ESP研究会とは? わかりやすく解説

ESP研究会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 18:02 UTC 版)

琴浦さん」の記事における「ESP研究会」の解説

琴浦 春香ことうら はるか) 声 - 門脇舞以 / 金元寿子 本作主人公義久クラス編入してきた転校生9月1日生まれ15歳。甘い物好きで、暗い場所・怖い話・カラオケが苦手である。カラオケに関して極度音痴実家財閥琴浦グループ』であり裕福な家庭父母のことをお父様お母様と呼ぶことなど、良家の娘らしく礼儀作法整っている。学校成績良い部員のことはそれぞれ真鍋くん」、「御舟部長」、「室戸先輩」、「森谷さん」と呼んでいる。 原作で、 最初義久いわく家賃が結構高い義久と同じマンション住んでいたが、ある出来事きっかけ引き払ってしまったため、現在は違うマンション住んでいる。アニメでは最初から違うマンション住んでいる。一人暮らし名字鳥取県東伯郡にある琴浦町から来ている。胸の小ささコンプレックスにしている。 人の心を読める能力持っている。その能力言葉したものだけでなく、妄想などのような映像読み取ることができる。ただし、読み取ることができてもその全て理解することができるとは限らず実際に読めるのはあくまで表層心理であり、深層心理までは通常 読めないことが後に判明する。その能力自身制御することができず、心の声会話との区別がつかないために、子供の頃には無邪気にそれらをありのまま話してしまっていた。この能力原因両親離婚しその際母親である久美子から「お前なんか産むんじゃなかった」と忌々しく吐き捨てられ、捨てられたことで心を閉ざした。現在も悪意のある言葉押しつぶされてしまったり惨劇感知してしまうと気分悪くなり嘔吐卒倒してしまうことすらある。先述経緯があることから、転校してクラスメイトの人達とも親しく出来ないどころか周囲から孤立させられてしまい、結局はそれを利用して積極的にわらないように否定的な言動行っている。アニメでは隠しているつもりでも無意識に心を読んだ内容を口にして嫌われたり、唯一の友達だったが「あの娘がくるから」と保健所送りにされるなどのつらい過去描写されている。 心を閉ざす引き金となった母とは冷戦状態だったが関係修復したいとも思っており、後に和解している。なお、風邪をひいてしまうと能力使えなくなる人間となっていたが、森谷の時より悪い心を感じた事から再び使えるようになった一人暮らしをしている関係から自炊しているため、料理それなりにできるものの、片付けは苦手な模様で、常に散らかっている。性格先述経緯からやや内向的引っ込み思案なところもある。自身いじめられていても顔には出さず、また自分から言い出さないこともあった。少々天然ボケなところもあり、暴走するとその傾向強くなる。なお、暴走してしまうと一人突っ走ってしまう傾向がある(ある出来事について自分が悪いと思い込み、あげく失踪まで起こしている)。 義久とは最初自身能力おかしく思わないため変な人だと思っていたが、徐々に彼に惹かれていくことになり、ある時を境に両想いになるものの周囲の邪魔もあってなかなか発展しないしかしながら少しずつ互いの距離を縮めている。 イベント・DVDマンガライブ」版で彼女の声を演じた門脇本作絶賛しており、単行本2巻寄稿している。 真鍋 義久(まなべ よしひさ) 声 - 鶴岡聡 / 福島潤 本作もう一人主人公春香クラスメイト15歳春香のことは「琴浦」と呼ぶ。名字地名から採っているらしい第一部15話目まで名前が決まっていなかった。 妄想、特にHな方向たくましく、その妄想力春香困惑させる。そのため彼女か時折エロス(の貴公子)」と呼ばれるほど。ESP研究会にはその妄想力を「敵を恐怖陥れる能力」と春香紹介したため道連れにされる形で入部した幼少期から妄想力高かったのだが周囲には知られておらず、またスカート捲りなどのストレートなセクハラはしなかったためその妄想している姿が「大人っぽくかっこいい」と女子からの人気高かった。また酒癖悪くヒヨリ野球拳ハメ外してしまっている。ヒヨリほどではないが成績悪く夏休みの宿題ギリギリのところまで終わらせなかった(アニメでは期末テストギリギリ赤点回避している)。 最初トラブルには関わらないようにしていたが、春香との出会いによって、正義感強くかつ積極的にトラブル解決する人間へと成長している。 春香能力理解者。また春香を普通の女の子として接した人物でもある。春香のためなら自身顧みないこともしばしば。最初は彼女のことをほっとけない思っていたが、徐々に彼女への恋心芽生えていき、文化祭での一件きっかけに彼女のことを意識し告白するまでに至る。その後相思相愛の関係ではあるものの、周囲の邪魔が入りなかなかそれ以上に発展しない。しかし互いの距離は徐々に縮めている。 趣味新聞4コマ漫画『コポちゃん』のスクラップ春香失踪の際に、新聞記事から春香居場所収集したのがきっかけアニメでは原作とは違い、特に意味も無く春香最初から積極的に関わろうとしておりクラスでも「目立つ人物」と評価されている。またESP研究会も春香拉致されそうになった際にエッチ妄想超能力者をかわいがる能力を持つと自ら志願して入部した春香守ろうとする思い人一倍で、春香連続通り魔事件犯人突き止めようとした時には断固反対した。ヒヨリ誘いについて「自分空手素質欲しい」と勘違いしており、春香からはその素質について「あるかどうかわからないと言われているが、作中では(一部ギャグ表現とはいえ常識では考えられないほどの身体能力披露している。 御舟 百合子(みふね ゆりこ) 声 - 若宮友香 / 花澤香菜 ESP研究会の部長16歳春香のことは「琴浦ちゃん」と呼ぶ。頭に赤いヘアバンドのようなものをしている。名字実在の人物か来ている。彼女の顔立ちが、とある作品キャラクター似ていると言われる明かしている。祖父母一緒に暮らしている。アクティブざっくばらんな性格をしているが、マイペースでわがままなところもある。なお、怒らせるととても怖い。アニメでは巨乳キャラとしての面も強調されており、たびたび貧乳である春香嫉妬対象となっている。 子供の頃に、千里眼能力を持つ母の千鶴首吊り自殺亡くしており、かつ母親能力親族含めた周囲からウソだとバッシングされたため、それらの件がトラウマになっている。彼女がESP研究会を立ち上げたのも、母親超能力本物であることを証明するためと、母親のような超能力を持つ人物探すためである。そのため、春香能力理解してはいるものの、その能力母親能力の証明利用しようとする節が見受けられる。ただし、春香義久の関係がこじれそうになった際に助け船を出すこともあり、2人の関係の理解者でもあるが、その理解度行き過ぎなところもあり、部活称して2人デート邪魔することもある。 亡くなった母親バッシング受けていた際、その母親高く評価し同時に立ち直るきっかけ与えたのが、腐れ縁になる大智である。大智母親からはその頃からかなり気に入られており、大智の嫁になるよう懇願されている。また将来超能力研究家になりたいと思うきっかけにもなっている。成績学年2位アニメ版では通り魔事件解決後に『新・ESP研究会』に改名する部活動目的を「超能力科学的立証」から「超能力者で遊ぶこと」に変更した後、春香利用目的として見ていたことを涙ながらに謝罪した。「目的のためなら何だって利用する」と語っているものの、根が善人であるため悪人徹しきれず、大智からも「下手くそ悪人演技」と評されている。普段振る舞いでは割とぞんざいだ実際大智ベタボレであり、悪ノリ過ぎて彼に叱られたり冷たい態度取られたりすると、ショック受けたり凹んだりする。 森谷 ヒヨリ(もりたに ヒヨリ) 声 - 今村優 / 久保ユリカ 春香義久クラスメイト15歳春香のことは「琴浦さん」と呼ぶ。よく「もりや」と間違えられる作者明かしている。後にESP研究会の部員になる。トラブルメーカーではあるが、反省する分別はあると義久から評されている。初期は「甘やかされ育ったためワガママ性格」と設定されていたが、ESP研究会との交流丸くなっていった成績部員内で一番悪い。料理の腕も悪いが、本人自覚が無い。第5部以降イメチェン」として初め美容院向かった失敗し髪型変化している。 両親新興宗教森谷教」の教祖で、自身祈祷参加している。またクラスメイト何人かを勧誘して信者にしている。また跡取りということ絶大な権力持っており、腕っ節のある信者義久を襲わせたほどでもある。しかし、ESP研究会に参加して以降は、「森谷教」の祈祷をさぼることもあり、そのこと教祖一人である母親たしなめられることもある。時にイベント絡み行動制限されると、森谷教の存在を疎ましく思うことがある。なお、春香祖父・善三からは性質の悪い宗教家思われている。森谷教(アニメでは森谷道場)の気合ポーズモリ!モリ!」をよくやるが、春香にとっては思い出す度に笑い堪えている。 小学三年生頃、実家宗教財力クラス女王として君臨していたが、義久だけは思い通りに動かせず、なんとか思い通りにしようと接近するうちに惹かれていった。そのため突然現れて、しまいには義久両想いになった春香のことを逆恨みし、文化祭起こったことをきっかけ陰湿な虐めをしていたこともある。また先述春香両想いになった義久信者使って襲わせたり、それに伴う春香失踪きっかけ作った人物でもある。しかし後に和解し以後春香友人として接するようになる。 現在でも義久対す想い変わっておらず、彼の兄である義弘デート行った時もその想いから結局義弘振った。しかし一方義久からは春香実家宗教のことであまり快く思われておらず、バレンタインデーチョコレートに毒が入ってないかと疑われるなど敵視されている。 お屠蘇飲みすぎて、我を忘れた状況義久野球拳をやり、下着姿になってしまったことがある。また登場人物達の住んでいる町で起こった連続殺人事件犯人させられ誤認逮捕されたことがあるアニメでは両親空手森谷流」の道場道場主で、自身稽古参加している。義久想いを寄せる理由原作異なり幼少期一人でいた彼女に近づいた義久実家空手道場尊敬眼差し向けたことがきっかけとなっている。ESP研究会に入部する際には「モリ」の掛け声と共に発する空手風圧技を披露しサイコキネシス誤解した百合子能力認められ入部したこのため腕っぷしは非常に強く義久には鉄拳制裁恐れられており、警棒大智怪我を負わせた通り魔にも素手立ち向かっている。また、料理が苦手な設定成績が悪い設定強調され料理至って紫色緑色をした謎の物体ハンバーグと言い張り食べた義久ヒヨリ奇行走った第11話では春香の身を案ずるためにかえって距離を置いてしまった義久叱咤、さらにそこで義久への思いをついに告白するが、義久には「今は琴浦のことが好きだ」と振られ第2話浴びせられたきつい言葉について謝罪される。この一件のため義久への思いは完全に振り切り、第12話では春香相談乗っている。 当初仲間になる予定はなく、原作者であるえのきづは「完全に悪役として登場させたはずなのに、気がついたら仲間になってました。」とインタビュー発言している。一方アニメ版では最初から仲間になる方向構成されているためか、アニメ版監督太田雅彦は「元から良い子ということは皆さんにも分かってもらいたい」と発言している。 室戸 大智(むろと だいち) 声 - 三苫紘平 / 下野紘 ESP研究会の副部長16歳春香のことは「琴浦君」と呼ぶ。丸縁眼鏡をかけている。存在感が薄いものの、要所活躍見せことがある名字高知県にある室戸市から。百合子とは子供の頃から腐れ縁の仲。情報収集能力も高いが、情報取捨能力も高いと思われる。 背は小学生並み小さくそのことで御舟からからかわれたり、補導されたり、コマに写らなかったりする。 暴走しがちな面々収拾役でもある。当初二の線描かれていたが、後に三の線描かれることが多くなった。恋愛関係には全く興味がないらしいが、春香義久・ひよりの恋愛事情理解しており、自分以外に関して的確な助言をする。百合子のことは非常に大切に思っており、通り魔事件の際には身を挺して彼女の危機救っているが、彼女に対して恋愛感情有無描写曖昧である。普段昼行灯ぽい言動でそうは見えないが素の性格怜悧辛辣な所もあり、怒ると怖い。百合子悪ノリしたり、良くない方向逸脱した振る舞いをした時に厳しくたしなめる事があり、その際には百合子大人しく言うことを聞くパソコンゲームが好きで、ネット関係にも強い。春香失踪の際には、それを利用して情報収集している。成績学年1位。 百合子の母のファンで、その能力をとても高く評価しており、娘が同じ学校通っていたことを嬉しく思ったほど。 眼鏡を外すと美青年で、小学生時代眼鏡はかけていない

※この「ESP研究会」の解説は、「琴浦さん」の解説の一部です。
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