ひくとは?

ひ・く [0]引く・曳く・退く・牽く・惹

他動詞
物に手をかけて近く寄せる。 綱や網の場合曳くとも書く
物に手をかけて力を入れ、全体自分の方へ近寄せる引っ張る
押す 押しても-・いてもびくともしない 地曳き網を-・く
装置道具一部分を、自分近く寄せる。サイドブレーキを-・くひもを-・くと明かりがつく引き金を-・く
引き抜く大根を-・く前の山小松-・き遊ぶ/源氏 初音
人・動物や物を離れないようにつないだりして、自分先に立ち、ともに移動する。引っ張る
車両などを引っ張って進む。引・牽・曳荷車を-・くたくさんの貨車を-・いた機関車そり)を-・かせる
動物などをついて来させる。引・曳馬を-・いて帰る
無理について来させて、ある場所に移動させる。 引・曳 屠所に-・かれる羊
地面をこすって進むようにする。引きずる引・曳 裾(すそ)を-・く
自分体の中に入れる。 かぜを-・く
人を誘い寄せる。
呼びこむ。誘いこむ。店先で客を-・く
他人注意・心をこちらに向けさせる。引・惹人目を-・くような服同情を-・く美貌に-・かれる気を-・く人柄に-・かれる
線状施設を作って、自分の方へ導き入れる。 用水路を作ってを-・く 水道を-・く 電話を-・く
のばす。
縮んでいたもの広げる窓にカーテンを-・く幕を-・く
表面広く塗る。フライパンに油を-・く ろう)を-・いた紙
本体から長く伸びるようにする。裾を長く-・く
線を書く。線状長く伸ばす線を-・く 図面を-・く 納豆が糸を-・く
長く続ける。 声を長く-・く
一部を取る。
数量金額について、一部取り去る少なくする。一〇-・く三は七毎月給料から税金を-・かれている
言葉証拠などをあげる。徒然草一節を-・く吉野川を-・きて世中をうらみきつるに/古今 仮名序
くじ引きなどで、一つを選んで自分ものとするおみくじを-・くトランプで)ばばを-・く
こっそり盗む。ねずみが餅を-・く
辞書索引などを参照する。 辞書を-・いて調べ 電話帳を-・いて番号調べ
血統素質などを受け継ぐ この子祖父の血を-・いて気が強い 彼の哲学ドイツ観念論流れを-・いている
弓に張った弦を引っ張るまた、弓につがえた矢を射る 的に向かって弓を-・く
前面から身を下げる。退却させる。 引・退
出ていた体・手足などを引っこめる。体を-・いて車をよけるもう少しあごを-・いて
目立った場所や対峙している場所から下がる。一歩-・いて考え思わず-・く雰囲気だった
自分の側の軍勢退却させる。兵を-・く
(「身を引く」の形で)それまでかかわりのあった人や事柄との関係を断つ。実業界から身を-・く
花札で遊ぶ。 花札を-・く
引き出物として与える。また、配付する。 布施に馬を-・き給へりける/今鏡 村上源氏
湯を汲んで浴びる。 湯殿しつらひなどして御湯-・かせ奉る平家 10
取り外すを-・いたぞ、誤ちすな、とどよみけれども/平家 4
贔屓ひいき)にする。 この弟の左の大臣を院とともに-・き給ひて/今鏡 藤波
自動詞
後ろにさがる。退却する。また、やり始めたことを途中でやめる。 引・退 進むことも-・くこともできない 言いだしたらあとには-・かない
長く続いた勤めをやめる。引退する。 引・退 H 先生はこの三月本校をお-・きになる 今度公演最後に舞台から-・くことになった
勤めなどを休む。 『寝てゐるか』『あい、此頃は-・いてやすが、お前だから出たのよ』/洒落本寸南破良意
十分な程度にあったものがなくなる。 引・退出る 潮が-・く 汗が-・く 顔から血の気が-・く やっと熱が-・いた 腫れが-・く
[可能] ひける
下二
ひける
慣用あとを- ・ 糸を- ・ 尾を- ・ つえ)を- ・ 手薬煉てぐすね)を- ・ 手を- ・ 弓を- ・ 我が田を-鼠(ねずみ)に引かれそう

ひ・く [0]

引く同源
刃物などで物を切ったり削ったりする。 鋸(のこぎり)で丸太を-・く ろくろで-・いてこけしを作る
ひき臼やその他の道具で、粒状の物や肉を細かくする。 そばの実を石臼で-・いて粉にする コーヒー豆を-・く 臼(うす)でひく場合碾くとも書く
[可能] ひける
慣用お茶を-

ひ・く [0]弾く

引く同源
弦楽器鍵盤楽器を鳴らす。かなでる琴を-・く バイオリンを-・く ピアノを-・く
[可能] ひける
慣用三味線を-

ひ・く [0]

引く同源
人や物などを車輪の下踏みつけて通り過ぎる。 車が歩行者を-・いた


引く

読み方:ひく

カ行下二段活用動詞「引く」の終止形
「引く」の口語形としては、カ行下一段活用動詞引ける」が対応する。

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挽く

コーヒー豆粉砕(ふんさい)すること。「グラインド」ともいう。挽くときに用いる器具機械は、「ミル」「グラインダー」などという。

ミルで豆を挽く

ひく

ひ・【敷く】[動カ五] しく。「布団ひく〈全〉

ひく

[変]=敷(し)く=布団などの平らなものを広げる ・「もう布団を ひいてある」

ひく

甲州弁意味用例
ひく敷くふとんをひく(布団を敷く)

ひく

但馬方言共通語用例備考
ひく 敷く ふとんをひく。 「し」と「ひ」の交代

ひく

大阪弁 訳語 解説
ひく しく 敷く。布団をひく、レールをひく、寝間ををひく、ガイドラインをひく、など。西日本発音。ただし、「しきぶとん」を、ひきぶとん、とは言わない。


ひく

大阪弁 訳語 解説
ひく さげる 引く。引き下げる意。料理下げる、お皿を下げることを、料理を引く、お皿を引く、という。


ひく

大阪弁 訳語 解説
ひく 抜く 引く。引き抜く意。の中から1引いて、ババ引いたら負けやで、もうぼちぼち草引ないかんなあ。東京の「引っこ抜く」は標準語ではない。


ひく

抜く、根菜収穫する
例「らいこんひいてくら」=「(畑から)大根を抜いてくるよ」

ひく

品詞動詞
標準語》(布団を)敷く
用例》「おまいの布団は、おまいがひけ」(お前の布団は、お前が敷け)。
用例》「お客さん布団を、ひいて来るけ」(お客様布団を敷いてきますから・・)。
補遺鳥取弁では、S音がH音に変化する場合が多いようです

ひく

方言意味
ひく 抜く。「引きぬく」の略語
例 「をひく(を抜く)。」

ひく


ひく


ひく


読み方:ひく

  1. 飲むこと。或は窃取する事をいふ。
  2. 帰る。のむ。用例きすをひく」(酒をのむ)〔香具師不良
  3. のむこと。帰ること。或いは窃取することをいう。例「きすをひく」は(酒をのむ)こと。

分類 香具師不良


読み方:ひく

  1. 飲ムコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・茨城県
  2. 酒を飲むことをいふ。引と飲とは字音相通ずる故に飲む事を引くといつたのである。〔役者語〕
  3. 飲む。(酒などを)。
  4. 不・犯〕酒などを飲むといふこと、「引」と「飲」との字音相通ずるところから出たものか、「キスをヒク」といへば酒を飲むことである。
  5. 飲む事を云ふ。引の音はいん飲の音もいん、之等相通ずる故、(此の語は犯罪語も用ゆ)。
  6. 飲む。帯広 香具師不良仲間
  7. 酒をのむことをいう。〔芸能俳優)〕
  8. 飲むこと(酒類)。乾田に引きをしてうるおす潤す)ことより口をうるおす意でこの語あり。〔香〕

分類 不/犯、俳優役者役者語、茨城県、香、香具師香具師不良仲間


引く

読み方:ひく

  1. 建玉が損となることをいふ。〔相場語〕

分類 相場

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

ひく

出典:『Wiktionary』 (2019/09/08 14:20 UTC 版)

動詞

ひくく】

  1. 原義)ものを自分方向へ動かす。
    1. 病気感染する。
    2. 【+曳く牽く挽く】(自分も動いて)ものを自分方向へ力を入れて動かす。牽引する。
  2. 数を減ずる減算する、マイナスする。接続詞参照
    • 3から2を引くと1になる。
  3. 薄く引き延ばす
  4. 書物内の語を探す引用する。
  5. 【+退く】来た方向後退する。引退する。
    • 潮が引く。兵を退く。
    1. パーティーなどの盛り上がり急激停滞して静かになる。
    • 社長のつまらない冗談にみんな引いてしまった。
  6. 【+惹く】人の意識を向かわせる。
  7. く】(弓を引くしぐさからか)楽器、特に弦楽器演奏する。
  8. 挽く】(のこぎりのしぐさからか)
  9. 碾くうす粉々にする。
  10. 【轢く】歩行者などを車輪にかける。

活用

ひ-く 動詞活用日本語活用
カ行五段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形


活用形基礎的結合
意味 語形 結合
否定 ひかない 未然形 + ない
意志勧誘 ひこう 未然形音便 + う
丁寧 ひきます 連用形 + ます
過去・完了・状態 ひいた 連用形音便 + た
言い切り ひく 終止形のみ
名詞 ひくこと 連体形 + こと
仮定条件 ひけば 仮定形 + ば
命令 ひけ 命令形のみ

翻訳

接続詞

ひくく】

  1. 前の数から後ろの数を減じた結果
    • 3引く2は1。

類義語

関連語

翻訳












  • 画数:8
  • 音読み:タ、 ダ、 イ
  • 訓読み:ひく
  • ピンイン:tuo1
  • 対応する英語:drag, tow, haul, delay, prolong

















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