開通前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/27 09:10 UTC 版)
隠岐諸島の西ノ島には一定規模の河川が存在せず、また平地が少ないことから農業は盛んではない。西ノ島の主産業は漁業であり、浦郷港は島前随一の漁業基地だった。しかし、沿海に好漁場を有しながら十分な活用ができない状態だった。 西ノ島の西方の外海は優れた漁場であるが、西ノ島の西海岸には三度以外に漁港がなく、浦郷港から出港した船は大きく迂回しないと外海にたどり着けなかった。無動力船の時代は外海に出ること自体に大きな労力が必要であり、冬季は北西からの季節風や高波の影響で出港できないことも多かった。このため、かつては浦郷湾から人力で船を引っ張って地峡部を越えることもあり、このことから船越という地名が生まれたとされる。
※この「開通前」の解説は、「船引運河」の解説の一部です。
「開通前」を含む「船引運河」の記事については、「船引運河」の概要を参照ください。
開通前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 09:40 UTC 版)
2009年 3月4日 - 橋脚橋桁ガイドレール間接合を固定ボルトの代わりに溶接。建設会社の勝手な設計変更が発覚。 3月6日 - 車両モーター急造疑惑発覚。車両設計時、外国の既成品モーターを利用する予定であったが、2008年12月になって施工者の韓信工営は急遽モーターを国内で開発するとして、発注元である仁川交通公社の承認を要求。4か月間で、開発と製作、テスト装着までのすべて終えるとした。 3月9日 - 部材を交換せずに溶接除去とボルト留め。一度溶接した部材剥離に建築物解体に用いる溶接除去工事。加熱による材質劣化により、このままボルト留めしては設計時想定の弾性と強度を満たさない可能性を指摘される。 12月16日 - 無理な工期短縮、施工誤差多発。橋脚1つあたりの工期を、一般的には10.5日かかるところを工法変更により1.5日に短縮。橋脚基礎工事期間は、予定の1711日から1467日減の244日。行政安全部の調査により橋脚163か所のうち円形橋脚142か所が精密施工されず、最大で219ミリメートルの施工誤差が発生したとして摘発に至る。 2010年4月30日 - 試運転をしていた列車が、停車していたレール点検車両に追突する事故が発生。レール点検車両が2メートルほど押し出されて駅施設に衝突。駅外壁に設置されていた大型電光板が道路に落下。負傷者なし。 8月17日 - 脱輪による部品落下事故 月尾文化の街駅から移民者博物館駅間に進入しようとしていた試運転中の列車がバランスを崩し、軌道上の碍子に接触し破壊しながら停車。碍子の一部が落下し、歩行者1名が負傷した。事故原因は案内車輪の破損による脱輪とされている。 2012年 1月12日 - 建設を請け負った韓信工営、下請けの無免許事業者への施工指示疑惑発覚。2013年07月19日、地裁において韓信工営に無罪評決。ただし、下請け業者から金品を受け取った韓信工営従業員には懲役6ヶ月 - 1年6ヶ月、執行猶予3年などの有罪を宣告した。 1月31日 - 鉄製Y字型ガイドレールから安易なアルミ製ガイドレールへの施工変更疑惑発覚。 2月7日 - 車庫建設に伴う工事費水増し疑惑と狭小な車庫設備が発覚。 5月4日 - 集電装置部品落下事故 試運転中列車が移民史博物館駅に進入する際、車両下に取り付けられた集電装置部品が線路下10メートルに落下。負傷者なし。 10月5日 - 仁川広域市中区がイベント用に設置したアルミ構造物と試運転中の列車との接触事故が発生。構造物は変形し車両は左ドアが破損。事故当時、列車には車両点検のために人が乗っていたにも関わらず、事故を防げなかったことが指摘されている。また、無人運転であるにもかかわらず、列車前方の障害物を検知できるセンサーが存在しないことが分かった。 2013年 1月15日 - 仁川交通公社が再稼働への検証業務について中間結果を公表し、設計に総体的な欠陥があり、安全性と収益性いずれも著しい懸念があるとした。 案内輪の耐久性(試験結果5つのうち3つに亀裂) 集電の電車線が急カーブ部分で軌道から離脱 乗り心地試験で9回中8回が不合格 車両とレールの接触不良で感電懸念 定位置停車について24%が基準値超過 急発進する不具合について制御装置の設計不良 などが確認され、安全な走行のために、再設計が必要という評価だった。また仁川発展研究院によると、このまま開業した場合、初年度で約35億ウォン、2017年には約43億ウォン、2022年には約57億ウォンの赤字が生じるとしている。 1月30日 - 仁川の市民団体が前年12月29日に「適用法を軌道・索道法に変えれば開通は可能で、安全性は乗客が保険に入ればよい。」と発言した中区長に対し公開謝罪を要求。 4月24日 - 仁川市長らを迎えた試乗の際、駅間で急停車したり、駅での停車時にホームドアから外れた位置で停止するなど、自動運転システムのトラブルが多発。 5月22日 - 仁川交通公社がKRRIに委託していた安全性検証検討結果が公表され、車両、軌道、土木、信号・通信すべての分野に問題があり、現状での無人自動運転は不可能とされた。 車両の案内輪について、2.1トンの荷重(約32人乗車)時に71万回転(基準値100万回転)で亀裂が発生し、脱線の危険性がある。 Y字形ガイドレールの軌道への固定が弱く、横倒しになる危険性があり、全て撤去の上で補強締結具とともに再敷設が必要。 乗客の緊急脱出装置が長さ7メートルで、当路線軌道面高さの8 - 12メートルに対して不足している。 橋脚の位置が基準の50ミリメートルを超えてずれているため、直線上でもレールが歪曲していた。 橋脚の95%が傾いており、落下物防止装置もない。 信号・通信について、定位置停車成功率が基準の99.99%を大幅に下回る74%で無人自動運転が不可能。 碍子の乾燥試験について、25%が不良判定 車両とレール間の絶縁装置について、性能不足による感電事故の懸念。また、塩害対策もなされていない。 乗り心地の改善について、車両の衝撃を緩衝する縦方向と水平方向のダンパーをそれぞれ20個、40個ずつ追加設置する必要がある。 ワイヤレス音声通話感度が10区間で基準以下であり、有事の際に指令室で車両を制御することができない場合がある。 撤去の場合、費用は250億ウォン 計画通りの運行には再施工レベルの補修・補強作業が必要で、その際の費用は157億ウォン。 5月23日 - 交通公社が課した施工不良対する罰金について、監理会社が起こした取消訴訟を最高裁が棄却し、施工不良・監理不良が事実上認定された。 5月30日 - 仁川の市民団体が手抜き工事と血税浪費の法的責任を問うため交通公社と施工会社、前市長安相洙(アン・サンス)を告発。 2016年 5月 - 市長が国会議員を務めていた2004年当時、当路線の計画が持ち上がった直前に親族とともに通過予定地に土地を購入したり、2007年の容積率緩和、2014年の仁川観光公社設立など好材料が相次いだことに対し、便宜供与や計画的不動産投機ではないかと疑惑が浮上し、市長が市の土地開発計画議決決済を保留する事態に発展している 6月22日 - 仁川交通公社社長、2号線や当路線開業を直前に控えているにも関わらず、任期を1年半残し突如辞任。 2017年 3月17日 - 交通公社がガラムスペース社との契約を解消。また市予算による直接事業に切り替える方針を表明。 3月21日 - 市民団体が1,000億ウォンを無駄にしたと、住民監査請求のための署名運動を開始。
※この「開通前」の解説は、「月尾海列車」の解説の一部です。
「開通前」を含む「月尾海列車」の記事については、「月尾海列車」の概要を参照ください。
- 開通前のページへのリンク