アンドロメダ銀河とは? わかりやすく解説

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アンドロメダ‐ぎんが【アンドロメダ銀河】

読み方:あんどろめだぎんが

アンドロメダ座にある渦巻き銀河晴れた暗い夜に肉眼でも見える。直径2226万光年、距離230万光年、銀河系同等規模をもつ。最も銀河系に近い銀河アンドロメダ星雲


アンドロメダ銀河 (M31) Andromeda Galaxy

アンドロメダ姫の腰の辺り見える非常に大きな渦巻銀河で、肉眼でもぼんやりとした斑点として見える。地球から230万光年の距離にあり、総質量太陽の約3000億倍ある。4000億の星からなる知られている限り局部銀河群の中で最大銀河である。太陽系存在する天の川銀河は、アンドロメダ銀河に似ている考えられているが、その質量半分ほどしかない。アンドロメダ銀河は、肉眼で見ることができる最も遠い天体であり、そのまわりには幾つかの矮小銀河伴銀河として存在する

アンドロメダ銀河

230万光年の彼方にある「アンドロメダ銀河」

冬の星座代表格であるアンドロメダは、私たち銀河系同じよう渦巻き型の銀河ですが、銀河系からは230万光はなれてます。ちなみに230万光年という距離は、230万年前に出発したアンドロメダの光を、現在地上で私たち見ているということ意味してます。このアンドロメダ銀河に含まれる星の数は、銀河系の約2倍と推測されています。


アンドロメダ銀河の中心は2重のブラックホール

しかし、最近では研究進み銀河系似ているのは天体写真おなじみ外側見かけの姿だけであるということわかってきました。アンドロメダ銀河の特異な性質としては、(1)中心部ガス少なく楕円銀河同じよう性質をもつ、(2)中心核二重中心核(二重ブラックホール)である、(3)中心部かすかに存在するガスは、銀河面に直角な渦巻きである、などがあげられます。

Double core of Andromeda Galaxy
Double core of Andromeda Galaxy

数十億年前、周囲の伴銀河を引き寄せて合体

これらの性質総合して考察した結果現在のアンドロメダ銀河は、数十年前に、その周囲を回る小さな銀河(伴銀河)が重力はたらきによって中心部引き寄せられついには数億年前合体して形成されたものである、というように考えられるようになりました。アンドロメダ銀河の2つ中心核のうち、1つ墜落した伴銀河中心核ではないかといわれています。このようなシナリオはアンドロメダ銀河特有なことではなく、ほかにも、宇宙いたるところ銀河同士衝突合体起きていることが明らかになっています。私たち銀河系伴銀河である大マゼラン星雲小マゼラン星雲2つ星雲も、数十億年のうちには銀河系合体するではないか予測されています。


アンドロメダ銀河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/29 12:01 UTC 版)

アンドロメダ銀河
Andromeda Galaxy
M31: アンドロメダ銀河
星座 アンドロメダ座
見かけの等級 (mv) + 4.3
視直径 190' × 60'
分類 SA(s)b
位置
元期:J2000,00
赤経 (RA, α)  00h 42m 44.3s
赤緯 (Dec, δ) +41° 16′ 9″
視線速度 (Rv) 300 ± 4 km/s
距離 250万光年
絶対等級 (MV) -21.4
アンドロメダ銀河(M31)の位置
物理的性質
直径 22-26万光年
他のカタログでの名称
M31, NGC 224
Template (ノート 解説) ■Project

アンドロメダ銀河[1](アンドロメダぎんが、M31、NGC 224)は、アンドロメダ座に位置する地球から目視可能な渦巻銀河である。さんかく座銀河 (M33) 、銀河系(天の川銀河)、大マゼラン雲小マゼラン雲などとともに局所銀河群を構成する。

概要

アンドロメダ銀河(M31)は、地球から約250万光年の距離に位置し、M33とともに肉眼で見える最も遠い天体である[注 1]。およそ1兆個[2]恒星から成る渦巻銀河で、直径22万光年[3]と我々の天の川銀河(直径10万光年)よりも大きく、局所銀河群で最大の銀河である。従来は直径13万光年程度と見なされていたが、21世紀初頭の観測結果によって、アンドロメダ銀河の銀河ハロー部分(銀河周辺領域)と思われていた領域の星々が、実はアンドロメダ銀河のディスク(銀河の円盤部分)の一部であると判明し、アンドロメダ銀河本体がより大きく拡がっていることが判った[4]

かつて、系外銀河のことがよく知られていなかった時代に銀河は星雲と混同されており、その名残として現在でも「アンドロメダ星雲」[5]、「アンドロメダ大星雲」[6]、などと呼ばれることもある。ハッブルがリーヴィットのケフェイド変光星による星間距離測定法を使って算定した初期には、地球からの距離は90万光年と言われていたが、その後距離を算定する手法の誤り(若いマゼラン雲とアンドロメダ銀河の年齢差による絶対等級の過少見積もり)が判明し2倍の200万光年と推測された。さらに観測精度が向上し、徐々に推定距離が長く算定されるようになった。

一時期、見かけが天の川銀河と似ているとされていたが、アンドロメダ銀河は中心核を2つ持つことが観測より明らかになり[2]、天の川銀河のバルジと比較してガスや暗黒物質が非常に少ないことや、そのガスが銀河面に直角な渦巻き構造を持つこと[7]なども判明した[注 2]。また、可視光での外観に基づき、アンドロメダ銀河は銀河の形態分類( de Vaucouleurs–Sandage)にて、SA(s)bの渦巻銀河に分類されるが[8]2MASSサーベイとスピッツァー宇宙望遠鏡による赤外線観測の結果、アンドロメダ銀河は実際には棒渦巻銀河であり、バルジの棒構造が円盤長軸から反時計回りに55度の方向を向いていることが示唆されている。[9]

観測

M31 は肉眼で見ることができ、大きさは満月の約5倍である[3]。双眼鏡では、長い楕円形のはっきりした光芒に映る。大口径の望遠鏡でも意外に見え方は良くならず中心部分の明るいところしか見えない。条件の良い場所で口径20cmの望遠鏡でやっと渦巻き構造が見え始める。

964年には既にアブドゥル・ラフマーン・スーフィーによって「小さな雲」と記述されている。望遠鏡による観測はドイツの天文学者シモン・マリウス1612年12月15日に行い、「角灯を透かして輝くロウソクの光」のように見えたと記述したのが初めてとされる[注 3]ウィリアム・ハーシェルは「核は星雲状。星に分かれそうだ」と記している。ウィリアム・クランチ・ボンド1847年に暗黒帯がある詳しいスケッチを残した。1864年ウィリアム・ハギンズスペクトルを観測し、連続スペクトルであることを発見した。1885年エルンスト・ハルトヴィッヒ新星ケフェイド変光星散開星団球状星団を発見し、さらに自転速度を測定した。1887年10月10日にアイザック・ロバーツが初めて写真を撮影した。ロバーツは翌1888年に3時間にもおよぶ撮影を行い、渦状構造を確認した。1899年にユリウス・シャイナーが初めてスペクトル写真を撮影した。初めてM31までの距離を測定したのはアメリカのエドウィン・ハッブルである。ハッブルは1923年にM31の中にあるケフェイド変光星を利用して距離を90万光年と見積もり1929年に発表、その結果M31は銀河系の外にある天体であることが分かった。ウォルター・バーデ第二次世界大戦によるロサンゼルスの灯火管制の中、ウイルソン山天文台の100インチ望遠鏡を使って観測を行い、銀河中心部の星の分解に成功している。戦後パロマー天文台に200インチヘール望遠鏡が設置されると、この望遠鏡を使って観測を継続しアンドロメダ銀河を構成する星の種族を確認している。

アンドロメダ銀河の伴銀河

銀河系と同様に、アンドロメダ銀河は14の矮小銀河からなる伴銀河が存在する。最もよく知られている伴銀河であるM32M110 (NGC 205) は容易に観測できる。

M110もまたアンドロメダ銀河と相互作用をしているものと思われ、またこれらの伴銀河から剥ぎ取ったものと思われる金属量の多い恒星のストリームがアンドロメダ銀河のハロの中に発見されている。M110 には、近年あるいは現在も星形成が行われていることを示唆する、塵の多い筋状の構造が存在している[10]

2006年には、アンドロメダ銀河の中心核と交差する平面上に9つの伴銀河が並んでいることが観測された。これはランダムに生じたものではなく、個々の相互作用によるものと予測されている。これは伴銀河に共通する潮汐力の源があることを示唆している[11]

球状星団G1

球状星団G1

アンドロメダの近傍には銀河の他にも多数の星団も観測され、その中で最大のものはアンドロメダ銀河の周囲を巡っている球状星団G1である(図1右下、図2)。メイオールII (Mayall II) の名称でも知られるG1は、アンドロメダ銀河の中心から13万光年の距離にあり、宇宙の始まりから比較的早い時期に誕生した古い星々が数十万個以上集まって構成されていると考えられている。局所銀河群の中ではおそらく最も明るい球状星団であり、地球から観測した見かけの等級は13等級である。絶対等級としては銀河系で最も明るいオメガ星団(NGC 5139、視等級3.7)よりも明るい。

2002年のハッブル宇宙望遠鏡の観測では、太陽の約2万倍の質量を持つブラックホールがG1とM15の中心に存在している可能性が示唆された[12]

銀河系との衝突

アンドロメダ銀河のスペクトルは青方偏移を持ち、天の川銀河に対して秒速約122kmで接近している。太陽系は銀河系をおおよそ秒速225kmの速度で公転しているので、太陽系から見た場合おおよそ秒速300kmで接近している。[13][14]青方偏移している銀河はおおよそ100個あるがアンドロメダはその中に1つに挙げられる。[15]約40億年後には天の川銀河 (Milky Way) とアンドロメダ銀河 (Andromeda) は衝突し[16]、それから約20億年かけて1つの巨大な楕円銀河「ミルコメダ (Milkomeda)」を形成するか、[17]巨大な円盤銀河を形成する[18]と予想されている。このような出来事は局部銀河団の中ではしばしば生じている。この衝突による地球と太陽系の運命はまだ分かっていない。銀河が合体する前に、太陽系が銀河系から弾き出され、アンドロメダ銀河に組いる可能性も僅かにある[19]

フィクション

銀河系に比較的近い銀河で知名度も高いことから、多くのSF作品で異星人の故郷や宇宙旅行の目的地として登場している。

ギャラリー

脚注

注釈

  1. ^ 地球からM33との測定距離は238万~307万光年と幅があるので、M31とどちらが遠いかは判明していない。
  2. ^ これらは、伴銀河が数十億年前にアンドロメダ銀河に飲み込まれ、巨大ブラックホールの連星系が誕生して以降、その連星系にバルジ周辺のガスや暗黒物質が喰らい尽くされたことによると推測されている。
  3. ^ しばしば誤ってアンドロメダ銀河の発見者として紹介されることがある。

出典

  1. ^ 宇宙の開拓者 ~アンドロメダ銀河”. 宇宙科学研究所. 2015年12月25日閲覧。
  2. ^ a b アンドロメダ座大銀河の最新研究成果 -その構造と歴史”. AstroArts (2006年6月8日). 2015年12月25日閲覧。
  3. ^ a b 実は3倍の大きさだった、M31アンドロメダ座大銀河”. AstroArts (2005年6月7日). 2015年12月25日閲覧。
  4. ^ Andromeda Galaxy Three Times Bigger in Diameter Than Previously Thought”. カリフォルニア工科大学 (2005年5月30日). 2015年12月25日閲覧。
  5. ^ アンドロメダ星雲 M31 の一部」『すばる望遠鏡』、国立天文台、1999年1月28日http://www.naoj.org/Pressrelease/1999/01/28d/j_index.html2015年12月25日閲覧 
  6. ^ 宇宙の質問箱 - 銀河編”. 国立科学博物館. 2015年12月25日閲覧。
  7. ^ アンドロメダ座大銀河”. JAXA 宇宙情報センター. 2015年12月25日閲覧。
  8. ^ NASA/IPAC 銀河系外データベース”. NASA/IPAC. 2023年3月23日閲覧。
  9. ^ Beaton, Rachael L.; Majewski, Steven R.; Guhathakurta, Puragra; et al. (2006). "Unveiling the Boxy Bulge and Bar of the Andromeda Spiral Galaxy"”. 2023年3月23日閲覧。
  10. ^ Young, L. M. (2000). “Properties of the Molecular Clouds in NGC 205”. The Astronomical Journal 120 (5): 2460-2470. arXiv:astro-ph/0007169. Bibcode2000AJ....120.2460Y. doi:10.1086/316806. ISSN 00046256. 
  11. ^ Koch, Andreas; Grebel, Eva K. (2006). “The Anisotropic Distribution of M31 Satellite Galaxies: A Polar Great Plane of Early-type Companions”. The Astronomical Journal 131 (3): 1405-1415. arXiv:astro-ph/0509258. Bibcode2005astro.ph..9258K. doi:10.1086/499534. ISSN 0004-6256. 
  12. ^ Hubble Discovers Black Holes in Unexpected Places”. HubbleSite. NASA (2002年9月17日). 2015年12月25日閲覧。
  13. ^ Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2007年8月25日). “Messier Object 31”. SEDS. 2015年12月25日閲覧。
  14. ^ "Results for Messier 31"NASA/IPAC Extragalactic Database. NASA/IPAC. Retrieved 2006-11-01.
  15. ^ "Apart from Andromeda, are any other galaxies moving towards us? - Space Facts – Astronomy, the Solar System & Outer Space - All About Space Magazine". Retrieved April 3, 2016.
  16. ^ 銀河×アンドロメダ星雲衝突は約40億年後。その時地球の空はこんなすごいことになっている。”. GIZMODO JAPAN (2012年6月3日). 2015年12月25日閲覧。
  17. ^ 宇宙100兆年の未来”. 日経サイエンス (2012年6月). 2015年12月25日閲覧。
  18. ^ Ueda, Junko; et al. "Cold molecular gas in merger remnants. I. Formation of molecular gas disks". The Astrophysical Journal Supplement Series214 (1). arXiv:1407.6873. Bibcode:2014ApJS..214....1U. doi:10.1088/0067-0049/214/1/1.
  19. ^ Cain, F. (2007). "When Our Galaxy Smashes Into Andromeda, What Happens to the Sun?"Universe TodayArchived from the original on 17 May 2007. Retrieved 2007-05-16.

アンドロメダ銀河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 05:58 UTC 版)

Mass Effect シリーズ」の記事における「アンドロメダ銀河」の解説

ハビタット7 第2の地球候補地として調査対象となっている惑星現状はレムナントボルトの誤作動稲妻が常に降り注ぐ大規模な嵐が発生しており、大気組成人間生きられる環境にないなど地球候補としては程遠い態となっている。 イオス 居住候補地一つである岩と砂漠の惑星現状高濃度放射能惑星中に蔓延しており居住できる環境ではない。以前放射能遮蔽シールド設置などにより居住計画進められたがケット襲撃もあり失敗終わったボルト起動することで惑星上の放射能除去され居住可能となる。 アヤ アンガラ族が拠点としている惑星惑星大半溶岩流れ火山帯のような環境だがアンガラ集落作っている位置は自然豊かなオアシスのような環境広がっている。 ハバール かつてアンガラ族が拠点としていたジャングル広がる熱帯惑星植物現住生物異常なほどに繁殖しており生態系崩壊懸念されている。 ヴォルド かつてアンガラ居住していた氷の惑星今は強力なブリザード吹き荒れる極寒の惑星となっており室外での行動あっという間に凍死する程の厳しい環境となっている。ボルト起動することで惑星温度数度上がりブリザードが止む。大規模なケット軍事基地存在しモーシェ囚われている。 カダラ ネクサス離反したエグザイル拠点としている惑星大気成分良好居住可能な惑星だが硫酸などの腐食性物質汚染されている為、飲用には適していない。ボルト起動することで水質環境改善されるエラデン 居住候補一つである砂漠の惑星大気組成居住可能だ水分レベル低くが無い為、惑星表面温度5299と非常に暑く日差しの下での行動長く出来ないボルト起動することで待機中の微粒子増加し水分レベル上昇したことで温度が下がり日差しの下でも問題なく行動できるうになるイオス比べる砂漠化進んでおりほとんどない為、希少となっている。ネクサス離脱したクローガン達がニュートゥチャンカと呼ばれるコロニー作って拠点としている。 H-047c トゥーリアン故郷パラヴェンに似た環境惑星でありトゥーリアン居住候補地とされていたがスカージにより惑星そのものが完全に破壊され今では巨大な小惑星となっている。居住不可となった燃料となるヘリウム3豊富に含まれており採掘基地いくつか設置されている。 メリディアン レムナントのテラフォーミングネットワークの中枢である人工惑星惑星表面ではなく内側居住可能が区画があり緑豊かな環境広がっている。テラフォーミングネットワークの制御施設がありこの施設から操作することでボルトのある各惑星環境生態系操作することが出来る。イニシアチブ居住候補としていた惑星全て居住不可能な態となっていたのはメリディアンと各惑星ボルト接続途切れ機能停止若しくは誤作動起こしたことによる

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アンドロメダ銀河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/05 06:01 UTC 版)

宇宙英雄ペリー・ローダンの登場種族一覧」の記事における「アンドロメダ銀河」の解説

恒星エンジニア アンドロメダエネルギー生物恒星とともに生き、その軌道テレキネシス操り種族が住む人工天体自分達で作った。嘘を知らない性格であったため、島の王たち利用され恒星転送ネットワーク作り上げた宇宙空間でも生存が可能で、テレポート移動する。 ツーノーザー アンドロメダ衛星銀河であるアンドロ・ベータ星雲居住する島の王たち補助種族で、アンドロ・ベータ警固担当するヒューマノイド種族身長標準的なテラナー同型で、短い頸に球状頭部ひとつだけ巨大な目は複眼で、頭の根元から2本の長い鼻が伸び、これが手の代わりをする。ツーノーザーの名もこの鼻に由来する。本来の腕は短く華奢ながら、器用に動く。 テフローダー アンドロメダヒューマノイド種族肉体的には脳の一部機能除けば外見から肉体器官に至るまでテラナーと同じ。故郷世界アンドロメダ星雲のテファ星系第三惑星テフロッド。2404年当時島の王たち忠実な補助種族で、アンドロメダ中枢部の直径2万光年の「禁断ゾーン」を取り囲む警戒ゾーン」の防衛担っていた。 テフローダー5万年前アンドロメダ星雲避難してきたレムール人末裔で、テフロッドを中心にアンドロメダ一大国家を築いたが、やがて島の王たちによって支配され、その補助種族成り下がっていた。2406年に島の王たち滅亡した事でその支配から解放されるも、アンドロメダ覇権をめぐりマークスとの間で戦争態となり、真の故郷である銀河系イーストサイド移住するものも存在するパドラー アンドロメダエンジニア種族。自らの分子構造自由に解消してどのような壁でも通過できる超能力を持つ事から構造ランナー呼ばれたスプリンガーに近いメンタリティ持ち氏族宇宙島所持して造船修理農業建設植民などを担当していたが、島の王たち不興買った事で種族のほとんどが絶滅させられた。ヒューマノイドと同じ外見であるが、骨格無く強靭な腱の束と軟骨身体支える。身長肩幅は1メートル半で黒い肌である。 ハトル人 250万年前宇宙彼方からアンドロメダ星雲植民し、そこに一大文明築いた種族精神的にも非常に成熟していたが、やがて文明崩壊ごく一部生存者が“光の守護者”と称するようになり、2400年代にはテングリ・レトス唯一の生き残りであった外見テラナーと同じヒューマノイド種族であり、永遠の船と呼ばれる直径30キロメートル巨大な球形船を操る。 マークス 水素呼吸知性体の非ヒューマノイド種族。別名メタンズ。身長2.5メートルで、半球上の頭部には前後それぞれ2つずつ目を持ち長い腕には骨がなく強靭な筋肉であるために柔軟な動きが可能である。卵生繁殖力が高い。酸化物食糧から摂取し呼吸の必要はなく、水素呼吸の名は正確とはいえない。5万年前アンドロメダ星雲支配していたが、ハルト人との戦争避難してきたレムール人によって銀河系追放され銀河系勢力持ち直す紀元前8000年頃のアルコン人との戦争の結果今度銀河系から駆逐され、再びアンドロメダにおいて支配者である島の王たち補助種族となった。2404年には島の王たち反旗を翻しその後テラナー同盟して島の王たち滅ぼした以降アンドロメダにおける実質的な支配種族となり、テラナー同盟者でもある。

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