行政府・新統合軍とは? わかりやすく解説

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行政府・新統合軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 16:00 UTC 版)

マクロスFの登場人物」の記事における「行政府・新統合軍」の解説

キャサリン・グラス (Catherine Glass) 声 - 小林沙苗 新統合軍参謀本部所属中尉2036年12月26日生まれ23歳身長173cm。通称キャシーフロンティア大統領ハワード・グラスの息女にして、大学首席卒業した明晰な頭脳と、過去に準ミス・フロンティアにも選ばれ美貌併せ持つオズマの元恋人で、別離後、大統領府首席補佐官レオン三島婚約者となる。 シェリルツアー間中担当責任者となる。のちに転属となり、マクロス・クォーターオブザーバーとして乗艦し、航空機管制担当する当初融通利かない言動ブリッジクルーからかわれるが、戦いを経るうちに急速に絆を深めていき、談笑するような間柄となる。やがて三島行動疑念を抱くようになり、内偵進めるうちにオズマとよりを戻し始める。そして三島クーデター計画証拠突きつけるも、阻止には失敗して父を失い以降追われる身となりオズマ行動ともにする娘ドラ◎ - 『娘ドラ◎ドラ2』の「パイン・ケーキ」においてオズマとの馴れ初め語られ13歳のころに見学行った軍の演習で、差し入れ持っていったパインケーキの作り方オズマから教えてほしいと頼まれたのがきっかけで、キャサリン18歳になるまで待ってから交際始めたとされている。 テレビ漫画 - 名前は「キャシー・グラス」。新統合軍所属であることは明記されているが、オズマ三島との関係、マクロス・クォーター転属となる経緯その他の背景などは描かれていないテレビ小説 - 職務中には内心オズマに毒づきながら民間軍事会社であるS.M.S新統合軍練度格差に悩む部分見せる。オズマとの馴れ初めは、ミドルティーンのころに飛び級入学したフロンティア総合大学一目惚れし自分から熱烈に交際申し込んだ結果で、オズマ交際開始してか月間、キャサリン実年齢知らなかったとされる短編「アクターズ・スカイ」(『マクロスF フロンティア・メモリーズ』に収録)では、アキラ神島7年の子番組出演していたころからチェックしていた熱烈なファンとされている。 劇場版 - 三島との接点はない。グレイススパイ容疑逮捕しようとするが、上層部ギャラクシー船団からのSOS信号無視する決定出したことに動揺するその後、みずからマクロス・クォーター搭乗する劇場版小説 - 劇場版ではマクロス・クォーター乗艦する理由について明確な説明はないが、本作においてマクロス・クォーター同行する理由は、新統合軍人の同行によって目撃証言信憑性上げるため、「クォーターごと闇に葬られる」ことを避けるためとされている。その後クォーター在籍する理由は、建前上はS.M.Sおよびその監視下にあるシェリル情報参謀本部提出するためとしているが、本心オズマ目当てである。シェリル死刑宣告受けたあと、憲兵隊身柄確保されたランカ卓越した手腕S.M.S側に引き取らせバジュラ本星における決戦前にオズマ乗るはずだったYF-29をアルト託し、父を敵にしても戦う覚悟を示す。 制作備考 - ブリッジオペレーターとしては『超時空要塞マクロス』の早瀬未沙相当する位置キャラクターである。高橋デザインにおいて難航したキャラクターとしてキャサリン挙げており、設定から当初高飛車な雰囲気だったが何度もやり直し要求され頼りない部分もあることを意識したデザインとなったレオン三島レオン みしま / Leon Mishima声 - 杉田智和 フロンティア大統領府首席補佐官2033年生まれ26歳キャサリン婚約者(のちに破棄)。 若くして新統合軍参謀の座を得た秀才で、軍の士官服を着用している。大統領府バジュラ対策責任者として、バジュラに関する情報規制や、11年前の第117大規模調査船団遭難事件関係者情報隠蔽工作を行う。その一方でグラスあずかり知らぬ部分ギャラクシー船団のグレイス・オコナーとひそかに接触しビルラーグレイス両者利用して最終的に自身野望実現させるという思惑を抱く。また、ランカ能力には早くから目を付け監視干渉する。 のちにアイランド1大量発生したバジュラ騒乱乗じてグラス暗殺最高位の「文官」として大統領代行名乗り速やかな権力の掌握成功し、第5代大統領就任するも、バジュラ本星における決戦中、S.M.Sギャラクシー船団との繋がり大統領暗殺告発され失脚するテレビ漫画 - 前述のようにキャシーとの関係は描かれておらず、クーデター計画探られるという展開もない。グラス暗殺し大統領就任したあと、バトル・フロンティア勇姿を見るために、みずからマクロス・クォーター艦長となり反抗するS.M.Sクルーらを拘束するが、グレイス融合したバジュラクイーンによって一撃バトル・フロンティア沈められたことで恐れをなして自艦だけを撤退させようとし、「海賊」と化したS.M.Sクルー排除されるテレビ小説 - 苛酷な環境辺境惑星出身で、苦学してリチャード・ビルラー基金という奨学金地球中央大学通い名門出身エリートありながら恵まれた環境を当然のものとして退廃的な生活を送る学友たちを心中見下しつつ、モニュメントとなっているSDF-1 マクロス見上げ、「マクロスの王」になるという野心を抱くようになった過去描かれている。またクーデターから失脚までが詳細に描かれており、正・副大統領殺害すると共に上院下院最高裁判所武力制圧するクーデター成功させる。のちに手駒暴走したときの予防策としてリチャード・ビルラー周到に練っていた策をワイルダー利用され失脚する劇場版 - L.A.I開発したバジュラ干渉するフォールドウェーブシステム技術狙いルカの姉ジュリアとの政略結婚もくろむギャラクシー船団陰謀気づいていないと装いつつグレイスシェリル監視通信傍受続けギャラクシー船団幹部フロンティア船団乗っ取り実行移そうとした機先を制しギャラクシー工作員殲滅し、シェリルグレイス身柄拘束するグラス大統領言葉巧み誘導しギャラクシー計画横取りするかたちで銀河支配野望抱きバジュラ操りフロンティア船団バジュラ本星降下させるが、土壇場ギャラクシー船団幹部バトル・フロンティア乗っ取られCIC戦闘指揮所)に突入してきたブレラ射殺される劇場版小説 - 錬金術などに関する衒学趣味持ち主で、権力溺れた俗人」「俗物」であることが繰り返し述べられている。開拓惑星出身苦学してエリート地位獲得し死後低所得者層の不公平税率見直し奨学金制度整備といった業績により、本人望みとは異なるかたちで一部名を残すことになる。 制作備考 - 高橋による当初デザインは普通の短い髪だったが、「振り向く時にリアクションのある」キャラクターにするためにキノコのような髪型となり、監督菊地康仁面白がって採用した。この髪型から担当声優杉田かいないということ決まったといい、現場では「キノコ杉田」と呼ばれていたという。吉野によるとこの髪型は、悪役である自分酔っていることの表れであり、三島が「彼なりのカッコよさを追究した結果」であるという。高橋三島単なる脇役だと思ってデザインしたといい、劇中における邪悪さあらわにした表情担当したアニメーターアドリブであると述べている。当初髪型グレイス男性形態「G」に流用された。テレビ版において、シナリオ段階では死亡する予定だったが、最終話におけるメドレー流れ止めることになるためカットされた。劇場版では、ルカ謀殺指示したのち、「健康ボール」と呼ばれる球体をつねに手のなかで動かすようになるが、これは三島感情動き表現したのである。 ハワード・グラス 声 - 西村知道 マクロス・フロンティア4代大統領キャサリンの父。バジュラ存在初め公表する。のちにアイランド1内部潜んでいたバジュラ引き起こした騒乱対処すべく、バトル・フロンティアへ向かう途中三島とその部下によって暗殺されるテレビ漫画 - テレビ版よりも登場少なく暗殺事後触れられるのみである。 テレビ小説 - 旧マサチューセッツ以来政治家一門当主であり、改革派保守派の間を取り持つ中道派政治家として大統領就任したとされている。 劇場版 - テレビ版とは逆にギャラクシー船団からのSOS信号無視する決定下す三島弁舌丸め込まれシェリル死刑宣告や対バジュラ反攻作戦ヒプノシス」の始動命じ念願移民惑星目前しながらバトル・フロンティアCIC突入してきたブレラに、三島CICクルーとともに殺害される劇場版小説 - 国会議員となる前は死別したとともに社会活動家をしていた。 ペリオ フロンティア船団新統合軍司令バトル・フロンティア艦長階級准将バジュラとの戦いで終始苦戦強いられS.M.S奮戦かろうじて船団維持するグラス大統領の死後、CIC尊大な振る舞い見せ三島不快感抱きながらも、軍人として任務遂行徹するバジュラ本星戦いでは、S.M.S三島罪状告発すると、その場身柄拘束しバジュラ身を挺して船団を守るのを見ると、ただちにバジュラ共同戦線張るテレビ漫画 - 登場しないバトル・フロンティアバジュラクイーンにより撃沈される。 テレビ小説 - フロンティア宇宙軍司令バトル・フロンティア艦長別人とされ、前者はケルヴィン・バックフライト提督後者はジャン・リュック・タルコフスキーと名づけられている。バックフライトは「保身と体面」にとらわれた人物ありながらそうした性格ゆえ後世汚名を残さぬよう、バジュラ本星戦闘劣勢に立たされても逃げ出すことなく戦い抜く覚悟を示す。 劇場版 - バジュラ本星戦いでCIC乗り込んできたブレラ殺害される直接描写はなし)。 劇場版小説 - テレビ小説同じく防衛艦隊司令艦長別人で、それぞれバックフライト、タルコフスキーの名をもつ(フルネーム記載はなし)。バックフライトは有能ではなく自分立場にしか興味のない一方で、「こわもて軍人」の役には忠実であろうとする人物とされる。のちにブレラによって最初に射殺されるジェシカ・ブラン ミハエルの姉。2032年生まれ2055年没。両親の死後はミハエル親代わりとなり、新統合軍エースVFスナイパーとして活躍していたが、不倫関係にあった上官機体誤射した際、故意疑われ軍法会議掛けられ自殺した。その死はミハエルの心に暗い影落とし、のちにS.M.S入隊する一因となった。 このエピソードテレビ版、テレビ漫画テレビ小説語られるが、それぞれ語る状況人物異なっている。 マルヤマジュン 声 - 三戸耕三マルヤマ新統合軍編入しアルト部下となるサジタリウス小隊員。マルヤマ准尉大柄で、ジュン少年のような風貌マルヤマシェリルファンで、機体に彼女の姿をペイントしており、訓練中にアルトシェリルとの仲を囃して、たしなめられる。マクロス・ギャラクシーとの最終決戦ゴーストV9撃墜される。 テレビ小説 - マルヤマバジュラとの交戦中に致命傷負って帰還し母親演じアルト看取られながら息を引き取る両者とも登場テレビ版とテレビ小説のみ。

※この「行政府・新統合軍」の解説は、「マクロスFの登場人物」の解説の一部です。
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