ジム (ガンダムシリーズ) ジムの日

ジム (ガンダムシリーズ)

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ジムの日

現実世界では2019年以降、4月6日が4(ジ)6(ム)の語呂合わせでジムの日とも称されている[60][61][62]

脚注

参考文献

  • 書籍
    • エンターブレイン『機動戦士ガンダム MS IGLOO 完全設定資料集』2007年5月。ISBN 978-4-7577-3408-1 
    • 竹書房『機動戦士ガンダム MS IGLOO Mission Complete』2009年12月。ISBN 978-4-8124-4093-3 
    • 安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック 2』角川書店、2010年1月26日。ISBN 978-4-04-715366-0 
    • 安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック 3』角川書店、2011年11月26日。ISBN 978-4-04-715600-5 


  • 日本サンライズ『機動戦士ガンダム記録全集4』(1980年発行)
    • サンライズがテレビシリーズ制作後に出版した公式資料。編集作業は外部に委託しているが、使われた画像や設定書はサンライズから提供されたものである。これに対し、以下はムックの編集時や模型化の際に、アニメのスタッフ以外により作られた後付設定が多く加えられた非公式資料。ただし、内容の一部は後に新作のアニメ本編に用いられることで、公式設定となっていった。
  • みのり書房「月刊OUT」別冊『宇宙翔ける戦士達 ガンダムセンチュリー』(1981年発行。2000年、樹想社より再版)ISBN 4-87777-028-3
  • バンダイ模型情報」別冊『モビルスーツバリエーションハンドブック』第2集(1983年発行)
  • バンダイ1/144スケールプラモデル『MSV プロトタイプガンダム』(1983年6月発売)
  • 講談社 ポケット百科シリーズ32『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション』3 連邦軍編(1984年発行)
  • バンダイ1/100スケール マスターグレード プラモデル「RGM-79 ジム」(1999年2月発売)
  • 講談社『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』(2001年発行)ISBN 4-06-330110-9
  • バンダイ「U.C.ARMS GALLERY 02」BR-M79-L3/BR-M79-C1武器解説書(2006年発売)
  • ソフトバンククリエイティブ『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』(2010年9月24日初版発行)

関連項目


注釈

  1. ^ 『機動戦士ガンダム0080』『0083』などの英語吹き替え版では、「GM」と書いて「ジーエム」と読まれている。
  2. ^ 主にテレビシリーズに登場する機体を、後のジムコマンドや後期型ジムなどの後期生産型と比較してこう呼ぶ場合もある。
  3. ^ OVA『第08MS小隊』第1話に登場する機体など、時系列的に最も初期に登場した機体をこう呼ぶ場合もある
  4. ^ 65,000馬力[11]
  5. ^ 小説版『機動戦士Ζガンダム』ではクワトロ・バジーナも搭乗した経験があるが、その性能は彼を満足させるものではなかったものの、後に開発されるMSリック・ディアスの設計思想の基となった[16]
  6. ^ 試作型が完成した時点で、量産型をジャブローやルナツーで開発する事は決定していた[19]
  7. ^ 資料によっては、RGM-79(E)先行量産型ジム(宇宙戦装備)はRGM-79[E]初期型ジムとも記載される。「RGM-79[E]」はルナツーで開発された空間戦闘仕様の先行生産モデルとして紹介されているが、ジム・コマンド系列機の開発が早く進展したことで開発が中止されたとする資料もみられる[23]
  8. ^ 当初、隊長機用のチューン型ジム1機と通常型のジム3機、これに砲撃戦用のジム・キャノン1機の計5機でMS1個小隊を編制する構想だったとされる。しかし、(テレビでの描写に合わせて)さまざまな事情によって何機かがボールなどに置き換えられるケースがあったという。このほか、単一の機種3機で1個小隊を基本隊形として編制し、ジム1個中隊(4個小隊=12機)をボール10機から20機が遠距離支援をするという構成になったとする資料もみられる[25]
  9. ^ OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話に登場したルナツー基地所属のジム6機は、3機で1小隊編制をとっていた[26]。隊長機を含む4機が90㎜マシンガンを装備し、2機がハイパーバズーカを装備している。
  10. ^ U.C.0080年6月中旬から世界各地の工場にて生産開始したとする資料[28]もみられる。ただし、ガンダムセンチュリーの一年戦争の時期は、現在流通する資料と大幅に異なる。
  11. ^ 1996年11月1日に発行される『ホビージャパンMOOK 機動戦士ガンダム/第08MS小隊ビジュアルブック08小隊戦記(1)』では、「ガンダム」のカメラが「デュアルセンサー」であるのに対し、「GMタイプ」の頭部メインカメラは「安価なモノセンサー」であるとされてきた。そして、「索敵能力の低下」を忍んだこのタイプのカメラの採用は「コスト削減」のためだとされている。この設定は1980年のホワイトメタル製フィギュア『メタルコレクション 地球連邦軍モビルスーツGM』(ツクダ)のパッケージ、1981年の『HOW TO BUILD GUNDAM』(ホビージャパン)では、「簡略化」されていて量産に向き、「視界」が広いガンキャノンのカメラを流用したためとしている。
  12. ^ なお、後発のG/GS型においてはより生産性を高めるべく、モノアイ式のカメラが採用された[34]
  13. ^ 一方、脱出装置が省略されたことからパイロットから多くの非難の声が挙がったとする資料もみられる[10]
  14. ^ ジムに教育型コンピュータが搭載されているとした資料も見られる[28]
  15. ^ 『マスターグレード ジム』において『マスターグレード スーパーガンダム』の武装型番が誤って転載されており、以降の『ガンダムオフィシャルズ』『ガンダムファクトファイル』などに転載され続けている。『U.C. ARMS GALLERY』の一部において、その誤植が初めて設定として採用された。
  16. ^ ただ、kW単位で出力が表現される「ジェネレータ」は1985年以前設定自体が存在せず、ビーム銃器のエネルギーがMS本体に依存するという設定も無かった。なお、ジムの機関出力がRX-78と同じ「65000馬力」であるとする設定は、1981年時点ですでに存在している。
  17. ^ コスト削減や、RX-78-2の戦闘データから2本装備する必要性がないと判断されたことから1本の装備構成となったとする資料も見られる[36]
  18. ^ 後年、劇場アトラクション『GUNDAM THE RIDE』において護衛のアダム・スティングレイ機としてサーベル2基装備の機体が登場した。
  19. ^ テレビ版29話、Gブル出撃直後のアムロ・レイとセイラ・マスの会話より。
  20. ^ なお、この場面のジムはビームライフルを持っているが、ズゴックに破壊された際には武装がビームスプレーガンに変わっているという描写ミスがある。ゲームなどでこの場面が再現される際、ジムは最初からビームスプレーガンを装備している。
  21. ^ この戦闘はオデッサ戦終了時の宇宙世紀0079年11月9日に発生した。これにより、ジムの初登場時期はジャブロー戦より3週間前倒しされた。
  22. ^ ジャン・リュック・デュバル少佐が2機撃破し、残された4機はデュバル少佐が操縦するヅダを追跡中、3機空中分解している(エンジントラブルで離脱した1機はモニク・キャディラック特務大尉が撃破)直後にデュバル機も空中分解した。
  23. ^ 『グレートメカニック』2001年刊より[要ページ番号]。本書では、これに加えて「ジオン兵を主人公にしてコックピット視点のゲームを作ると、敵がジムとボールばかりになってしまう」「アトラクションで観客をガンダムに乗せてしまうと『なぜガンダムに何十人も乗れるのか』、観客をジオン側にすると『ジオン公国の敗北という暗さをどう伝えればよいのか』という問題が発生する」とも語られている[要ページ番号]
  24. ^ 本作におけるジムの色の決定は難航し、監督の安彦は陸戦用なのでオレンジでいいのではという意見だったが、カトキと副監督のイムガヒが「どうしても赤いのが映像で見たい」と強行したという[51]
  25. ^ 設定画では側面のスラスター部は黒塗りになっており、3発しか確認できない[52]

出典

  1. ^ a b c d 『モデルグラフィックス1990年5月号』大日本絵画、52-53ページ
  2. ^ 書籍『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』376Pより。
  3. ^ a b c d 1/100プラモデル・マスターグレードジム Ver.2.0のパッケージ底面の解説より。これは前期生産型のことである。
  4. ^ 『機動戦士ガンダム記録全集4』日本サンライズ、1980年8月16日、187頁。
  5. ^ 『ガンダムアーカイブ 機動戦士ガンダム完全設定資料集』メディアワークス、1999年6月、42-43頁。ISBN 978-4840212113
  6. ^ a b 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、18-19頁。ISBN 978-4797359046
  7. ^ a b 『テレビマガジン』1981年2月号付録『機動戦士ガンダム大事典』上巻(講談社)
  8. ^ a b c d e 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、53-54頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  9. ^ a b c d e 「011 ジム」『機動戦士ガンダムMSV COLLECTION FILE 宇宙編』講談社、1999年11月。(ISBN 4-06-346550-0)
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『1/144 フルカラーモデル ジム』バンダイ、1988年10月、組立説明書。
  11. ^ a b c 『講談社ポケット百科シリーズ15 ロボット大全集1 機動戦士ガンダム』講談社、1981年[要ページ番号]と表記した資料もある
  12. ^ a b 『B-CLUB VISUAL COMIC 機動戦士0080 ポケットの中の戦争 VOL 2』バンダイ、1989年9月。ISBN 4891890479
  13. ^ センチネル0079[要出典]
  14. ^ a b プラモデル『マスターグレード 1/100 ジム Ver.2.0』バンダイ、2009年2月、組立説明書。
  15. ^ a b #IGLOO completep.46
  16. ^ 富野由悠季『機動戦士Ζガンダム 第一部カミーユ・ビダン』講談社、1985年2月、106頁。ISBN 4062018802
  17. ^ 『1/144 プロトタイプガンダム』バンダイ、1983年6月、組立説明書。
  18. ^ a b c d 『機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション3 連邦軍編』講談社、1984年7月、2006年7月(復刻版)、90-91頁。ISBN 978-4063721775
  19. ^ a b c d e f g 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダム 一年戦争外伝2』メディアワークス、1999年5月、52-57頁。(ISBN 978-4840212205)
  20. ^ 『機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション3 連邦軍編』講談社、1984年7月、2006年7月(復刻版)、18-19頁。ISBN 978-4063721775
  21. ^ 書籍『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』372P
  22. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、48頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  23. ^ a b 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、56頁。ISBN 978-4797359046
  24. ^ 『1/144ジム・スナイパーカスタム』バンダイ、1983年12月、付属解説書。
  25. ^ 書籍『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』376Pより。
  26. ^ a b #IGLOO完全設定資料集134頁。
  27. ^ a b c 『B-CLUB』70号 バンダイ、1991年7月、46頁。(ISBN 4-89189-450-4)
  28. ^ a b c d 『ガンダムセンチュリー』みのり書房、1981年9月、銀河出版、2000年3月(復刻版)、44-45頁。ISBN 4-87777-028-3
  29. ^ 機動戦士ガンダム第08MS小隊WEB「MS-連邦軍-陸戦型GM」
  30. ^ 『ポケットジャガー超百科シリーズ 機動戦士ガンダム超百科』立風書房、1980年3月、36-37頁。
  31. ^ a b 『HGUC 1/144 ジム』バンダイ、2001年4月、組立説明書。
  32. ^ 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、26-27頁。ISBN 978-4797359046
  33. ^ a b c d e f g h i j k 『MG 1/100 ジム』バンダイ、1999年2月、組立説明書。
  34. ^ 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、51頁。ISBN 978-4797359046
  35. ^ 『機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション3 連邦軍編』講談社、1984年7月、2006年7月(復刻版)、75頁。ISBN 978-4063721775
  36. ^ a b c d 柿内直樹『ガンダム解体新書 一年戦争編』講談社、2007年2月、30-33頁。ISBN 978-4063646832
  37. ^ 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、17-18頁。ISBN 978-4797359046
  38. ^ a b c d 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、26-27頁。ISBN 978-4797359046
  39. ^ a b c d 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、90-91頁。ISBN 978-4797359046
  40. ^ a b c d e 『電撃ホビーマガジン』2006年6月号「U.C.ARMS GALLERY」、メディアワークス、98-99頁。
  41. ^ 『ガンダムアーカイブ 機動戦士ガンダム完全設定資料集』メディアワークス、1999年6月、128頁。ISBN 978-4840212113
  42. ^ a b c 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、98-99頁。ISBN 978-4797359046
  43. ^ a b 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、96頁。ISBN 978-4797359046
  44. ^ a b c d ORGINガイドブック2 2010, p. 167-169.
  45. ^ a b c ORGINガイドブック2 2010, p. 175.
  46. ^ a b c d ORGINガイドブック3 2011, p. 110-111.
  47. ^ a b c d e f g ORGINガイドブック3 2011, p. 108-109.
  48. ^ WEB版ORIGIN19話 2018.
  49. ^ Youtubeドアンの島冒頭10分 2022.
  50. ^ ドアンの島Twitter2 2022.
  51. ^ Febriイムガヒ2 2022.
  52. ^ a b ドアンの島Twitter1 2022.
  53. ^ WEB版ORIGIN33話 2018.
  54. ^ a b c d e ORGINガイドブック3 2011, p. 113.
  55. ^ a b ORGINガイドブック3 2011, p. 112.
  56. ^ a b c ORGINガイドブック3 2011, p. 114.
  57. ^ プラモデル「HG ジム(サンダーボルト版)」組立説明書より。
  58. ^ a b 『MG フルアーマー・ガンダム Ver.Ka (GUNDAM THUNDERBOLT 版) 』説明書。
  59. ^ 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』第5集限定版付録冊子『MSイラストレーション』38頁より。
  60. ^ “【4月6日はジムの日!】漆黒のジム・スナイパーIIやジム寒冷地仕様など、魅力的なガンプラ&ガンダムフィギュア情報をプレイバック!!”. 電撃ホビーウェブ (KADOKAWA). (2019年4月6日). https://hobby.dengeki.com/news/735988/ 2021年4月6日閲覧。 
  61. ^ “「Q.4/6はジムの日!あなたの好きなジムは?」はジム・カスタムが1位!”. GUNDAM.INFO (サンライズ). (2020年4月6日). https://www.gundam.info/news/info/01_680.html 2021年4月6日閲覧。 
  62. ^ “4月6日はジムの日! あえてノーマルのジムにこだわった厳選アイテムを紹介!!”. HOBBY Watch (インプレス). (2021年4月6日). https://hobby.watch.impress.co.jp/docs/special/1316652.html 2021年4月6日閲覧。 





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