主要キャラクター・組織とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 主要キャラクター・組織の意味・解説 

主要キャラクター・組織

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 22:58 UTC 版)

メトロイドシリーズ」の記事における「主要キャラクター・組織」の解説

サムス・アラン (Samus Aran) 『フェデレーションフォース』を除く『メトロイドシリーズ』の主人公詳細サムス・アラン参照鳥人族/チョウゾ (Chozo) 惑星ゼーベス拠点としていた銀河一種族であり、宇宙で最も優れた文明築いていたとされる種族。強い精神力とそれに由来する超自然的な能力持ち未来を予言する力がある。名称のとおり鳥類に近い生物から進化した生命体であり、外見は羽の無い外骨格オウム様に見える。なお、祖先地球鳥類同じく空を飛べたらしいが、鳥人族進化の過程で飛行能力失っている(ただしマオキン族長のレイヴンビークは四肢とは別に翼を持ってそれで飛翔することもできたことから、飛べないのはソウハ族の特徴可能性もある)。また古代には鳥人族中にも異なった体躯能力を持つ多彩な部族がおり、パワードスーツ能力一部はこれらの戦士能力機械的に再現したものとされるサムス保護し戦士として送り出した後に、スペースパイレーツ鳥人族裏切ったマザーブレイン惑星ゼーベス奪われ、同惑星脱出せざるを得なくなる。その後行き先などは不明であり、銀河社会では滅亡した扱われている。 かつては自然と調和した高度な文明戦闘力持ち多く惑星にその足跡を遺してきた種族であった古代には、自分たちと肩を並べる高度文明築いたルミナスブリオニアンイーラたちとの同盟において主導者的な存在となっていた記録残っている。しかし、超長命故に高齢化による繁殖力戦闘能力低下によって衰退一途をたどり、スペースパイレーツによってゼーベスを奪われる直前では、幾つかの惑星わずかに残存していたのみである。ゼーベスの鳥人族長老・オールドバードやその側近・グレイヴォイスを中心として活動していたが、その活動大部分末期ではマザーブレイン指揮依存していた。 同族種として滅亡目前にし、自らの存在意義銀河系種族繁栄見出す銀河連邦設立寄与し全宇宙をひとつの社会纏める機能として機械生命体マザーブレイン造り上げる(しかし、高度に人間的な人格持っていたため、銀河守護使命自分以外の存在に託そうとすることへの不満から鳥人族裏切り前述のようにパイレーツ加担してしまった)ほか、種族末期未開惑星SR388発見した危険生命体・Xの駆逐兵器としてメトロイド造り上げる。さらに、同族後継者としてサムスに自らの武器遺伝子、そして戦闘技術託す闘争力を失い非戦種族となってからは「傷害意識思考上ると、精神的肉体的な苦痛を受ける」心理プロテクトを持つようになっている惑星ターロンIV存在した鳥人族たちは自然との生活の中で、死後自身思念をチョウゾゴーストという霊体として半永久的に保持する力も得て予言見た「ターロンIV封じた災い打ち倒す女性戦士」が訪れるまで惑星守護行っていた。 『プライム以降海外版の名称をそのまま使った「チョウゾ」という呼び方使用されることが多い。 『ドレッド』にて判明した事として、元々鳥人族惑星ゼーベス発祥の地ではなく惑星ZDR」が母星であり、惑星ゼーベスは単に開拓した惑星一つである事、鳥人族には銀河の平和と安定目的とする穏健派ソウハ族(Thoha)、全銀河支配目論むレイヴンビークを長とする武闘過激派のマオキン族(Mawkin)の2種族が存在しており、心理プロテクト持っているのはソウハ族のみでマオキン族には心理プロテクト持っていない。前述のオールドバードやグレイヴォイスもソウハ族に分類されるメトロイド (Metroid) 本シリーズタイトルにもなっている、あらゆるエネルギー吸収する人工生命体詳細メトロイド (架空の生物)参照銀河連邦 (Galactic Federation) 各惑星代表者からなる政府ともいうべき組織で、銀河全体統括当たっている。略して連邦」と呼ばれることも多い。サムス始めとするハンター達への主な任務依頼しているのもこの組織であり、サムスバウンティハンターとなる以前に、銀河連邦併設する連邦警察所属していた事がある政治体制民主制で、「連邦議会」という行政機関を持つ。下部組織として「連邦警察」や後述の「銀河連邦軍」がある。主に銀河連邦スタッフ銀河連邦軍軍人人間ヒューマン)だが、漫画版では様々な種族所属している。 全宇宙の秩序治安を守る統治組織として成り立っているが、『コラプション』では危険な放射性物質であるフェイゾン鉱石惑星エーテルより回収新兵器として実戦投入行っていたり、『フュージョン』では生物研究所・B.S.Lにおいて危険視されているメトロイド秘密裏培養研究をしていたり、後述ボトルシップで旧銀河連邦軍開発・製造した強力な重力生体兵器であるナイトメアサムス討伐されたクローンリドリーの残骸などを極秘回収保存していたり、XやSA-X危険性重大視せず優れたクローン特性などの利用安易に考える点など、暗部確実に抱えていることを垣間見られ、実際後述のように銀河連邦一度解体再編余儀なくされたことがあるらしい。 また、ハンターズ』の舞台となるテトラ銀河系未開宙域であり、『コラプション』ではテルリアン系が勢力圏の端であり惑星ノリオンが第1防衛ラインとなっているなど、本当の意味宇宙全て統治しているわけではない統治範囲あまりにも広大であるため全体警備の目を行き渡らせることは事実上不可能であり、スペースパイレーツ討伐などをサムスバウンティハンター依頼し始めたのもそのためである。 初期の作品においては基本的にゲーム上で登場していなかったが、『フュージョン』では前述したB.S.Lの巨大宇宙ステーション舞台となり、『ダークエコーズ』ではブラボー中隊という連邦パトロール部隊スペースパイレーツ追って惑星エーテル不時着するものの、サムス発見時にはイング襲われ全滅されるという描写登場するが、『コラプション』では主にデーン提督率い連邦軍大規模な部隊やその部隊所属する惑星ノリオン連邦基地惑星ブリオエネルギー採掘所や惑星エリシアのスカイタウンなどの組織や施設登場し、『アザーエム』ではサムス過去とともに緻密な描写が行われ、『フェデレーションフォース』で主役として登場してサムススーツ性能再現させようとした機動兵器メック開発、『ドレッド』では調査目的のためのロボットE.M.M.I.開発するなど、出番増加してきている。 本シリーズ同じく任天堂展開している『F-ZEROシリーズ世界観において銀河宇宙連邦という組織があり、二つ作品関連性窺える銀河連邦軍 銀河連邦併設する軍隊。略称は「連邦軍」。サムスバウンティハンターとなる以前はここに所属していた時期があり、アダム・マルコビッチやアンソニー・ヒッグスらはその頃同僚である。 作中における犯罪組織スペースパイレーツのような武装組織であるため、主な鎮圧連邦警察ではなく連邦軍が主に行っている。シリーズ第1作目では惑星ゼーベス総攻撃仕掛けるも陥落させられなかったなど、パイレーツ相手苦戦を強いられる描写がある一方パイレーツ側も「サムス以外で唯一銀河征服障害となっている存在」と認知せざるを得ない確かな軍事力持っている普段一般的な軍事組織同様に外部からの防衛紛争鎮圧災害時の救助活動なども行っている。 前述のように初期の作品では設定もしくは会話上のみの存在であったが、『ダークエコーズ』からゲーム本編登場するようになった以後の『メトロイドプライムシリーズ』における一般的な兵士は、白や銀色基調とした配色で、右腕銃器装備しているパワードスーツ装着した姿で描写されているが、仕官技術者兵士異な服装をしており、兵士でも工作兵などは異な配色装備スーツとなっている。なお『アザーエム』ではパワードスーツデザイン異なり濃紺基調とした配色で、兵装内蔵されておらず銃器携帯式のものを用いている。 銀河連邦民主制であるため、連邦軍文民統制敷かれているが、『アザーエム』では連邦軍一部がスペースコロニー・ボトルシップにおいて生体兵器研究銀河連邦生物兵器開発所持禁止しており、過激派独断かつ極秘行っていた)やメトロイド復活軍事化を画策していたなど、政府同様に暗部見受けられる。『フュージョン』においてアダムは、ボトルシップ造られ生体兵器ナイトメアを「旧銀河連邦軍開発したと言っており、ボトルシップの件が暴露されたため一旦の解体再編余儀なくされたと見られる(ただし、前述のようにメトロイドナイトメアなどのボトルシップ遺産を、銀河連邦廃棄することなく極秘回収保管していた)。 アダム・マルコビッチ (Adam Malkovich) サムス銀河連邦軍所属していた頃の上司で、彼女の一番の理解者であり父親同然だった存在存在明かされたのは『フュージョン』からだが、ゲームにおいて実際に登場したのは『アザーエム』となる。 厳格かつ常に冷静沈着で、客観的適切な判断出来極めて優秀な指揮能力持ち自身実力戦果によって司令官地位まで上り詰めた生粋軍人である。精神的に幼く、常に強がり捻くれていた当時サムスに対しては「異論は無いな? レディー」というあえて逆なでするようなジョーク交えた合言葉使って承諾得ていた。当時サムスアダム言葉の意味深く理解出来てはいなかったが、それでも上記のようにアダムサムス父親同然立場見守っており、絶対信頼関係があった。他の部下からも同様であり、アンソニーは「大将アダム)の判断間違っているわけ無い」とまで太鼓判を押すほど。ある任務きっかけサムス彼の部隊ならびに銀河連邦軍脱退することとなったが、彼への敬意そのものは『フュージョン以降に至るまで継続している。 バウンティハンター サムスが現在属す職業略して「ハンター」呼ばれることが多い。「賞金稼ぎ」を意味する職種であるが、上記のように本作品では広大な銀河全域において監視軍事行動の展開が不可能である銀河連邦が、スペースパイレーツをはじめとした犯罪者やその組織確保討伐代行役として徴用始めたことで名声高めていったという経緯があり、報酬受けて軍事警備代行という仕事の内容から、性質は他世界でいう傭兵に近い。 軍が行任務単独代行する事が多いためか、サムスを含む実力者では銀河連邦の兵よりも遥かに高い戦闘能力を持つ者が少なくない。 主に商業目的活動する存在のため基本的に善悪概念はない。サムスゴアといった平和維持目的活動するハンターの他、ランダスカンデンなど己の実力の証明として活動する者も少なくない他、サイラックスのような銀河連邦敵対するハンターもいる。 第1作目取扱説明書におけるストーリー説明では「宇宙戦士(スペース・ハンター)」と呼ばれており、『スーパー』の日本版テレビCMなど過去の作品一部使用されていた。 スペースパイレーツ (Space Pirates) シリーズ渡って登場する敵組織。略称は「パイレーツ」。詳細スペースパイレーツ参照リドリー (Ridley) スペースパイレーツ最高指揮官で、シリーズにおけるボス敵象徴的な存在詳細リドリー参照

※この「主要キャラクター・組織」の解説は、「メトロイドシリーズ」の解説の一部です。
「主要キャラクター・組織」を含む「メトロイドシリーズ」の記事については、「メトロイドシリーズ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「主要キャラクター・組織」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「主要キャラクター・組織」の関連用語

主要キャラクター・組織のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



主要キャラクター・組織のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのメトロイドシリーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS