天の橋立とは? わかりやすく解説

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あまのはしだて【天橋立】

読み方:あまのはしだて

京都府北部日本海宮津湾にある砂嘴(さし)。全長3.3キロ、幅40100メートル。これに区切られてできた潟湖阿蘇(あそ)海とよぶ。日本三景の一。砂嘴にある磯清水は、古来歌に詠まれ名水北岸の成相(なりあい)山中腹に股(また)のぞきで知られる傘松公園がある。[歌枕

「恋ひわたる人に見せばや松の葉のしたもみぢする—」〈金葉・恋下〉


天の橋立

収載図書フーコー短編小説傑作選 10
出版社フーコー
刊行年月2002.11


天の橋立


天の橋立


天橋立

(天の橋立 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/14 02:06 UTC 版)

天橋立(あまのはしだて)は、京都府宮津市宮津湾内海阿蘇海を南北に隔てる全長3.6キロメートルの湾口砂州[1]日本三景の一つであり[2][3][4]2013年の観光入込客数は178万1900人と京都市を除いた京都府内の観光地で第1位である[5]


注釈

  1. ^ 京都府京丹後市久美浜町にある砂州(小天橋)とは別。
  2. ^ 砂嘴は、湾に面した海岸や岬の先端などから細長く突き出るように伸びている砂礫質の州である。一方砂州は、砂嘴が伸びて対岸にほとんど結びつくようになったものをいう。「5.海の作用による地形」(国土地理院)より。
  3. ^ 日本国事跡考京都大学)を参考に訓読したもの。
  4. ^ 地理Bの第5問の問3に天橋立の眺望の撮影地点を問う問題が出題。
  5. ^ 東方の雪舟観から北方の天上大パノラマ観まで、およそ時計回りに列挙してある。
  6. ^ 天橋立の中心部にある夫婦松までの距離。
  7. ^ 雪舟が『天橋立図』を描いた視点とは異なる。
  8. ^ 分かりやすくするために、オリジナル画像より回転(画像上方が西)、拡大及びトリミングを施す。

出典

  1. ^ a b c d e 浅井建爾 2001, pp. 130–131.
  2. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『日本三景』 - コトバンク(2015年4月12日閲覧。)
  3. ^ 日本三景 公式サイト”. 日本三景観光連絡協議会. 2015年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月12日閲覧。
  4. ^ 日本三景天橋立”. 京都府ホームページ. 丹後広域振興局建設部丹後土木事務所. 2015年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月12日閲覧。
  5. ^ 平成25年観光入込客数及び観光消費額調査結果概要”. 『統計京都』2014年9月号. 府観光課地域観光担当 (2014年9月). 2015年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月12日閲覧。
  6. ^ 文化庁. “日本遺産認定ストーリー一覧”. 「日本遺産(Japan Heritage)」について. 2020年11月11日閲覧。
  7. ^ 文化庁. “300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊”. 日本遺産ポータルサイト. 2020年11月11日閲覧。
  8. ^ 路線名一覧”. 丹後広域振興局. 2018年10月31日閲覧。
  9. ^ 新市の名称募集結果(国立国会図書館インターネット資料収集保存事業)” (PDF). 宮津市・加悦町・岩滝町・伊根町・野田川町合併協議会. 2018年10月31日閲覧。
  10. ^ a b ことばの溜め池”. 駒澤大学. 2018年10月31日閲覧。
  11. ^ 運歩色葉集』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  12. ^ 『詞林三知抄』(早稲田大学図書館 伊地知鉄男文庫). https://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/bunko20/bunko20_00222/bunko20_00222_p0037.jpg 2021年9月11日閲覧。 
  13. ^ a b 天橋立の概要”. 丹後広域振興局. 2018年10月31日閲覧。
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  15. ^ a b 天橋立を知って守ろう!”. 丹後広域振興局. 2018年11月4日閲覧。
  16. ^ 2 地域の現況地形等” (PDF). 京都府. 2018年11月2日閲覧。
  17. ^ a b c d e 京都府丹後土木事務所 (2008年7月). “天橋立を未来に引き継ぐために” (PDF). 京都府. 2018年11月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月4日閲覧。
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  20. ^ 吉井良隆 編『第二巻 えびす信仰事典』戎光祥出版、1999年。 
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  22. ^ 神話と天橋立”. 大阪大学. 2018年11月2日閲覧。
  23. ^ 天と地を結ぶ伝説の架け橋”. 丹後一宮 元伊勢籠神社. 2018年11月2日閲覧。
  24. ^ 柳田國男『地名の研究』古今書院、1937年、45頁。 
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  26. ^ a b 小谷聖史『天の橋立の生い立ち』自費出版、2005年、45頁。 
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  32. ^ 日本国事跡考(京都大学貴重資料デジタルアーカイブ)”. 京都大学. 2018年11月5日閲覧。
  33. ^ 宮津天橋立の文化的景観”. 全国文化的景観地区連絡協議会. 2018年11月6日閲覧。
  34. ^ 天橋立世界遺産登録に係る取り組みについて”. 京都府. 2018年11月6日閲覧。
  35. ^ 【関西の議論】「天橋立」×「宇治茶」、世界文化遺産登録へ“京対決”つばぜり合い”. 産経新聞. 2018年11月6日閲覧。
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  37. ^ 『京の百景絵画集』京都府、1973年、108頁。 
  38. ^ “大学共通テストに天橋立や丹後ちりめん出題 地理Aと地理B”. 京都新聞. (2021年1月16日). https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/472238 2021年1月16日閲覧。 
  39. ^ 2021年度 大学入学共通テスト 地理B”. 毎日新聞. 2021年1月17日閲覧。
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  41. ^ 西垣友和 et al. 2011.
  42. ^ “天橋立に「カキ殻島」…大量繁殖で景観損なう”. 読売新聞. (2015年7月10日). オリジナルの2015年7月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150712144424/http://www.yomiuri.co.jp/eco/20150710-OYT1T50081.html 2015年7月11日閲覧。 
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  50. ^ a b 同僚の悪ふざけで転落 天橋立「股のぞき」で50代男性が15メートル落下 落下事故での救助要請は初”. 関西テレビNEWS (2024年2月19日). 2024年3月9日閲覧。
  51. ^ 日本三景・天橋立『股のぞき』に大きく黄色の注意書き 同僚の悪ふざけで50代男性転落する事故発生 観光客は微妙な反応”. 関西テレビNEWS (2024年3月4日). 2024年3月9日閲覧。
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