メトロイドプライムシリーズとは? わかりやすく解説

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メトロイドプライムシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 22:58 UTC 版)

メトロイドシリーズ」の記事における「メトロイドプライムシリーズ」の解説

サムス視点進んでいくFPSアクション(『ハンターズ』『ピンボール』を除き、このシリーズ探索要素の点から「FPA(ファーストパーソン・アドベンチャー)」と称している)。開発は『ピンボール』『ハンターズ』を除きアメリカにある任天堂完全子会社レトロスタジオ」が開発している。 主観視点射撃による攻撃を行うゲームなのでFPS要素が強いと思われがちであるが、それはメトロイド3D最大限表現するための手段にすぎず、実際主観視点による臨場感サムスとの一体感重視され作りになっている(そのため欧米向けに開発したFPSにしたというのは誤りである。詳しく第1作目『メトロイドプライム』の項で述べる)。GC版プライム』『ダークエコーズ』では視点移動別々に行うことはできないが、『ハンターズ』ではタッチペン方向キーまたはA,B,X,Yボタンで、『コラプション』及び『Wiiであそぶセレクション』版では視点Wiiリモコン移動ヌンチャクスティック同時に行うことができるようになっている2Dから3D主観視点変更されながらも、エリア探索してパワーアップアイテムを探し道を切り開くというプレイスタイルは踏襲されており、さらにスキャンバイザーなどで周囲情報読み取ることで世界観深み持たせるなど、シリーズの特徴活かした出来になっている。 『プライムシリーズ』のストーリーは『プライム3 コラプション』で完結とされているが、開発スタッフインタビューゲーム中のメッセージ等でこれからも『プライムシリーズ』は続けていく予定発表しており、2016年には8年ぶりの新作となる『フェデレーションフォース』が発売2017年にはナンバリングタイトルである『メトロイドプライム4』の制作発表された。 メトロイドプライムGC2003年2月28日Wii2009年2月19日シリーズ初の3D作品サムスデザイン3Dによる世界感リアル化伴ってより描き込まれた。開発指揮には宮本茂携わっている。 開発段階では、TPS3人称視点)だったものを宮本提案土壇場FPS要素盛り込んだらしい。モーフボール視点その頃名残で、主観と客観切り替えを持つハイブリッドシステムになっているメトロイドプライム2 ダークエコーズGC2005年5月26日Wii2009年6月11日前作、『プライム』の直結続編基本的なシステム前作のまま、新たな装備導入された。隕石衝突によりライトダーク二つ次元別れた惑星行き来してゲーム進める。シリーズ初めて「CERO12才以上推奨」に指定されシリーズ初の対戦機能搭載された。 メトロイドプライム ピンボールDS2006年1月19日プライム世界モチーフとして作られたピンボールゲーム。モーフボールとなったサムスピンボールの球に見立ててゲーム進める。ソフトに振動カートリッジ同梱されている。開発はフューズゲームズ。 メトロイドプライム ハンターズDS2006年6月1日プライムシリーズ外伝作品。前二作と違ってFPSとして発売されており、キー操作移動しつつタッチペン視点移動して撃つことができる。本格的な対戦も可能で、Wi-Fi用いたネット対戦ができる。開発Nintendo Software Technologyちなみにシリーズ唯一メトロイドが全く登場しない作品である。 メトロイドプライム3 コラプションWii2008年3月6日) 『ダークエコーズ』の続編で、プライムシリーズ三部作完結編とされている。Wiiリモコン視点移動可能になったほか、ヌンチャクを振ることでグラップリングビーム放つなど、よりサムスとの一体感得られる操作実現している。 本作では英語によるフルボイス会話シーン大幅に増加してストーリー性が強化されており、これまであまり描かれなかったバウンティ・ハンターとしてのサムス取り巻世界垣間見えるようになった当初Wii同時発売予定だったが発売延期となった。これは当時任天堂社長岩田聡の「『トワイライトプリンセス』に匹敵するクオリティを」という要請よる。 メトロイドプライム トリロジーWii) メトロイドプライムシリーズ三部作一つにまとめた作品北米2009年8月24日発売されたのを皮切りに欧州豪州でも発売されているが、日本では未発売メトロイドプライム フェデレーションフォース3DS2016年8月25日これまでのシリーズ登場している「銀河連邦」と「スペースパイレーツ」の戦い描いた作品プレイヤー銀河連邦一員となり、サムスパワードスーツ戦闘能力模したロボットメック」に搭乗して様々なミッション挑戦するFPA。メトロイドプライム ブラストボール3DS2016年7月22日) 『フェデレーションフォース』(以下「本ソフト」)に本来収録されているゲームモード一つで、本ソフトに先駆けて独立ソフトとして無料配信された主観視点近未来サッカーゲーム9月末までの期間限定オンラインプレイが可能。なお、本ソフトを購入した際には、本ソフト内における「ブラストボールモード成績などのプレイデータ引き継ぐことができ、オンラインプレイ制限無しに可能である。 メトロイドプライム4Switch未定2017年のE3にて、Nintendo Switch向けタイトルとして発表された。シリーズナンバリングタイトルとしては約10年ぶりの新作となる。発表されたのはタイトルのみで、ゲーム内容に関して現時点一切不明当初本作これまでのナンバリングタイトル手掛けていたレトロスタジオとは異な新しチームと共に開発中であると公表されていたが、2019年1月25日任天堂YouTube公式チャンネルにて、「任天堂求め品質届いていない」事を理由開発を再びレトロスタジオ共同で行う体制戻し、ほぼ一からの再スタートを行う決断下したという旨が発表された。

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フェイゾン(Phazon) 登場作品プライム1、プライム2、プライム3 生物遺伝子影響与え放射性物質で、『メトロイドプライムシリーズ』の中核をなす存在詳細フェイゾン参照メトロイドプライムMetroid Prime登場作品プライム1 惑星ターロンIVフェイゾン汚染源となっていた未知生命体詳細メトロイド#メトロイドプライムおよびフェイゾン#フェイゾン生命体参照ダークサムス (Dark Samus) 登場作品プライム1(エンディングのみ)、プライム2、プライム3 メトロイドプライム身体再構築して復活した存在で、サムス酷似した姿を持つ。詳細ダークサムス参照ルミナス (Luminoth) 登場作品プライム2 惑星エーテル移住し生活している種族。元々の起源惑星不明のような姿をしており、身長は6mにもなる。高度な文明持ちかつては鳥人族同盟関係にあった詳細は『メトロイドプライム2』を参照イング (Ing) 登場作品プライム2 隕石落下影響により惑星エーテル二つ次元分かれたとき、ルミナスダークサイドとして生まれた種族。非常に残忍かつ無慈悲知能も高い。詳細メトロイドプライム2参照アレンビック族 (Alimbic) 登場作品ハンターズ かつてアレンビッククラスターを支配した種族強大な力を持っていたが、数万年前もしくは数千年前)、『究極の力』の伝説を遺して忽然と姿を消した詳細は『メトロイドプライム ハンターズ#登場キャラクター』を参照ハンターズに登場する戦士究極の力』を話を知り各々目的でアレンビッククラスターに訪れたハンターたち。各詳細は『メトロイドプライム ハンターズ#登場キャラクター』を参照カンデン (Kanden) 狩猟本能により「狩り」として戦い遂行する人造生命体バイオロイド)のハンター不死兵士生み出す実験の失敗作であり、肉食昆虫遺伝子組み込まれている為イモムシ擬人化したような容姿を持つ。 ウィーヴェル (Weavel) スペースパイレーツ特殊部隊所属するサイボーグ兵士のハンター。かつてサムスとの戦いで失った下半身パワードスーツ装着補った結果、サイバネティックスペースパイレーツとなってより高い戦闘力得た訪れた理由パイレーツ全体意思なのか、独自行動なのかは不明スパイア (Spire) 謎の消失遂げてしまった古代有機岩石生命体(無機生命体とも)の一種であるダイアモンド族のただ一人生き残りであるハンター自分種族滅亡解明いのため、同じく謎の滅亡遂げた種族調査行っている。 ノクサス (Noxus) 極寒の惑星ヴォー住まう極度に厳し戒律持ち、それに裏打ちされ気高さを持つ誇り高い孤高種族であるヴォゾン族の戦士であるハンター。『究極の力』が悪用される前に自身回収しようと考えて来た。 トレース (Trace) あくなき侵略行為によって糧を得ている銀河で最も忌み嫌われている種族・クリケン族の一員であるハンター種族拡大に繋がる強大な力を求めており、『究極の力』に目をつけて訪れたサイラックス (Sylux) 隠密行動追跡術・暗殺エキスパートにして、射撃名手でもあるバウンティハンター何故か銀河連邦とそれを助けサムス激しく憎んでいる。連邦軍製のパワードスーツ奪取改修して用いている。デラノ7という専用スターシップ愛用ゴリア (Golia) 登場作品ハンターズ究極の力』の正体で、アレンビッククラスターに飛来しアレンビック族滅亡追い遣った生命体相手の姿や装備コピーし奪う能力持ち、<恐怖>、<破壊者>とも呼ばれる詳細は『メトロイドプライム ハンターズ#ボス』を参照オーロラユニット (Aurora Unit) 登場作品プライム3 銀河連邦ネットワークコンピュータである有機コンピュータシリーズで、外見液体満たされカプセル浸かった生物の脳や心臓のような風貌をしている。関連有無不明だが、マザーブレイン酷似し存在となっている。詳細メトロイドプライム3 コラプション#銀河連邦参照デーン提督 登場作品プライム3 銀河連邦第7艦隊司令官であり、同艦隊旗艦であるオリンパス戦艦オリンパス艦長同作におけるハンターたちの実質的なクライアントで、特にサムスとは強い信頼関係結ばれている。 コラプションハンター 登場作品プライム3 サムスとともに銀河連邦から依頼受けたバウンティハンターたち。詳細は『メトロイドプライム3 コラプション#バウンティハンター』を参照ランダス (Rundas) 惑星ベスIII衛星、フィリジス出身バウンティハンター種族として氷や冷気を操る能力を操る、かなりの自信家ゴア (Ghor) ウォタンVII解放戦争戦った退役軍人で、身体の9割以上が機械化されたされたサイボーグ戦士マシン合体する能力を持つ。通常時穏健な性格だが、合体時は攻撃的な性格となる。 ガンドレイダ (Gandrayda) 素性経歴不明女性ハンター。ジョビアXII変異生物似た非常に優れた変身能力と、電気エネルギーを操る能力を持つ。スポーツ感覚賞金稼ぎをしており、サムスライバル視している。サムスに対しては「サミー」と呼ぶ。 ブリオニアン 登場作品プライム3 惑星ブリオにある碑文にて存在確認できる絶滅種族。残した彫像ゴーレム外見からカメ似た外見を持つ種族だったことが分かる鳥人族ルミナスとも交流があった。 エリシアン 登場作品プライム3 惑星エリシア管理している機械生命体。約1500年前にて鳥人族に創られたThe First最初創造体)を起源としている。銀河連邦同盟関係にあったが、連邦との連絡途絶えた後、スペースパイレーツ襲撃によってフェイゾン侵され事実上絶滅する

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