統治神とは? わかりやすく解説

統治神(とうちしん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 16:56 UTC 版)

シャングラッド神紀」の記事における「統治神(とうちしん)」の解説

今作における「神」とは、本編開始より約200年前天上彼方から光臨し、神治国家群を築いたシャングラッド統治者を指す。その正体は、本編開始の約700年前にY字架」という物体身体の何処かしら埋め込むことで大摂理源から神力供給を受け、様々な摂理を操ることの出来ようになった人間であり、その多く200年渡り神になりすまし続けた結果傲慢怠惰残虐な性格歪んでしまい民を顧みなくなってしまっている。また、第5話において神化した人間生殖機能失ってしまうことがカルティケーヤによって明かされている。 ヴァースキ 第1話登場ヒ連構成国1つ蛇神の国(ボーガヴァティ)を統治する神王。喉にY字架移植している。傲慢残酷な性格で民に神聖な御使い様」と崇めさせ、駆除を「蛇類殺生禁断令」という戒律禁じた上、殺した者は自らの暇つぶしのため(表向き神力示して国内をまとめるため)に有無を言わさず自らの手公開処刑行っていた。またそれ以外にも大罪犯した者や重大な背信行為行なった者は串刺し刑にしていた。 権現した真の姿両腕巨大な毒蛇変化し両足にも毒蛇が1匹ずつ突き刺さり上半身下半身分離して本体であるアナコンダ並み巨体3本触角特徴コブラが首から伸びて背中通ってから下半身貫いた姿をしており、神経毒の唾を用いたスピッティングと鋭く尖ったの尾を武器とする他、分離することで遠隔攻撃ができる。更にピンチの時は本体分離するともできるウマーシャンカラ計略殺してしまったアダラダを処刑しようとしたところをアルダナーリーシュヴァラ襲われ両腕両脚をすべて殺され自身の体まで切られてしまったため、アダラダを人質にして窮地逃れようとするがそのアダラダに返り討ちにあった隙を突かれ本体さえも切り刻まれ、完全に止め刺された。そしてその死体今まで自らが虐げていた民によって歓喜と共に串刺しにされた。 サヴィトリ 第2話登場した地方官吏に相当する太陽神。現シュヴェータ神王にしてカルティケーヤ軟禁監視する見張り役だった。人間だった頃はサラリーマンだったらしい。Y字架は喉(胸部?)に移植されている。通常の約2倍の長さ胴体持ち、この胴体円形展開することで必殺光線神罰覿面」を発動することができるが、アルダナーリーシュヴァラかわされ頭部叩き割られた。 ヴィシュヌ 第2話から名前のみ登場。現ヒ連大神王でウマーシャンカラにとっては最大宿敵。彼を中心とする現主流派神々人間との全面戦争防ぎ同胞の安全を守るためなら騙し討ちも民を神国ごと焼き払うことも厭わない残酷で峻烈態度人間たち支配している。 パラシュラーマ 第3話登場ヴィシュヌ親衛隊所属し神敵討伐隊隊長務め戦神で斧の超絶的な使い手として知られる頭髪と髭とまつげが斧のような刃に変化している他、胸部両肩股間より斧のような刃が飛び出しており、両手一体化した2本のハルバード両足の膝から下が変化した戦斧神敵切り刻むヴ国との国境ヴィシュヌ治世を乱すアルダナーリーシュヴァラ対決挑む敗れて瀕死の重傷負い四天王によってヴ国に収容された後、ヒ連との戦端を開くための計略一環として密かに殺され、顔をマスクにされた。 帝釈天 第3話登場したヴ国の神。国境付近に建てられ喜見城四天王と共に統治行なっている。かつての名はインドラ軍神にして2代目ヒ連大神王だった。Y字架腹部移植されている。100年前ヒ連内の抗争ヴィシュヌ敗れて全て失い臣下四天王共々命からがらヴ国逃亡し、ようやく50年前ヴ国中央政府マンダラ)からヴッキョー神としての名前と領地与えられ国境警備軍を任されるようになったかつては武人如き立派な風貌をした峻烈性格持ち主だったようだが、現在は似ても似つかぬほどの肥満体型とシャンカラに「本物の仏のように身も心も丸くなった」と言わしめるほどに穏やかな性格になっており、ウマー達もヴ国の神となって共に穏やかに暮らしていこうと打診するが、実はヒ連神敵ヴ国の神に祭り上げた上で殺害し開戦口実にしようとする計画であり、その心は悟りどころか復讐心の塊であった。更にヴ国ヒ連征服した暁には自身が再びヒ連大神王に収まるようにマンダラ裏取引をしていた。 黄金全身金剛鈴似た下半身多関節ジャバラ状の腕と右手変化したパタ)が特徴の「怒りの神将形」に権現することで飛行能力を得る他、2段権現することで下半身金剛鈴右腕独鈷杵左腕五鈷杵頭部三鈷杵変形しヒ連神中最大降伏力誇った戦略法具形態金剛杵輪身(ヴァジュラモード)となり、額の「千の目」による絶対精度照準絶対威力電撃(プロトンシャワー)を発射し直径1キロあらゆるものを蒸発させることができる。ウマーシャンカラ計略見破られ四天王全滅したためにこの形態四天王不始末見た民衆ごと全ての証拠隠滅ようとしたが、発射まで時間がかかるという弱点突かれ三城征服弓で降伏された(ウマー曰く四天王失った時点でお前は滅びてる」)。 話の最後シャンカラは「インドラ含め他の理不神も昔はみんなあんな奴じゃなかったはずだ」と語っており、「自分たち神々所詮はヴッキョーで言うところの衆生だ」「人間精神というのは多分何百年生きて神様い続けるようには出来ていない」と結論付けた上で全ての神々救いたいという自らの想い語った四天王 第3話登場したヴ国神々持国天増長天広目天多聞天の4人の女神からなる帝釈天インドラ)の忠実な臣下前述した帝釈天最大神術金剛杵ヴァジュラ)を発動する際に護衛の役を担う。このうち広目天ヒ連との開戦口実作るべくパラシュラーマ変装して衆人の前で韋駄天カルティケーヤ)を暗殺しようとしたが、ウマーシャンカラ見破られ全滅したダルマラージャ 第4話名前のみ登場したヒ連の神。彼の神治は理不神ではないため、降伏しないことにした。実は彼の領地に来たのには別の目的があった。 ヴァナラ ヒ連情報院軒猿といわれる猿神だけで構成された特殊工作戦闘部隊。この部隊所属する神は全てY字架胸部逆さに移植することによって人間態と他の神々圧倒する力を得たサルである。如意棒のような摂理武装らしき武器共通武器とし、頭部には人間態時に眉毛となる金の輪っかをはめている。ハニュマーン 第4話登場したヴァナラ隊長4年前のカイラーサ事件首謀者一人である。ヴァナラ中でも高度な摂理を組む能力優れた運動性と高い戦闘力持ち尻尾円形展開することで広域焼夷神術灼熱如意尾」を放つことができる。カイラーサの都はこの神術によって破壊された。また、両足首から觔斗雲のような特殊な雲発生させて飛行することが出来る。更に風の摂理を組むことで掌底の穴から圧縮空気の針を放つ技「風の針(エアニードル)」を発動できる他、三叉の矢の軌道を逸らす程の強力な大気の壁を展開することが出来る。そして胸部展開して内部扇風機のような神具後部尻尾先端差し込むことで摂理武装起動させ、究極殲滅神術発動できる。 ダルマラージャ領に現れウマー一行襲撃をかけ、真っ向勝負持ち込むために灼熱如意尾で作戦区画焼き払い三叉の矢を全て使わせ究極殲滅神術止めを刺そうとしたところをヴィヤー放った三叉の矢で後ろから左目を射抜かれ降伏された。ガルダ回収され、命は助かったもののその後消息不明ニーラ 第4話登場したヴァナラ副隊長でハニュマーンの片腕に当たる女神シヴァカルティケーヤ分断したが、クマーラシスターズに部下もろとも屠られた。 スグリーヴァ 第5話登場したヴァナラ隊長Y字架周りに炎の装飾施されてあるのが特徴。ラーマチャンドラに率いられウマー達を襲撃したが、ラーマヴァーマナ倒され撤退余儀なくされた。撤退の際に仇を討つ決意決めている。 ガルダ 第4話登場した神。下半身形態をしたヴィシュヌ直属使いで、ヴィシュヌの命で直に神敵確認しに来た。ハニュマーンに失態処分覚悟する旨を、シャンカラこれ以上反神活動続ければ最終戦争ハルマゲドン)が起こってしまうことを伝えたが、シャンカラに「ハルマゲドン防げるのは自分だけ」と返され呆れ果て表情撤収した。 ラーマチャンドラ 第5話登場した英雄神ヒ連情報院局長務めヒ連最高の智将にして現ヒ連事実上No.3本編開始4年前にヴァナラ司令官としてカイラーサ襲撃指揮した権現した真の姿手足のように退化した両腕両脚両肩の翼と先端矢羽形状をした尻尾と七鈷のような仮面特徴で、飛行能力有する他、自身の翼を巨大な弓に、仮面尻尾を七鈷状の矢尻有する巨大な矢に変形させることでカルティケーヤでさえも躱せない「矢(エネルギー弾一種思われる)」を放つ必殺技「ハラダヌの神弓」を使うことができる。 消えたはずのシヴァ胴体胎児取引材料にしてウマーシャンカラ無神論放棄Y字架返還迫ったが、実はその身体偽物で、ウマーシャンカラ騙して捕獲するために決行した「神母作戦アディティさくせん)」という計画だった。しかしその計画は既にウマー見破られており、ハラダヌの神弓カルティケーヤ放つ直前ダッチワイフ成り済ましていたシャンカラ腹部Y字架破壊されてしまった。 最後に人間は神を滅ぼし得るという証を得るためにカイラーサ殲滅なければならなかった」という自身無神論対す儚い想いウマー兄弟対す謝罪言葉彼に伝えた後、自ら望んで討たれた。 ジャターユ 第5話登場した神。ペンギン着ぐるみまとったような姿をしている。飛行能力ラーマシヴァ偽物の体を運搬したラーマ倒されたあとの消息不明ヴァーマナ 第5話登場した矮神。ラーマ部下普段小さな子供の姿をしているが、権現すると胴体球状巨人となる。シャンカラ偽物身体の胎内隠れ捕獲することに成功したように思われたが、実はそれは既に人形頭部入れ替わっており、驚愕している隙にクマーラシスターズに腹部Y字架破壊されたことで神力失い風船がしぼむように元の大きさ戻り首を切り落とされた。 ダヌヴァンタリ 第5話に名前だけ登場した医神天才的外科医摂理人体全身隅々までシヴァそっくりに整形しシヴァ偽物身体世界初脈打つ神具として完成させた。ラーマはこの胎内ヴァーマナ隠れさせてシャンカラ捕獲企んだが、シャンカラ自己美化意識計算入れ芸術品と言える美しく造形したことが仇となり、シヴァ裸体をきちんと見たことがなかったはずのウマー見抜かれる結果となったウマー曰くシャンカラみたいなヤリマン乳首はもっと黒ずんでいるはずだ」とのこと)。

※この「統治神(とうちしん)」の解説は、「シャングラッド神紀」の解説の一部です。
「統治神(とうちしん)」を含む「シャングラッド神紀」の記事については、「シャングラッド神紀」の概要を参照ください。

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