専用道路開通前の輸送状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 15:33 UTC 版)
「宇部興産専用道路」の記事における「専用道路開通前の輸送状況」の解説
専用道路開通前までは、伊佐工場 - 美祢駅間に自ら建設した貨物専用線を介して、美祢駅(美祢線) - 宇部港駅(宇部線)間で、当時の宇部興産の石炭・石灰石輸送が実施されていた。最盛期には宇部港駅と美祢駅の貨物取扱量が年間約770万t(1978年度)に上り、当時の日本一であったが、専用道路の供用とともに輸送量は減少し1998年、同区間での鉄道による石灰石輸送は終了した。 この輸送ルートにあたる宇部駅 - 厚狭駅(山陽本線)間には、この区間での平面交差を避ける目的で単線の別線が設けられていたが、後に別線部分は廃線となっている。
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