carburetorとは? わかりやすく解説

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キャブレター【carburetor】

読み方:きゃぶれたー

内燃機関で、気化させた燃料空気混ぜて可燃性混合気体をつくる装置気化器キャブ


【キャブレーター】(きゃぶれーたー)

carburetor
空気取入口から流入した空気に対して燃料混合した後、空気圧下げることによって燃料化して混合気作り出す機器気化器

かつてはレシプロエンジン必須の部位だったが、近年では空気直接燃料吹き付ける燃料噴射装置一般的になったため、現在キャブレーターを備えたエンジン限られている。
ただし初期燃料噴射装置では信頼性問題があったため、航空機における燃料噴射装置普及率比較低かった
電子制御によって航空機でも燃料噴射装置一般的になったが、現在でもキャブレーター式の航空機を見ることはできる。


キャブレーター

英語 carburetor; carburettor

気化器ベンチュリー部に生じた負圧で、燃料吸い込むようにしたエンジン燃料供給装置のひとつ。固定ベンチュリー式のキャブレーターではメインボディ部、スロッ トルチャンバー部、フロートチャンバー、チョークチャンバーなどで構成されている。スロー系およびアイドル系燃料は、スロットルバルブの開ぎに応じて壁面ポートから吸い出されるこの方に対してベンチュリー空気通路面積変化させるようにした可変ベンチュリー式がある。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

キャブレター

(carburetor から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/21 21:48 UTC 版)

キャブレター (: carburetor, carburettor) は、ガソリン液化石油ガスなどを燃料とする予混合燃焼機関において燃料を空気と混合する装置である。フロート式や燃料噴射式などがある。ガソリンやメタノールのように常温常圧で液体の燃料はベルヌーイの法則を利用して吸入空気へ霧状に散布して、噴霧粒子が蒸発することで混合される。日本語では気化器と呼ばれる場合もあり、太平洋戦争前や戦後間もなくの頃はカーブレーターと表記されることもあった[1]


  1. ^ フォード V-8 新型カーブレーターカタログ[リンク切れ]
  2. ^ Random House Dictionaryより。
  3. ^ Principles of Gas Carburetion”. Alternate Fuels Technologies, Inc. 2014年2月5日閲覧。
  4. ^ Ford Motercraft 2バレルキャブレターのパーツリスト
  5. ^ [1]
  6. ^ 電子制御キャブの一例であるホンダ・PGM-CARB
  7. ^ 排出ガス対策を中心にしたスバルエンジンの開発 山岸曦一 - 社団法人自動車技術会
  8. ^ HRCによる RS125R/RS250Rのパワージェット設定法の説明
  9. ^ Colortune”. Autoexpertproducts.com. 2009年9月5日閲覧。[リンク切れ]
  10. ^ Expolded view”. Lectronfuelsystems.com. 2009年9月5日閲覧。




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