記憶遺産とは? わかりやすく解説

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記憶遺産

読み方:きおくいさん
別名:世界記憶遺産
英語:Memory of the World

UNESCO認定している、後世に残すべき歴史的な文書記録登録する制度。「世界遺産」「無形遺産」(無形文化遺産)に並ぶUNESCO事業で、歴史上に残る文書歴史的人物の手稿などが登録される

記憶遺産の例として、「訓民正音」や「マグナ・カルタ」、「アンネの日記」、ベートーベン交響曲第9番」(第九)の直筆楽譜」などが登録されている。

記憶遺産は1997年開始され事業であり、韓国などでは早くから複数資料が記憶遺産に登録されているが、日本からは長らく登録がなかった。2011年5月26日福岡県立大学福岡県川田市と共同申請していた炭鉱記録画家山本作兵衛による炭鉱記録画が、国内初の記憶遺産として登録された。

関連サイト
Memory of the World - UNESCO(英語)

きおく‐いさん〔‐ヰサン〕【記憶遺産】

読み方:きおくいさん

世界の記憶


世界の記憶

(記憶遺産 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 22:23 UTC 版)

世界の記憶(せかいのきおく、英: Memory of the World、略号 MoW: Mémoire du monde)は、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が主催する事業の一つ。危機に瀕した古文書書物などの歴史的記録物可動文化財)を保全し、広く公開することを目的として、1992年に創設された[1]。選定件数は2022年12月時点で地域登録を含め490件超である[2]




「世界の記憶」の続きの解説一覧

記憶遺産

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:41 UTC 版)

灌漑」の記事における「記憶遺産」の解説

ユネスコ三大遺産事業一つである記憶遺産は、歴史的社会的な事象伝え記録保護目的としている。 セマウル運動記録物韓国1970年代展開され農村近代化運動における資料で、灌漑整備についても言及されている アラル海記録過剰灌漑による環境破壊調査したカザフスタン報告書 チュラロンコーン王の政策文書タイ王国かんがい施設遺産ランシット運河チュラロンコーン調整池開発記述を含む

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記憶遺産

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/07 18:51 UTC 版)

シャルル・エミール・レイノー」の記事における「記憶遺産」の解説

哀れなピエロ』(Pauvre Pierrot)と『脱衣所のまわりで』(Autour d'une cabine)が、2015年ユネスコ記憶遺産登録された。

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記憶遺産

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 13:51 UTC 版)

アジア・アフリカ会議」の記事における「記憶遺産」の解説

2015年、『世界平和協力推進に関する宣言』の原本会議議事録会議様子捉えた写真・映像などがユネスコ記憶遺産登録された。

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