リザーバー・その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 09:04 UTC 版)
「刃牙シリーズの登場人物」の記事における「リザーバー・その他」の解説
フランシス・シャビエル 【カポエイラ】 リザーバー。控え室で夜叉猿Jr.の襲撃を受け重傷を負う。 栗木拓次 (くりき たくじ) 【伝統派空手】 リザーバー。控え室で夜叉猿Jr.の襲撃を受け負傷。その恐怖で錯乱し斗羽に襲い掛かった後、逃亡した。 マウント斗羽 地下闘技場編を参照。 夜叉猿Jr.(やしゃざるジュニア) 声 - 柳沢栄治 【野生の力】 幼年編に登場した夜叉猿の子供。勇次郎に殺された両親の仇をとるため、地下闘技場に姿を現す。夜叉猿の力を熟知する安藤が設計した収容コンテナをいとも簡単に破壊するなど、父親以上の身体能力を持っている。他のリザーバー2人を襲撃後、試合直前のラベルト・ゲランと加藤清澄を攻撃。刃牙が肉体と魂で説得を試みようとしたが、その途中で愚地克巳に撃退される。大会終了後、刃牙の優勝祝いにも顔を見せている。最大トーナメント後は、かつての父のねぐらに戻り、静かな生活を送っているようである。 天内悠(あまない ゆう) 声 - 高塚正也 【天内流格技】 アメリカ大統領のボディーガードを務める。その活躍ぶりや戦いに対する考え方などに興味を持った勇次郎の推薦により、トーナメントに参加した。身長188cm、体重89kg。戦いには「愛」こそが必要であり、人を喜ばせることと倒すことは表裏一体であると説く。つまりは相手が何を望んでいるか事前に察知して満たしてやるのも、何を望んでないか事前に察知して先手を打つのも、「愛」がなければできないという。 格闘では長い手足と、コンクリートの床を踏み抜くほどの足首の力をもって戦う。1回戦ではその驚異的な跳躍力から繰り出されるノーモーションジャンプにより、格闘技の想定していない空中戦に持ち込み山本を倒す。2回戦では空中戦の通用しなかった愚地独歩にも長い手足から繰り出される通常ありえないような関節技や空手技が一切使えない強力な寝技で封じた。しかし膝が破壊されたことを意にも介さず戦おうとした独歩に対して天内は「これでは残酷なコロセウムの戦いだ。自分の勝利を認めてくれ」と哀願したため、愛や絆を闘争に持ち込むことを嫌う勇次郎の怒りを買い、背後から体に深くめり込むほどの手刀を受け、髪の毛の一部を頭皮ごと引き千切られて柵に叩き付けられた。原作ではその後登場しないが、アニメ版ではエピローグでマクレガー(マイケル)やリーガンらと同じ飛行機でアメリカに帰るシーンがある。 後のインタビューで作者は、天内は死亡か再起不能になっていることと、キャラクターの価値が完全に暴落したため、再登場は不可能(させても意味がないとも)と述べている 。 アレクサンダー・ガーレン(アニメ版:アンドレアノフ・ガーランド) 声 - 柳沢栄治 【レスリング】 ロシア民族の最強を示すため、徳川光成の主催者推薦枠でトーナメントに参加する(アニメでは「最後のリザーバー」と呼ばれている)。身長200cm、体重169kg。ロシアに対して絶対的な忠誠心を持っており「ロシアに服従したい。己がロシアの支配下にあるという証が欲しい」という理由で手に枷を付けるのを大統領に要求するほどの愛国者。シベリアの鉱山で永久凍土にトラック2000台分の大きさのクレーターを2年で掘り上げた。 体格、身体能力共に作中トップクラスであり、持って生まれた潜在能力だけで世界最強のレスリング選手として君臨している。そのほか体操選手並みの軽業で飛び跳ね、ボクシングのパンチを打つなど技術も使いこなす。選手控室では千春を天井に突き刺し、花山のパンチを意に介さず逆に投げ一発で沈め、スペシャルマッチで行われた体長25m以上の巨大アナコンダを相手にレスリングで圧勝。そのままジャック・ハンマーと対決し、桁外れの身体能力でジャックを圧倒。しかし途中からドーピングの効果が解放され始めたジャックに押され、最後は折られた肋骨を心臓に叩き込まれ完敗した。その戦いの最中、左手小指と薬指を噛み切られ欠損。続編でも指の欠損は修復されていない模様。 最凶死刑囚編でも序盤に登場するが、天井から襲ってきたシコルスキーに倒され、車椅子の生活となって療養する。 モデルはアレクサンドル・カレリン。最強のトーナメントを描くには避けて通れない人物だったという 。 大蛇(アナコンダ) 【野生】 リザーバーとして登場したガーレンとのスペシャルマッチに現われた、体長25mを超す巨大な蛇。スタッフの小坊主を飲み込みかけるなど大暴れした後ガーレンと決し敗れる。その後、大会が終わって勢揃いする選手たちに混じってチャンピオンロードに現れる(尾だけ見える)。 作者によると映画『アナコンダ』を見て、「これは強そうだ」と思い登場させた。 御輿芝喜平 (みこしば きへい) 声 - 北村弘一 / - / - / - / 松山鷹志 【護身流合気柔術】 護身流合気柔術開祖で渋川剛気の師匠。渋川に「真の護身」について教授した。彼の回想において度々登場する。 歩行も困難な老体だが構えに一切の隙がなく、並の使い手では相対しただけで恐怖に駆られるほど。野心を剥き出しに挑んできた若き日の渋川と立ち合うが、その気迫に圧されて刀を抜いてしまい、柔術での敗北を認める形となる。 ジェーン 声 - 日野由利加 ベトナム戦争時代、アメリカ兵を相手に素手で戦っていた勇次郎が出会った、反アメリカの女傭兵。アメリカによるベトナムへの攻撃を「弱い者イジメ」と評し、自分が殺したアメリカ兵の死体に対して怒りを込めて大量の銃弾を撃ち込んだりしていた。 しかしその正体はカナダ出身の軍人であり、本名はダイアン・ニール。超大国アメリカを危惧する国連が、一国家にも匹敵する戦闘力を秘めた存在である勇次郎を確保する作戦に就いていた。しかし、これらを勇次郎に全て見破られていた挙句、アメリカ軍による一斉砲撃に際してその身を掴まれて砲撃の爆音にさらされ、結果として恐怖に屈した自分自身をさらけ出したことで戦士としての使命も生き方も全うできぬまま勇次郎に一方的に敗北し、犯される。その後、彼女は無事だったものの勇次郎によって味方部隊は壊滅し、その件に対する責任を上層部より問われ、軍刑務所に投獄され獄中にて勇次郎の子、ジャックを出産した。 ジャックが最大トーナメント決勝戦後に勇次郎と戦い、敗れて救急車で搬送される際、その様子を見つめるジェーンらしき女性が防犯カメラの映像に映っていた。 ジョン博士 声 - 樫井笙人 老科学者。偶然にも北極熊を素手で倒す人間(勇次郎)を目撃して以降、科学力による人体改造に傾倒する。学会から邪険にされていたときジャックと出会い、その壮絶なトレーニング観に共鳴して新薬を渡した。当初は悲願が達成しつつあると喜んでいたものの、強くなりすぎたジャックが自分の夢を離れて暴走、その成果が悪魔の領域にまで達したと感じたため、悔悟の念に苛まれ、最期は拳銃で自らの命を絶った。 なお、ジャックに驚異的な身体を与えた張本人であり、ジャックからは「博士」と呼ばれるなど、彼から慕われている様子が描かれている。
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リザーバー・その他
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「はぐれアイドル地獄変」の記事における「リザーバー・その他」の解説
今宮エビス(いまみや エビス) 【ボクシング】 スポーツ関係者の項を参照。 ジークルーネ(Siegrune) 【機械学習】 戦乙女闘宴の協賛企業であるパルテノン・ダイナミクスが開発した第4世代人型ロボットのテストタイプ。対人格闘戦に特化したAIを搭載しており、リアルタイムで戦術を構築・実行可能。クレア・ナッシュ曰く、「史上初の“単体で人間と闘えるロボット”」。 ボクシング・ムエタイ・レスリング・ジュードー等の一流選手との1000時間を超えるスパーリングの末に、実戦に耐えうる最終調整が完了したと判断され、戦乙女闘宴に乱入者として参戦させられることになった。 大会ではHブロックに乱入。ディアナ・イオネスクをデスバレーボムの形で投げ捨ててKOし、イオネスクの相手となるはずであった金子操と対戦した。前蹴りでのカウンターを狙う金子に対しフリッカージャブで機先を制し、脇固めからの背負い投げで投げられるとその勢いを利用して先に着地し逆にフロントチョークを決め、双手刈りで押し倒されそうになると叩きつけられる前にクローズドガードからサイドに逃れ、そのままキムラロックを極めてタップアウトを奪い勝利と、常に金子の想定を上回るパフォーマンスを見せつけた。 2回戦ではチェ・ユニと対戦。Tシャツをかぶせられラッシュを叩き込まれるという奇襲を受けるがダウンせず踏みとどまる。Tシャツを引き裂いて視界を回復してからも上空からの跳び蹴りのラッシュを喰らい亀のような形でしゃがみ込むが、蹴り上げで反撃し脱出に成功する。この攻撃によって更なる学習を遂げたジークルーネは、フェイントからの後ろ横蹴りを放とうとユニが背を向けたところをバックドロップで投げ捨てて一撃でKOを奪い、Hブロック代表の座を勝ち取った。 ファイナルステージではマオマオと対戦した。マオマオのローキックに誘われてタックルに行ったふりをしての低空ロシアン・フックの奇襲でマオマオの体勢を崩し、ドラゴン・スープレックスで投げ捨ててからマウントポジションを奪うことに成功する。パンチに頭突きを合わせるという今までの戦闘データになかった迎撃法をマオマオが取ったため一瞬フリーズしてしまい脱出を許してしまうが、その後もボクシング技術で的確に追い込んでいった。だが、マオマオが編み出した新技のスタンディング式変形ドリューシフィックスをカウンターで極められ両肩を破壊される。それでも、破壊された両腕を切り離して軽量化することでスピードアップ、ユニ戦で学習した蹴り技を主体とした戦法に切り替えてマオマオを追い詰めたが、ユニの助言を受けたマオマオに蹴りを見切られてしまう。マオマオから学び取った頭突き迎撃も「運命殺し」の力で躱され、最後は両者の体重を乗せた変型片手絞めで頸部を圧し折られたことで機能停止、敗北した。 クレア・ナッシュからは「ジーク」と略して呼ばれているほか、ユニや彼女の影響を受けたマオマオからは「ロボ子」の愛称で呼ばれている。 全高170センチメートル、重量80キログラム。大会ではパワーレベルは成人男性平均にまで抑えられている。
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