チェアリフト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 05:43 UTC 版)
チェアリフト(英: chairlift)は、旅客用の高架索道で、両端のターミナルの間に張られて、連続して循環する環状の鋼製のケーブル(索)と、中間の塔とを有し、一連のいすを運搬するものである。主として山岳における交通手段であり、特にスキー場で用いられる(この場合にはスキーリフトと呼ばれる)。また、アミューズメント・パーク、種々の観光用施設でも見られ、都市交通としても次第に用いられるようになっている[要出典]。
- ^ 曳は常用漢字でないため「支えい索」と表記されることもある。当記事では支曳索の表記で統一する。
- ^ a b c d 千島美智男. “ロープウェイの安全技術”. 国際交通安全学会. 2019年2月7日閲覧。
- ^ かつては屈曲した線路を持つチェアリフトや、片方のみ屈曲する三角形に索を張り渡したチェアリフトも造られたが、屈曲部の構造が複雑になり過ぎ、設計や保守に不都合をきたすことから避けられる。
- ^ どれが最初のチェアリフトかは、定義による。アラスカ州コネチカットの鉱夫が1920年代に採鉱用の索道をスキーに用いている。他にスキー用ではないチェアリフトは、19世紀末から20世紀初めにカナダのブリティッシュコロンビア州に、1896年にカリフォルニア州グラスバレーに、1890年にコロラド州アスペンに、1874年にブリティッシュコロンビア州にあった。
- ^ AERIAL SKI TRAMWAY - Google Patents
- ^ Boyne USA Resorts - Company History
- ^ “石打丸山スキー場、リフトおよび付帯施設の大改修プロジェクトについて”. 石打丸山スキー場. 2019年2月27日閲覧。
- ^ a b ポマ 英語版 TELEMIXなどの索道メーカーにおける呼称
- ^ 構造の名称は「ここにベアリングが使われています」ベアリング編集小委員会より参照。2018年2月11日閲覧。
- ^ 参考資料:北海道新聞 経済 商況「スキー場 初心者に優しく コース広げ傾斜緩く/ゲレンデに動く歩道」(2018年11月17日記事)より、2018年11月21日閲覧。
- ^ ここでの記述は、「索道観察日記」索道メーカー 日本ケーブル ~機械について(4)も参考とした。2018年2月11日閲覧。
- ^ 支柱には万が一の脱索時に支曳索を戻すためのウィンチを吊り下げるリングまたは引き下げるアンカーが受圧索装置の支曳索の通る鉛直線上に必ずあり、復旧作業員は作業台を使い脱索時の復旧に当たる。
- ^ a b c “2021-2022冬、HANAZONOは何が変わる?”. ニセコHANAZONOリゾート. 2021年10月20日閲覧。
- ^ 白馬五竜エスカルプラザ公式Facebookの2013年12月28日10時39分の投稿
- ^ a b ただし係員への申し出により、乗降時の減速操作を行ってくれる場合がある。
- ^ リフト運行スケジュール|ニセコグラン・ヒラフサイトより。かつての「キング第3トリプル」が「キング第3クワッド」となっている。2018年2月7日閲覧。
- ^ ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ 2016年12月、キング第3リフトが4人乗り高速リフトに生まれ変わります。より。2018年2月20日閲覧。
- ^ "ニセコアンヌプリ国際スキー場 初心者向け『ドリーム第1クワッドリフト』新設について" (PDF) (Press release). 北海道中央バス. 3 July 2017. 2019年2月26日閲覧。
- ^ なお、ニセコアンヌプリ国際スキー場・ドリーム第1クワッドのように単純固定循環式が採用されることもある。[18]
- ^ 後述する8人乗りリフト中の「ドッペルマイヤー製自動循環式リフトの紹介動画」中において、乗車中にフードが開かれている状況がある。
- ^ プレスリリース「Value up NISEKO road to 2030」プロジェクト第一弾 ニセコユナイテッドで最も輸送実績のあるリフトを最新型ゴンドラへ刷新 2024 年冬シーズンより運行開始予定 (PDF)
- ^ 安全索道株式会社 - 企業情報 沿革(1985年)
- ^ ニセコビレッジスキーリゾートコースマップ (PDF)
- ^ “さらにスタイリッシュなスノーリゾートへ ニセコHANAZONOリゾート新リフト&ゴンドラ・コース情報”. ニセコHANAZONOリゾート. 2023年8月24日閲覧。
- ^ スノースポーツ安全基準 平成25年10月改訂版 全国スキー安全対策協議会 (PDF) より、2018年12月7日閲覧。
- ^ 参考資料:日本スキー教程「安全編」p.36-37/山と渓谷社刊 ISBN 978-4-635-46022-4 より、2018年12月7日閲覧。
- ^ a b c d e ここでの「スキーヤー」はそのまま「スノーボーダー」と読み替えても適用される。
- ^ a b c スノーボーダーが使用しない場合、あるいはセイフティーバーの設備がない場合、この文言が削除される。
- ^ スキー場の安全基準として定められている。全国スキー安全対策協議会公式サイト参照。2018年2月12日閲覧。
- ^ “ジョージア・リフト暴走事故に人災説 リゾート無料利用券配布で幕引きの可能性も<動画あり>”. exciteニュース (2018年3月18日). 2018年3月23日閲覧。
- ^ “スキー場でリフトから7名が転落する事故、約1分にわたり逆回転。(米)”. exciteニュース (2015年3月24日). 2018年3月23日閲覧。
- ^ “スキーリフト逆走事故…利用客はリフトから離れながら転倒し、子どもが負傷=韓国京畿道”. WoW!Korea (2022年1月22日). 2022年3月26日閲覧。
- ^ 日テレNEWS - news every. (2022年1月24日). “スキー場でリフト“逆回転”客を乗せたまま”. 日本テレビ. 2022年3月26日閲覧。
- ^ a b 国土交通省鉄道局 (2022年10月). “索道の安全に関わる情報(令和3年度)” (PDF). 国土交通省. 2023年8月23日閲覧。
- ^ “リフトの搬器ごとスキー客が落下 男女2人けが 立科町の「しらかば2in1」 【動画付き】”. 信濃毎日新聞デジタル (2023年2月18日). 2023年8月23日閲覧。
- ^ “スキー場リフトのアーム折れ3人落下、2人けが…立科町の「しらかば2in1」”. 読売新聞オンライン (2023年2月18日). 2023年8月23日閲覧。
- ^ 索道輸送の安全に関わる情報(平成30年度)
- ^ 毎年度の『索道輸送の安全に関わる情報』で報告される事故の多くがこの手の事故である[37]。特にスキーを履かない乗客や観光リフトでの場合では減速操作はほぼ必須である。
- ^ 撮影場所はリフト下であるが、この場所はニセコ東急 グラン・ヒラフ・林間コース(ニセコ東急 グラン・ヒラフ 公式ウェブサイト Ski Area Guide ゲレンデ・コースガイドより)の一部となっている。
チェアリフト
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「サンバレー (アイダホ州)」の記事における「チェアリフト」の解説
1936年秋にはプロクター山とドラー山に、世界初のチェアリフトが取り付けられた(プロクター山はドラー山の北東にある)。そのデザインは熱帯でバナナを船積みするために使われるコンベアを思い出して採用したものだった。椅子が1つのチェアリフトは1936年夏に、ネブラスカ州オマハのユニオン・パシフィック鉄道本社で開発された。このチェアリフトというアイディアは、それまでのスキー場にあった引き綱などの装置と置き換わることになった。プロクター山に付けられた最初のチェアリフトはアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されている。
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チェアリフト
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最もよく使われている搬器。1つの搬器で1人~8人を搬送できる。搬器の前方で待機し、搬器に直接着座する。スキー場や観光地など、さまざまな場所で利用されている。
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チェアリフト(高架索道)
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「粟巣野駅」の記事における「チェアリフト(高架索道)」の解説
粟巣野駅の上部には粟巣野スキー場があり、かつて粟巣野駅とスキー場をつなぐ上山用のチェアリフト(高架索道)が架かっていた。 スキー場オープンと同じく1960年(昭和35年)12月20日に架けられた1人乗りのチェアリフトで、当時は現在のように立山駅から、らいちょうバレースキー場を経由するアクセス道路がなく、一つ手前の本宮駅より長い坂道を上り、極楽坂スキー場を経て粟巣野スキー場へと至る道路しかなかった。そのため電車を利用の場合、粟巣野スキー場へもっとも早くアクセスできる唯一の交通機関であった。その後1977年(昭和52年)に、立山駅から県営ゴンドラスキー場(現:らいちょうバレースキー場)へのアクセス道路工事が始まり廃止の上撤去された。
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