せいほう‐へんい〔セイハウ‐〕【青方偏移】
青方偏移
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/09 08:41 UTC 版)
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青方偏移(せいほうへんい、英: blue shift[1][2])とは、光のドップラー効果の一つ。赤方偏移と同様の原理で、近づく音源からの音が高くなるように、近づく光源からの光が短波長側へずれることをいう。
青方偏移を扱ったSF作品
赤方偏移が、ビッグバン後の膨張宇宙の証明であることの反対解釈として、青方偏移は、「宇宙の縮小」=「世界の終焉」を象徴するSFのテーマに用いられることがある。
- スティーヴン・バクスター 『青方偏移』。
- 諸星大二郎 『孔子暗黒伝』創美社〈Jump super ace〉、1988年。ISBN 4-420-13701-0。
- ジャック・キャンベル『彷徨える艦隊』 - 青色偏光を確認することで高速で移動する宇宙戦艦の加速を探知することができる。
- トップをねらえ! 光速に近い速度で接近してくる宇宙怪獣を、青方偏移による青い光で描いた。
脚注
- ^ 文部省、日本物理学会編 『学術用語集 物理学編』培風館、1990年。ISBN 4-563-02195-4 。
- ^ 文部省、日本天文学会編 『学術用語集 天文学編』(増訂版)日本学術振興会、1994年。ISBN 4-8181-9404-2 。
関連項目
青方偏移と同じ種類の言葉
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