袖のワイシャツがよく用いられる。1960年代、「ホンコンシャツ」という名前で石津謙介が製作し、ヒットして日本に定着した。

カジュアルシャツ

白や水色、薄いピンク以外の色や無地以外のシャツを使用した物や両胸にポケットがあり、レギュラーカラーやボタンダウン、スタンドカラーなどの襟に変化を付けたもの、デニムやダンガリー、シャンブレー、フランネルなどの既存のワイシャツと織物や素材を変え使用した物、チェックストライプなどの模様が施された物、身幅を絞り細身にしたシャツは「カジュアルシャツ」や「ダンガリーシャツ」、「ワークシャツ」、「ネルシャツ」、「パイロットシャツ」(半袖で肩章―正しくはショルダーループ―が付いたシャツ。操縦士の夏制服である事から)などと呼称されることがある。


  1. ^ エイミス p 54
  2. ^ 阿部幸子 ・鷹司綸子 ・田村照子 ・中島利誠 ・丹羽雅子 ・藤原康晴 ・山名信子 ・弓削治 編『被服学辞典』朝倉書店、2012年06月25日、ISBN 978-4-254-62014-6
  3. ^ 田中千代 『田中千代 服飾辞典』新増補第2刷、同文書院、1982年3月。
  4. ^ JIS L 4107日本産業標準調査会経済産業省
  5. ^ エイミス p 90






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