習慣・癖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 14:33 UTC 版)
まだ乳児ということもあり、いかなる場所でも排泄をする。また、みさえがおまるを使った排泄を教えるも、習得には消極的である(しんのすけは習得は早かったが、みさえはしんのすけの習得能力は特殊とも評している)。そのため、緊迫した場面や他人の口内での排便などもお構い無しで、周囲を翻弄させる。みさえ(時々、ひろしやしんのすけ)がおむつ交換をする際は下半身が露出されることとなるが、しんのすけは前も出す描写があるのに対し、ひまわりはお尻を出すだけ、あるいは前を描写するときは膝を閉じる等と隠した状態となっている。 それ以外にもイケメンに一目惚れし頬を赤くしたり、離れるときに暴れる、みさえの女性週刊誌を手に入れるためにおもちゃを高々と投げる、光モノに目がくらみとんでもない行動を起こす等、様々な行動を起こしている。 イケメン男性の写真(雑誌のページの切り抜き)や光モノ(みさえの装身具や光モノのチラシ)を密かなコレクション(どちらかと言えば、私物化のスタンス)にしている。それらは布団の下か、服の中(さらには口の中)に隠している。掃除の際にみさえに捨てられたり、装身具(=みさえの所有物)を取り返されると、激しく逆上する。 劇場版『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』ではこれが原因で、大スペクタクルに野原一家が巻き込まれることになる。 また、光モノ以外では革の鞄がお気に入りらしく、ひろしの鞄に執着して離れなかったことがある。 酒の匂いや大人の食べるものが好きらしく、しばしばなめる、食べるなどする。恋愛ドラマや昼ドラマ、昼下がりの電話相談に興味津々になる事もある。 母親のしぐさや生活習慣をよく観察し、真似る。寝ころんでミルクを飲む、グリグリ攻撃の真似をする、テレビ番組に向かって意見する、など、性格からしぐさまでほぼ母親の姿まる写しといったところである。 しんのすけのことが大好きな筋金入りのお兄ちゃん子。みさえと仲違いした際は「しんのすけに世話になる!」と頼ったり(直後にしんのすけに母乳を求めるも失敗し、みさえを許す)、他にも普段からしんのすけと遊んでおり、特に「ケツだけ星人」や「半ケツフラダンス」「ぞうさん踊り」などはお気に入りのようである。意見が食い違う事はほとんどない。みさえにしんのすけが子供としての意見を述べる際、しんのすけに共感している場合はしんのすけと同じ目の形となり、同じ仕草をする。ただ、接しているうちに下品な行為(みさえに向かって放屁をする等)までも真似をすることがあり、みさえにとっては悩みの種となっている。他にはしんのすけ(特にひまわりが産まれる前)と同様にみさえの化粧品を使っての悪戯行為もやることがある。 たまにゴットファーザー愛のテーマを兄妹で踊っていることもあるらしく、これを彼女が入園式で踊ったがために他の園児である美憂と喧嘩になった。 劇場版ではしんのすけと行動を共にすることも多く、時には抜群の連携を見せる事もあり、かなり太い絆で結ばれた兄妹である。 「ひまわりと絶交だゾ」においては、しんのすけのおもちゃを壊してしまい、そのことが原因でしんのすけに「絶交宣言」をされたときに絶望的な表情を見せ、家を出て行ったしんのすけの帰りを玄関先でずっと待っているなど、絆の強さの片鱗を見せている。しかし、反省しているのはしんのすけに嫌われた直後であって、時間が経つとまた悪戯し放題になる。この後もアイスを機に仲直りするが、しんのすけが食べる分を全部平らげたことで再度、絶交を言い渡される。 0歳児にして女としての自我が芽生えており、デパートの子供広場で桜田ネネと監視員の取り合い喧嘩に発展したり、小児科医に惚れ、「ミルク飲んだ後ブクブクをしてなかったわ」「勝負・紙おむつにしてくれば良かった」などと後悔したり、父親の顔を見て泣き、イケメンのお面をつけたしんのすけに喜ぶなど、一般的な0歳児をはるかに超えた異性への意識を持つ。 風間トオルには将来的なイケメンの素質を見出し、すぐに懐いていた。 計算高い行動をとることもあれば、純粋すぎる行動をすることもある。 また、自分の乳児という立場を存分に利用して目的を達成することもある。逆に純粋すぎる行動でしんのすけを骨折させてしまった事もある。 劇場版などでかすかべ防衛隊の臨時隊員として加入することがある。パーソナルカラーはオレンジ[要出典]。 食欲も年齢に相応せず、かなりの旺盛である。好物はプリンで、みさえがしんのすけとひまわりの2人分を買ってくるものの、しんのすけの分までも横取りする、あるいはしんのすけに半分個しようと言われても全部食べようとしてしまうほどである。
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習慣・癖
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日常生活で酒を飲むことはほとんどないが、同窓会や忘年会といったイベントの際は飲むことがある。しかし酒癖が悪く、酒に酔うと形振り構わず悪態をつく癖があり、あまりの酒癖の悪さにしんのすけが周りの客やみさえの友人に謝ったほどである。本田ケイコ(おケイ)という親友がおり、一緒に飲みだすと酒乱に陥る。普段は標準語を話し(同郷のみさえとおケイとのやり取りも標準語である)、自分の親や姉妹の前では熊本弁を話すが妹のむさえとは標準語で話すことが多い。酒乱に陥ると熊本弁で話すこともある。 便秘が持病で、イライラしている事もしばしば。便秘中は凶暴化し、便秘が解消した後は嬉々としている。カレンダーに便が出た日にはニコニコマークを描いて記録している(アニメより)。 セール品・高級品には目が無く、チラシで目に付いた商品はすかさず入手する。高級なアクセサリーや化粧品などを時々購入するが、それらの品物はしんのすけまたはひまわりの悪戯やしんのすけ(時にはひろしも)のドジのせいで台無しになる事がよくある。また、高級レストランや美術館へ出向いた際には上品な立ち振る舞いで清楚を装うが、しんのすけのペースに飲まれてついつい地が出てしまう。ワイドショーや漫才を観賞しながら昼寝をする姿も散見される。本人曰く「お昼寝は専業主婦の特権」。その際手元にはしばしば草加煎餅が置いてある。また、しんのすけの朝寝坊には苦労しており(アニメ『近道は、遠い道だゾ』(2001年6月15日放送)など)、バスに乗り遅れた際は自転車で送っている。 一方、情が強いのみならず人情味があり情に脆い。移り気な性格だが、それだけに慈悲心が強く薄情なことは出来ない質である。しんのすけに付き添い、子供のアニメと高を括りながらカンタムロボ(劇中劇)を観ていたみさえであったが、いつの間にか感情移入し、良い話だと涙している。この習性はしんのすけに対してもよく見られ、我が子の時折見せる純朴な姿にしばしば心打たれている様子である。 非常にのりやすい体質でもある。子供の頃はおきゃんな少女で、現在と変わらず見栄っ張りの様子である。 時として大人気ない言動や行動が伴う。ひろしの会社からの借物である携帯電話(当時は携帯電話の普及率が低かった。また後にみさえ本人も携帯を持つ)に目を輝かせたり、収納整理の際に押入れから出て来たセーラー服を着たりする(その際、目一杯おなかを凹ませている)。また胸が小さいことがややコンプレックスであるらしく、時折Cカップになる夢を見たり、劇場版『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』では変身の際やたらと豊胸だった。その他、恥かしげもなく菜の花から菜種油が取れることに感心してみたり、しんのすけと一緒に他人のデートを見物するなど、無邪気な習性を垣間見せる。また、しんのすけと遊ぶ際に本格的なコスプレをしては誤って外に出て、周囲の人に見られてしまい落ち込むこともある(原作では何度かこのケースのオチになる)。また、劇場版『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』では男装を披露しており、かすかべ防衛隊のネネと同じように男装が似合っていた。さらに2015年10月に放映された「母ちゃんは捨てる女だゾ」では古い服を大量に処分していた時に出てきたネコミミメイド服を着てみたり(この際にはひまわりに全速力で逃げられた)、挙げ句の果てにそれを残してクローゼットに入れたりしていた(この際、作業用のいわゆる「汚れてもいい服」を全く残していなかったため、町内清掃でいい服を汚してしまい落ち込むというオチになった)。 しんのすけからはよく料理下手と言われるが実際には下手ではない。普段は、あまり本気を出さずに手を抜くことがあるだけで(とは言っても普通の家庭料理)、本気を出せば、かなりの腕前の料理を振舞うことができる(しかし、しんのすけには「どうやらみさえはおばあちゃんの才能を受け継がなかったようですな」と称された。その際、ひろしと銀の助親子、みさえの両親は「ウンウン」と言いながら目をつぶってうなずいていた)。これらのやり取りは運動会などたくさんの幼稚園の保護者がいる時に多く、ひろしによれば、みさえ自身の見栄っ張りな性格が原動力になっている。 ひろしが機械やインターネット関係にはそれなりに精通しているのに対し、みさえはアナログ人間であり、機械には疎い。一応携帯電話は最新式の物を所有しているが、全く使いこなせずしんのすけのほうがうまく使えるようになった。ただし、連載や放送が進むにつれてスマートフォンを使っていたり、オシリ(Siriのパロディ)というバーチャルアシスタントを使っていたりクックパパット(クックパッドのパロディ)という個人が作った料理を載せられる料理サイトを使っているシーンも見られる。また、アニメ版ではTwitterらしきものをやっている描写もある。劇場版『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』では何度か「SFって訳が判らなくて苦手」と発言しており、ひろしがすぐに理解できたタイムパラドックスに関する話題も全く理解できていなかった。『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』でも同様の台詞があるが、SFに加えてファンタジーも嫌いと発言している。しかし魔法少女などが好きという趣向と矛盾しており、ひろしに指摘されるが「魔法少女はファンタジーじゃない」と勝手に解釈して返した。 収納が下手で、押入れや冷蔵庫に無造作に押し込むことが多いため、開けると物が流れ出てくる(通称「雪崩」)。これは母親譲りである。アニメでは、むさえも収納がヘタという設定がついた。 通販で宝石貴金属、ダイエットグッズ、キッチン用品、服などを購入しているが、みさえの飽きっぽい性格によって数回使うだけで終わったり、しんのすけ達によって台無しにされる事が多い。みさえはその商品を捨てたり、売ったり、リサイクルに出しておらず、「何時か使う」と言って捨てずにいる。その為、押し入れや納戸だけでなく、しんのすけが使う予定の子供部屋にも大量の通販の商品が放置されている。 宝石貴金属が好きだというが、ひまわりとは対照的に宝石貴金属に対する目利き能力はまったく無い。酢乙女あいがひまわりにあげた時価30万円のダイヤのネックレスを「おもちゃのネックレス」と言い、オマタからもらった時価数十万円もする金の勲章もおもちゃと勘違いし、さらにしんのすけが金の勲章を片付けなかったため、100個以上も溜まった金の勲章を一気に捨ててしまい、非常に後悔したこともある。なお、『新クレヨンしんちゃん』では宝石貴金属どころか美術系にも全く目利き能力がないという設定が追加されている。しんのすけと関わった絵画集団がバンクシーのような落書集団であったが、しんのすけの功もあり、世間からは評価されていた時期であった。その後、絵画集団はしんのすけ主導で野原家の壁に絵を描いていたが、その事態を見たみさえは単なる落書きと認識し、消すように命じたが、その場を通りがかった美術評論家からは絵画集団を評価し、庇ったにもかかわらず、みさえはその意見を聞き入れるどころか評論家にも落書きを消すように指示したのである。後にテレビで野原家の壁に絵を描いたのが絵画集団の作品だと気付き、その価値が時価数百万円だと分かった時には後悔したほどの美術音痴だと描かれている。 痩せるためにダイエットをしている描写も多いが、しんのすけまたはひまわりの妨害や本人の忍耐力の無さが原因で大抵は三日坊主で終わるか運動している途中でド忘れしてしまい、たまに成功しても再び過食してリバウンドするなどで失敗ばかりしている。この為、しんのすけ達(時にはみさえの家族(姉のまさえと妹のむさえ)などの周囲までも)からは呆れられたり、イジれられたりしている。ひろしとダイエット対決を行った際にはひろしが見事に成功したのに対して、みさえは失敗しますます太ると言うこともあった。上述の通り、高額なダイエット食品や器具を大量に購入するが、面倒くさがるため、最終的には押入れにたまりがちである。体重のキープもできておらず、劇場版『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』におけるゆがんだ未来のみさえは肥満体となっている。その他、ファミレスでしんのすけが注文した高い料理を残してしまい、もったいないとしてみさえが食べたのも太る原因となっている。 ダイエット以外にもふとしたきっかけから様々な趣味、芸事に挑戦しようとする事も多いが、しんのすけやひまわりによる妨害や、みさえ自身の技術不足や短気かつ移気の早い性分などが原因で長続きした事はない。また、基本的にどの趣味、芸事も才能があるとは言い難く、画力に関してはひまわりに白い目で見られるほどに下手な他、陶芸教室で作ったかなり不格好な出来の壺を大切に保管していたり、一度小説家を志そうと大原四十郎が講師を務めるシナリオ教室に参加した際には、四十郎はもとより、一緒に参加していた四郎をはじめとする教室に参加した生徒全員が思わず唖然としてしまうほどに支離滅裂な内容のシナリオを書き上げるなど、創造力や美的感覚を活かす趣味のセンスに至っては壊滅的である。
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