貴音三郎助 (3代目)とは? わかりやすく解説

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貴音三郎助 (3代目)

(宮田哲男 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 22:53 UTC 版)

 さんだいめ きおん さぶろうすけ
三代目 貴音 三郎助
本名 宮田哲男
別名義 東音宮田哲男
生年月日 (1934-03-25) 1934年3月25日(90歳)
出生地 日本北海道札幌市
職業 江戸長唄唄方
活動内容 江戸長唄唄方
著名な家族 長男・東音宮田由多加(長唄三味線方)
受賞
1988年 芸術祭賞
1989年 芸術選奨文部大臣賞
1992年 モービル音楽賞
1995年 松尾芸能大賞
1998年 人間国宝
2000年 紫綬褒章
2003年 日本芸術院賞
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三代目 貴音 三郎助(さんだいめ きおん さぶろうすけ、1934年昭和9年)3月25日 - )は、長唄唄方、人間国宝。本名は宮田 哲男(みやた てつお)。長らく東音 宮田 哲男(とうおん みやた てつお)を名乗っていたが、2009年に「貴音三郎助」の名跡を三代目として襲名した。

来歴

  • 1934年 - 3月25日、北海道札幌市生まれ。
  • 1947年 - 父の影響で、13歳から長唄を習い始める。[1]
  • 1951年 - 札幌東高等学校在学中、16歳で稀音家六幸治に入門する。[1]
  • 1953年 - 東京芸術大学音楽学部邦楽科に入学。八代目稀音家三郎助・山田抄太郎西垣勇蔵に師事。
  • 1957年 - 東京芸術大学研究科修了後、長唄東音会の結成に参加。
  • 1986年 - 「第一回宮田哲男の会」を開催。
  • 1997年 - 「芸道50周年記念演奏会」を開催。
  • 2009年 - 三代目貴音三郎助を襲名。

生来の美声と円熟味のある芸で、当代の第一人者と謳われる。クラウンレコードから数多くの録音も残している。 また、NHKサービスセンターより NHKCD 杵屋五三郎宮田哲男大全集「長唄の美学」全三集153曲 を収録、発表した。

受賞・栄典等

各賞

栄典

その他

補注

  1. ^ a b 北海道新聞 1998年5月26日 朝刊 『宮田哲男さん 長唄で人間国宝に認定される 次代への伝承が使命』
  2. ^ a b 宮田哲男 コトバンク - 『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』(講談社
  3. ^ 平成26年秋の叙勲 旭日小綬章等受章者 東京都” (PDF). 内閣府. p. 2 (2014年11月3日). 2015年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月16日閲覧。
  4. ^ “文化勲章に川淵三郎氏ら7人決まる、文化功労者は北大路欣也さんら20人に”. 朝日新聞. (2023年10月21日). https://www.asahi.com/articles/ASRBN53JHRBKUCVL04T.html 2023年10月21日閲覧。 

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