ガイアメモリ関連とは? わかりやすく解説

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ガイアメモリ関連

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:34 UTC 版)

仮面ライダーW」の記事における「ガイアメモリ関連」の解説

ガイアメモリ あらゆる地球記憶」を収めた全長10cmほどのUSBメモリ型の生体感応端末風都流通している物は化石のような有機的なフォルムで、中心のモニタガイアディスプレイには内包された「地球記憶」の内部プログラム連想するイラストが、そのイニシャルを象って描かれ視覚化されている。 使用者人間である場合がほとんどであるが、実際にそれ以外生物も可能)がスイッチ入れることでメモリ封じられた「地球記憶」を表す地球の声・ガイアウィスパーが発声されると共に起動し人体挿入することで使用者変身させ、本体収められ地球上で起きた現象事象再現するプログラム人体注入し作用させることで人間超人化させるその間メモリ体内収納される)。 生産ミュージアム傘下秘密工場行われ、同組織セールスマンによって販売されている。基本的に高額であることから値打ちの上下も存在し一般人でも購入可能なメモリもあるが、購入者素性データベース化されており、組織の意に沿わない使い方をした場合抹殺対象になることもある。また、後述副作用危険性考慮し表向きには未成年への販売禁止されている模様。 元はシュラウド(園咲文音)が完成させたもので、メモリ新開発にはフィリップ(園咲来人)の存在必要不可欠で、『ビギンズナイト』におけるフィリップ逃亡以降開発滞っており、そのために冴子や琉兵衛フィリップ身柄確保狙っていた。また、シュラウド(園咲文音)などによる人体を守るためのドライバーを介して挿す仮面ライダー専用メモリ、『運命のガイアメモリ』のT2ガイアメモリフィリップ奪還後にミュージアムとは異な経緯開発されている。 基本的に変身体でなければメモリ固有能力引き出せないが、プログラム改竄することで人間体でもメモリの力を顕現するケースがある。また、ドライバー介さずメモリ使用した者は体内残留したエネルギーから変身体でなくても高い身体能力発揮することがあり、それを繰り返したウェザー・ドーパントの井坂深紅郎の肉体は「地球記憶そのもの取り込めるほどに変質したが、それによる反動も凄まじいものとなっている(詳細後述)。 使用者ミュージアムのL.C.O.G(Living Connector Setting Operation Gun生体コネクタ設置手術器)により、対応メモリ挿入用の生体コネクタ体表面のどこかに付け措置を受け、そのコネクタを介してメモリ挿入する必要がある設置後メモリ所有者認識するため、原則として特定の個人しか使用不可能であるが、特殊な力が加わり変質起こしたメモリは、複数人間使用可能な場合もある。また、同種のメモリ複数存在するために別人同一ドーパントになることもあり、井坂メモリ改造複製技術持っている。また生体コネクタは、有馬鈴子のように10年間使用していないコネクタ消えるが、再起動させると再びコネクタ出現する希有なケースもある。 超常的な能力手に入れ反面使用者メモリの有害毒素に徐々に侵食されドライバー呼ばれるフィルターが無い限り感情精神次第歪んでいってしまう。この影響使用者メモリ自体依存性を示すようになることもある。メモリ毒素怒り憎しみなど強い感情に深い結び付きを持つ性質があり、コネクタ恐怖などの感情成長する場合がある。メモリブレイク後も、使用者の体に毒素残っており、雪絵のように記憶喪失になるなど、様々な副作用侵されるケースがある。コネクタドライバーほどではないもののフィルター役割果たしているようで、それが無い場合毒素によって即死する危険性すら伴う。 使用者練度素質次第ではメモリの力をより強く発揮可能となるうえ、その段に応じてメモリ進化し変身体の隠され能力引き出ケースもある(ナスカメモリのレベル2レベル3など)。メモリによって装着者(ユーザー)との相性存在し相性が良すぎてメモリ記憶通常よりも余計に引き出してしまう「過剰適合者」なる者がいる。適応率の原因はさまざまであるが、一部エピソード・『運命のガイアメモリ』、『エターナル』において、使用者性格技能メモリ性質モチーフに近いほど適応しやすいことが示唆されている。 使い続けることによって生身の状態にも影響与えある程度ではあるが変身しない状態でも能力一端発現させている者もいる。 仮面ライダー使用するメモリドライバー装填することを前提毒素という毒素可能な限り排除して純化し開発された。よりUSBメモリに近いフォルムを持つが、純正型は端子加工されているためか、ドライバー抜きコネクタには反応しない純化により、ドライバー組み合せることで複数本の強力なメモリ長期間使用したとしても身体への悪影響発生しないミュージアム瓦解財団X援助打ち切りによって新たにメモリ製造されることは無くなったが、それでもかなりの数のメモリ未だに街に出回っており、テレビシリーズ終了後仮面ライダーたちの戦いは続くこととなった。それを描く続編漫画風都探偵』には、バンダイの「DXサウンド カプセルガイアメモリEXシリーズ」に並ぶトードストールなどのメモリ登場している。 本作品に登場する仮面ライダー使用するメモリについては、仮面ライダーWの登場仮面ライダー参照。「怪人データ入ったUSBメモリ」というものを裏打ちする設定として、「一つの町が舞台で事件が起こる」というコンセプトだったため、それにスケール感があるバックボーンとして「地球記憶ということとなったプロデューサー塚田デヴィッド・クローネンバーグの『裸のランチのようなテイスト気持ち悪いメモリにしたいという要望から、前から見たシンメトリー見えるが、裏から見た背骨曲がったように見えるような奇形のメモリとなっている。当初は丸い窓だったが、ガイアメモリ同様の形に変更となった彦などのセールスマン売っていたアタッシュケースの中のガイアメモリは、毎回同じメモリばかりであると1本も売れていないということになることから、全て新規制作され最終的に100本以上となったゴールドメモリ 園咲家面々が持つ金色の上ガイアメモリ一般メモリよりも強力な能力を持つ。その力があまりにも強すぎるため、ガイアドライバーを介したとしても使用者身体に強い影響及ぼしゴールドメモリの力に見合わない者が使用すれば死に至ることもある。メモリ能力の高さとそれに適応できるだけの適性、またクレイドールメモリの「地球巫女」となる真の役割もあり、このゴールドメモリとガイアドライバーは園咲家にしか使いこなせないメモリとなっている。 園咲家面々使用する以外のゴールドメモリは、井坂が琉兵衛のもとから盗み出した「ケツァルコアトルスメモリ」と、スポンサー特権として財団Xの加頭順が所持する「ユートピアメモリ」が存在する井坂ゴールドメモリに近い性能を持つシルバーメモリを、コネクタのみで使用している。 ギジメモリ ガイアメモリを基に作られたメモリガジェット起動用の疑似ガイアメモリで、『Zを継ぐ者』ではガイアメモリタイプの思考AI説明されている。 ガイアメモリ似ているが、中心に描かれているのは使用するメモリガジェットのシルエットになっており、外見電子音声も機械的である。使用時起動する必要も無いが、エンジンメモリギジメモリ一種にして仮面ライダー使用するメモリ同様の特徴持っているドーパント 本作品における敵。装着者(ユーザー)が自身肉体ガイアメモリ内の地球記憶」を挿入ドーピング)し、その記憶宿した怪人となった者の総称作中では超人体とも呼称されている。 身体能力の向上などと共に固有の特殊能力を持つ場合多く、「単純な戦闘能力低くとも、優れた特殊能力持っている」という怪人仮面ライダーシリーズ他作品比して多い。身体にはのような球体が必ずあり、主に腰(ベルトバックル位置)に存在することが多い。また、装着者は生体取り込まれるような形となる。 正常な状態ならば、使用者怒り憎しみなどの強烈な感情精神エネルギーによって本来のメモリ上の力を発揮するが、その多くメモリの持つパワー振り回されることで精神侵食され最終的に理性失い暴走してしまうことが多い。また、メモリによる超常的な力の誘惑負けて心が歪み、どんどん深みにはまり犯罪重ねてしまうケースもある。 メモリ肉体でなく精神融合するケース確認されているが、本来の状態と比べてメモリ能力大きく劣る。ただし、その精神の状態が極限な物(怨念など)であれば弱者ながらも精神準ずる当のタフさを持つ。 メモリにはさまざまな地球記憶」が封じられているため、ドーパントモチーフ能力は非常に幅広いシリーズ定番である「生物」の他にも人工物無機物のような無生物感情現象概念といった抽象的なもの、さらには特定の文明人物までさまざまなモチーフがあり、「生物」においても恐竜など平成ライダーシリーズでは珍しい古生物怪人多く登場しゾーンのような非人間型などデザイン千差万別である。なお、古生物系統ドーパントメモリ暴走などの起因により、凶暴な巨大形態変異することもある(フォルム人型ではなくモチーフとなった生物そのもの)。 基本的に1つメモリには1つ記憶し存在しないが、その記憶該当する多岐にわたる能力持ち汎用性応用力が高い。なお、1人2つ上のメモリ使用する行為身体的に精神的にも危険として忌避されており、ダブルドライバーの開発経緯1つはこのデメリット克服するためとされている。井坂はこれを無視し自身複数メモリ使用していた。『超バトルDVD』では1つメモリ2つ記憶存在するという例もある。 事件真犯人ドーパント)を探ることを目的とするエピソードが多いため、ゲストドーパントネタバレを防ぐ意味からも、正体判明するまではくぐもった声に(場合によってはさらに中性的な声に)音声処理されている場合がある。Wのガイアメモリサイクロンジョーカーのため、英単語であればなんでもいいというルールになった購入者組織側の違いを出すため、メモリ直挿しした場合副作用習慣性が出るという設定となった全体デザインテーマとして、タイツのみを統一にして、あとは決めていないという。モチーフエッセンス吹き出ることで変形するようになっているハイドープ 漫画版風都探偵』から使用ガイアメモリ使用しドーパントになり続けた者が達すドーパントのもう一段階上存在。その覚醒者変身したドーパントは、メモリ限界値超えた力を出すことが可能。 変身者メモリにより様々な能力覚醒する万灯侍はまずこの域に達したかどうかを『街』の住人基準としている。 メモリブレイク 仮面ライダー必殺技受けて倒されドーパントガイアメモリ破壊排出され人間に戻る現象仮面ライダー以外にも、クレイドールエクストリームがこれを可能とする。メモリブレイクされた際には、対象者コネクタ消失するメモリブレイク対象者には衰弱失神などの後遺症表れることがあるが、死亡することは無い。ただし、強力なメモリ過剰使用改造したメモリ使用複数メモリ兼用など、正規では無い用法行った者は生命脅かされる場合がある。実際井坂はそれらの命に関わるような用途をすべて繰り返し行っていたため、全身コネクタ刻印蝕まれて塵と化すという凄惨な最期迎えたインビジブル場合は、井坂によって使用者死亡しなければメモリ取り出せないよう細工されていた。また、マスカレイド場合メモリ仕様通常とは異なるのか、倒されるメモリブレイクせずに装着者ごと消滅している。なお、T2ガイアメモリメモリブレイクないよう改良されている。犯罪モノのため、怪人犯人人間であることから、殺すということではなく悪意のみを破壊して犯罪やっつけヒーローということとなったメモリドライバー ガイアメモリの力を制御するベルト生体挿入フィルター。 これを通してメモリ使用することで副作用依存性無くし理性失わず強大な力を引き出せるが、メモリ直挿し副作用による暴走にも大きな力があり、井坂によるとメモリ毒性吸収するドライバーではメモリの力を完全には引き出せいとのことである。 通常ドライバー通してメモリ使用したドーパントは、倒されても変身解除されメモリ排出されるのみでそれ自体破壊には至らないが、ドライバー本体狙われれば確実に破壊される種類はダブルドライバー(所有するメモリ含めた総称はダブルドライブギア)、アクセルドライバー、ロストドライバー、ガイアドライバーの4種類存在するいずれのドライバー変身後に外部から視認可能。ただし、ダブルドライバー、アクセルドライバー、ロストドライバー3種類は使用中メモリ露出しているが、ガイアドライバーはメモリ挿入口を守るようにドーパント特徴である球体金色)が出現する。なお、ガイアドライバーはプロトタイプであり、その次世代型がガイアドライバー2Gセカンドジェネレーション)ことダブルドライバーである。

※この「ガイアメモリ関連」の解説は、「仮面ライダーW」の解説の一部です。
「ガイアメモリ関連」を含む「仮面ライダーW」の記事については、「仮面ライダーW」の概要を参照ください。

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