京都見廻組
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京都見廻組(きょうとみまわりぐみ)は、江戸時代末期に幕臣によって結成された京都の治安維持組織。
- ^ a b 菊地明著『京都見廻組 秘録 龍馬を斬った幕府治安部隊』洋泉社、2011年、p.13-15
- ^ 菊地明著『京都見廻組史録』新人物往来社、2005年、p.13
- ^ 佐和隆研・奈良本辰也・吉田光邦ほか編『京都大事典』淡交社、1984年、p.307
- ^ 菊地明著『京都見廻組史録』新人物往来社、2005年、p.80-81
- ^ 小西四郎、山本大、江藤文夫、宮地佐一郎、広谷喜十郎編『坂本龍馬事典』新人物往来社、2007年、p.238-241
- ^ “『坂本竜馬関係文書.第二』| 国立国会図書館デジタルコレクション コマ番号235”. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1917633. 2019年1月7日閲覧。
- ^ “『坂本竜馬関係文書.第二』| 国立国会図書館デジタルコレクション コマ番号233”. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1917633. 2018年10月5日閲覧。
- ^ 菊地明著『京都見廻組 秘録 龍馬を斬った幕府治安部隊』洋泉社、2011年、p.152
- ^ 菊地明著『京都見廻組 秘録 龍馬を斬った幕府治安部隊』洋泉社、2011年、p.171-172
- ^ 菊地明著『京都見廻組 秘録 龍馬を斬った幕府治安部隊』洋泉社、2011年、p.175-176
- ^ 菊地明著『京都見廻組 秘録 龍馬を斬った幕府治安部隊』洋泉社、2011年、p.204-211
- ^ 菊地明著『京都見廻組史録』新人物往来社、2005年、p.199-205
- 1 京都見廻組とは
- 2 京都見廻組の概要
- 3 京都見廻組を主題にした作品
見廻組(みまわりぐみ)
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「あかね色の風 -新撰組血風記録-」の記事における「見廻組(みまわりぐみ)」の解説
幕臣によって結成された治安維持組織で、新選組同様反幕府勢力を取り締まるが百姓筋の新選組を見下すなど折り合いが悪い。
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見廻組
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佐々木只三郎 京都見廻組。史実では竜馬暗殺の張本人とも言われているが、本作では明確な描写はなく出番も少ない。また、顔は描写されていない。清河八郎を暗殺している。
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見廻組
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真選組と同類の職務体系を持つ警察組織。真選組と違い徳川幕府ではなく一橋派の息がかかっている。田舎侍が多い真選組と違い、名門の良家から選りすぐったエリートにより結成された。メンバー制服は真選組のデザインとほぼ同じだが生地の色は白く(佐々木異三郎曰く「作者にもエコ」)、隊士には副長の今井信女らをはじめ女性も存在する。 バラガキ篇では、テロリストもろとも真選組を壊滅させようと目論んでいたが、銀時の妨害により失敗に終わった。一国傾城篇では、将軍である徳川茂茂の命により、真選組ら他の警察組織とともに定々を失脚に追い込んだ。喜々が第十五代将軍に就き佐々木が警察庁長官に昇進して以降は、解体された真選組に変わって喜々の護衛や町の警備などを行っていた。 さらば真選組篇では、黒縄島にて天照院奈落とともに真選組と桂一派の面々ら抵抗勢力を待ち受けていたが、見廻組を率いる佐々木の離反を予期していた奈落によって戦闘の最中に抵抗勢力ごと攻撃され、多数の死者が出て佐々木も落命するなど甚大な被害を受けた。黒縄島の脱出後は信女以外の生き残った隊員たちの多くは脱出を手助けしてくれた真選組への恩義から真選組に加入し、組織の再編も為されなかったことで事実上消滅した。 佐々木 異三郎(ささき いさぶろう) 声 - 森川智之 見廻組元局長。名門佐々木家の長男で、文武両道であり「三天の怪物」と渾名される生粋のエリート。一人称は「私」で、敬語口調で話す。一橋派や高杉とも繋がりがある。日頃は目が半開きで、右目に片眼鏡をかけたつかみどころのない風体。妾の息子である異母兄弟の鉄之助のことはゴミ同然に扱っており、バラガキ篇で鉄之助が人質に取られた時にはテロリストグループを壊滅させる名目で、真選組もろとも鉄之助までまとめて始末しようとした。 拳銃と刀を同時に使いこなし、バラガキ篇では、その技で土方を圧倒したが、銀時の加勢と真選組の団結力の前に計画は断念。見下していた真選組を「悪ガキのエリート」と認めて退いた。一国傾城篇では、定々の手先に重傷を負わされるが終盤で復帰し、真選組と協力して定々を退陣に追い込んだ。 極度の携帯依存症で、「友達が少ないから」という理由で他人の携帯電話に強引に自分のメールアドレスを登録する(その際の登録名は「さぶちゃん」)。銀時が潜入捜査している間でもひっきりなしにメールを送り、そのメールもどこかの芸能人のブログで見たことがある語尾や顔文字をふんだんに盛り込んだもので、銀時曰く「ギザウザス」。 真選組のことは疎ましく思っており、嫌味からファンを公言し「(エリート揃いの見廻組と違い)貧しく無能な人間が江戸を護っている奇跡の集団」と評している。しかし、さらば真選組篇では、近藤の侍であらんとする生き方を羨み、「真選組に負けたくなかった」と土方に本心を吐露している。 かつて攘夷志士との潰し合いを目的に松平とともに浪士組(のちの真選組)の創設に関わっていた。その一方で奈落と結託し、当時の将軍定々と敵対していた一橋斉々、喜々親子の暗殺計画にも携わっていたが、暗殺は奈落の子供たちが行うことに心が揺らぎ、近藤の言葉を受け、一橋親子の乗るはずだった籠に松平を乗せ、さらに攘夷志士に一橋親子遠征の情報を流し、「予期せぬ攘夷志士の襲撃で遠征、暗殺ともに失敗した」とすることで奈落の子供たちや真選組を救うために計画を頓挫させる。しかしこのことが奈落に知られ、制裁として奈落の刺客に妻子を殺されてしまう。この一件で家族を護れなかった自分自身と国を憎み、倒幕を目的に一橋派へ取り入り、喜々の将軍就任後は各地で喜々とともに強権を示し、反勢力を弾圧・粛清し続けることで自らが新政権の悪政を担い、反幕府勢力の決起を促すことを目論む。そしてその目的のために妻子殺害の張本人である骸(のちの信女)を「復讐」の道具として奈落から引き抜き、そばに置いていた。一方で当時の現場状況から実際は骸が妻子を殺したのではないことも悟っており、そのためか自分の娘につけるはずだった「信女」という名を与えるなど次第に彼女に情が移ってしまう。 喜々政権樹立後は松平に代わり警察庁長官に昇進、見廻組局長の兼任になる。黒縄島からの脱獄を図る近藤、桂、松平と彼らの救出を目指す真選組と桂一派らを抹殺するため、部隊を率いて黒縄島に乗り込む。しかし彼の真の計画を悟った奈落が参戦したことでなし崩し的に近藤らと共闘し、その際近藤の言葉から自分が信女と娘を重ねて見ていたことを自覚する。その後、周りを取り囲んだ奈落から自らが殺した体を装って近藤をかばい、満身創痍になりながらも再会した信女、鉄之助の助けを得て脱出を図る。しかし、手負いで倒れていたはずの奈落の敵兵から身を挺して二人をかばった直後、敵の砲撃が立っていた船のタラップを直撃し落下。自身が「信女」という名前に込めた願いがちゃんと「娘」に届いていたことに満足気な表情を浮かべながら暗闇に消えていった。死後、ただ一人で権力に抗い続けていた者として、真選組、見廻組双方のメンバーや信女から「警察庁長官」として哀悼の敬礼を向けられた。 『3年Z組銀八先生』では、フォーエバーで3Zの生徒として登場。携帯依存症であるのは変わらず、図書室で新八に対してメールを頻繁に送っていた。 今井 信女(いまい のぶめ) 声 - 平野綾 赤目で黒髪(アニメ版では紺色)姫カットの見廻組女副長。刀の鞘が異様に長く見えるのは鞘の両側に長刀と短刀が収められているためであり、二度沖田相手に二刀流を披露している。無表情で確実に相手の息の根を止めることに念頭を置いて攻撃を行う「殺しのエリート」であり、その腕前は近藤に「暗殺剣」と言わしめるほどのもの。好物はドーナツ、特にポンデリング。普段はめんどくさがりなところがある。 「今井信女」の名は異三郎と出会ったときにつけられた名であり、かつては「骸」の呼び名で暗殺部隊『天照院奈落』に所属しており、幼くして奈落三羽烏の一人に数えられており「死神の落胤」とも称されていた。今でも首の後ろに八咫烏の入れ墨がある。異三郎の言う通り、実力では朧にも引けを取らなかったことが明かされている。また奈落にいたころには投獄された松陽の牢番を務め彼から教えを受けており、後には自らを「松陽の弟子」と称した。 朧に命じられ異三郎の妻子殺害に携わった張本人。実際には松陽に影響を受けていた彼女は逆に妻子を守ろうとしていた。しかし現場に到着したときにはすでに先行した奈落の兵が妻子を殺害したあとだったため、彼らに深手を負わせ一掃。その後、現場に現れた異三郎に自分を切るよう頼むが、「本当の敵」を見据えた異三郎は敢えて彼女を切らず、自身の復讐の道具として使うことを決める。そして時が来れば異三郎自身をその剣で切るよう彼女に命じていた。 バラガキ篇では、ビルの中にて沖田と対峙して斬り合い、テロリストが逃げた際は一時休戦してテロリストを一網打尽にした後再戦、沖田のビルを切り崩す罠にはまってビルごと崩落したが、翌日に異三郎が吊るしたドーナツに釣られて脱出した。一国傾城篇では、重傷を負った異三郎に代わり、見廻組副長として定々を逮捕するために銀時達と共闘した。 黒縄島では、見廻組の先頭に立って沖田と交戦し、その合間に真選組と佐々木の過去を彼に明かす。それまでは異三郎の言葉通り彼を斬ることが自分の役目としていたが、神楽の言葉や直後に突如現れた虚の参戦を受け、自らの意思で剣を握り、見廻組を真選組らとともに脱出させることを決意する。沖田、神楽とともに虚を相手取り奮戦するが、その桁外れの力に圧倒され重傷を負う。その後は沖田と神楽に肩を借りながら戦線を離脱し、再会した異三郎を介助しながら脱出用の船を目指すが、土壇場で異三郎が自分たちを庇い上昇中の船から落下してしまう。 黒縄島脱出後は江戸を脱出した真選組に近藤の恩に報いるため多くの旧見廻組メンバーが同行する中一人江戸に残り、佐々木異三郎の同志として、また吉田松陽の弟子の一人として虚を倒すべく、虚の正体、彼と春雨の関係について銀時らと生き残りの鬼兵隊に語り、宇宙に向かう銀時らの後押しをした。 最終章では、銀時たちと合流し、奈落が襲撃したアルタナ解放軍の駐屯地にて虚と対峙するが、撤退時にアルタナ解放軍の砲撃から銀時をかばい重傷を負ってしまう。江戸に帰還した真選組から治療を受けたあとは、そよ姫の警護にあたる。虚による龍脈の暴走後はそよ姫から敵を引き離すため戦線に復帰し、地球へやってきた星海坊主を連れて銀時たちと合流するが、負傷していた阿音・百音への手当てをするため彼らと別れる。龍脈を抑えつける定春に斬りかかる虚と対峙し、何度でも立ち上がる銀時たちの姿に「恐れ」という感情を抱く彼に、かつて松陽から教わった言葉を告げた。戦後、そよ姫を旧幕府の政敵から護るため、佐々木の後任として女性初の警察庁長官に就任する。 制服は雑誌『週刊少年ジャンプ』掲載時にはズボンだったが、単行本第四十二巻収録時にはホットパンツに変更されている。烙陽決戦篇では、花柄(桔梗と推察される)が施された和装姿に変わっている。 『3年Z組銀八先生』では、フォーエバーで図書室にいた生徒として登場。ここでもドーナツ好きは変わらず、ドーナツ型人形に学ランを着せ、彼氏に見立ててカップルの芝居を行うというボケを披露した。
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