grind
「grind」とは、粉にする・砕くことを意味する英語表現である。
「grind」とは・「grind」の意味
「grind」とは、主に「すりつぶす」「(臼で)ひく」「粉にする」「砕く」「磨く」「研磨する」「骨折って働く」などを意味する英語表現である。「すりつぶす」という動詞(他動詞・自動詞)の他に、「すりつぶすこと」「すりつぶす音」などを示す名詞としての用法がある。接尾辞「er(~する人・もの)」を付けた名詞「grinder」は、「とぎ師」「粉砕機」を意味する。「grind」のスラングとしての意味
「grind」はヒップホップの歌詞にもよく登場し、スラングとしての意味には、「つらい仕事」「身を粉にして働く」「がり勉」「目標達成に向けて努力する」といったものがある。本来の意味「すりつぶす」からイメージできるように、自分の身を削って日々働く様子を表現するときに使われる。目標に向けて毎日努力した末に成功できた、というストーリーはポジティブな印象で語られることも多い。「grind」の発音・読み方
「grind」の発音記号は、「ɡraɪnd」でアメリカ英語・イギリス英語で共通である。カタカナで表記すると、「グラァィンドゥ」のような音。「-ra-」にアクセントが置かれる。「grind」の活用変化一覧
動詞「grind」の活用形は、三人称単数現在形が「grinds」、過去形・過去分詞が「ground」、現在分詞が「grinding」となる。過去形・過去分詞は、動詞「find(見つける)」の「found」と同じ不規則な変化形である。「grind」の語源・由来
「grind」の語源は、古英語の「grindan(こすり合わせる、粉にする)」、「forgrindan(圧縮して破壊する)」、ゲルマン祖語の「grindana(臼で挽く)」であり、「こすって滑らかにする、尖らせる」という意味で使われてきた。印欧語根は「ghrendh-(粉砕する)」からきている。「grind」の覚え方
「grind(すりつぶす、研磨する)」の覚え方としては、コーヒーや工具のグラインダーと関連させるとイメージしやすい。コーヒーの豆を挽く器具をグラインダーまたはミルと呼ぶ。工具のグラインダーは研削機とも呼ばれ、素材の表面を研磨して火花を散らせる様子から、強力な機械としてインパクトが強い。ディスクグラインダー(disc grinder)やハンドグラインダー(hand grinder)などの種類がある。「grind」を含む英熟語・英語表現
「daily grind」とは
「daily grind」とは、「日々の退屈な仕事」を表す英熟語である。「I'm sick and tired of the daily grind.(退屈な毎日の仕事にうんざりしている)」のような使い方がある。
「bump grind」とは
「bump grind」とは、「腰をくねくね動かす」という意味の英語表現である。「bump and grind」という言い方でいろいろな荒っぽい動作を表し、急流をカヤックで下る表現や、スケートボードの技、アグレッシブなカーレーシングの様子にも使われる。
「grind to a halt」とは
「grind to a halt」とは、「停止する」「機能しなくなる」を表す英熟語である。「Mass industrial action threatens to grind the UK to a halt.(大規模な労働争議により、英国が停止するおそれ)」「One of biggest energy firms has said onshore wind development will grind to a halt within months unless the government commits to the technology.(政府が陸上風力発電の普及を約束しなければ、陸上風力発電の開発は数カ月以内に停止するだろうと、最大手のエネルギー企業のひとつが述べている)」のような使い方がある。
「grind」を含む用語の解説
「GRIND(雑誌)」とは
「GRIND(雑誌)」とは、ストリートファッションをテーマにしたカルチャー色の強いメンズファッション雑誌である。2020年にミディアムからトライアウトが出版事業を譲り受け、年2回の発行とWEB発信を行っている。
「grind」の使い方・例文
「骨折って働く」「努力する」という使い方では、「"Compared to the last few games it was a lot different, we had to grind it out", said the former midfielder.("ここ数試合と比べれば、かなり違っていて、我々はそれをやり抜いた"と元ミッドフィルダーは語る)」「She continued to grind, however, and avoided a bagel in the third set with a hard-fought hold of serve to make the score 4-1.(しかし、彼女は努力を続けて第3セットでベーグルを避け、サーブキープで4-1とし、このセットをものにした)」のような使い方がある。「粉砕する」という言い方で、「This mill is specially designed to grind grain and seed samples without losing any of the moisture content.(このミルは穀物と種子サンプルの水分損失をせずに粉砕するよう特別に設計されている)」「Enhancing CO2 mineralization rate and extent of iron and steel slag via grinding.(鉄鋼スラグの粉砕によるCO2の無機化率および無機化量の向上について)」のように用いられる。
「(穀物などの)挽き具合」という名詞表現は、以下のような使われ方がある。「The grind is a factor that affects the flow time of the coffee and its aromatic profile.(挽き目は、コーヒーの抽出時間や香りの特徴に影響を与える要素だ)」「This precision instrument is used to determine particle size and the fineness of grind of particles in printing inks.(この精密機器は、印刷インキに含まれる粒子の粒度や粉砕の細かさを測定するために使われます)」
「研削」という使い方では、「The difference in the dressing conditions significantly affects the grinding characteristics.(混合条件の違いが研削特性に大きく影響する)」のように用いられる。
グラインド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/12 04:00 UTC 版)
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グラインド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/15 01:34 UTC 版)
グラインドとは、ヨーヨーをスリーピングさせ、腕などの上をすべらせるトリックである。ディアボロ(中国ゴマ)でも同類のトリックが見られる。 1Aから派生したトリックであり、2A以外の部門で見られることの方が多いかもしれない。また、2Aに占めるウェイトの割合は最も低いといえ、実際に大会でも取り入れないプレイヤーの方がまだ多い。しかし、主要大会入賞者のフリースタイルにおいて確認されているという点では2Aを語る上でも無視できないトリックだと思われる(例えば、世界大会だと2003年:5位、2004年:9位、2005年:1位、の各演技で確認することができる)。
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グラインド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/16 08:27 UTC 版)
オーリー後、段差や手すり等の上に乗り、車輪を使わずにトラックの部分で滑走する。
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グラインド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 10:23 UTC 版)
レールの上に乗り、火花を散らして滑走する。この状態でもジャンプとブーストは可能。左右移動は隣のレールに移動する行動になる。
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グラインド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 01:05 UTC 版)
「ソニック ロストワールド」の記事における「グラインド」の解説
Wii U・PC版はレールの色によって速度が変わるが、ニンテンドー3DS版はダッシュボタンとスティックを倒す事で速度を変更でき、さらに『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(2006)』や『ソニック ジェネレーションズ 白の時空』と同じく、レールに向かってホーミングアタックが行える。
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「グラインド」の例文・使い方・用例・文例
- グラインドをする.
固有名詞の分類
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