巨大アナコンダ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 03:27 UTC 版)
最大のアナコンダの全長は9mだが、はるかに大きい例も報告されている。 有名な報告のひとつに冒険家のパーシー・フォーセット(英語版)によるものがある。1906年に南アメリカでフォーセットは、アナコンダに発砲し傷を負わせた。フォーセットの報告によると、鼻から尻尾の先まで18.9mであった。 かつては、フォーセットは事実で正確であると主張していたにもかかわらず、巨大アナコンダの報告は嘲笑されていた。バーナード・フーベルマン(英語版)は、フォーセットは概して正直で信頼できると主張し、彼の擁護をした。さらにフーベルマンは、一般的に受け入れられている見積りを大幅に超えた標本が発見されたときは、主な研究者はヘビの最大体長に対する認識を訂正すべきだと指摘した。かつては、アナコンダの最大の体長は6mが広く認知されていた。巨大アナコンダの報告は20世紀末になってもあり、フジテレビ系のバラエティ番組世界超密着TV!ワレワレハ地球人ダ!!内の特集スネークハンター3においてフィリップ・マーキュリーと番組ディレクター木伏智也を中心とする探検隊がアマゾン奥地に入り、巨大アナコンダの探索を行った。このとき紹介された目撃情報には、前述のものに近似の18メートルという体長も含まれていた。なお、木伏はこの探索の最中、探し求めていた大型種と思われるアナコンダに襲撃されて負傷、入院している。番組においては、アナコンダに捕食された人間や捕獲された巨大アナコンダの映像も紹介された。アナコンダは、平均で2ポンドの皮膚を脱皮する。アナコンダの皮膚はもとの大きさの最大30%伸びる。
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