舌とは? わかりやすく解説

した【舌】

読み方:した

口腔底から突出している筋肉性の器官粘膜覆われ、非常によく動き食物攪拌(かくはん)・嚥下(えんげ)を助け味覚発音つかさどる。べろ。

話すこと。言葉遣い弁舌。「—を振るう

雅楽器の篳篥(ひちりき)のリード。2寸(約6センチ)ほどに切った(あし)の一端つぶして吹き口とし、他の一端和紙巻いて管に差し込んだもの。舌(ろぜつ)。


ぜつ【舌】

読み方:ぜつ

[音]ゼツ(呉) [訓]した

学習漢字6年

[一]ゼツ

した。「舌苔(ぜったい)・舌端

口でしゃべること。「舌戦舌代口舌(こうぜつ・くぜつ)・饒舌(じょうぜつ)・毒舌筆舌弁舌長広舌

[二]〈した(じた)〉「舌先舌鼓猫舌

難読百舌(もず)


読み方:ゼツ(zetsu)

鈴や鐸などで内部の上頂部からつりさげられている棒状のもの。


舌(ぜつ)

ものを飲んだり、噛んだり、飲み下したり、またはしゃべったりする際になくてはならない味覚触覚などを持つ口の中の感覚器のこと。

タン(舌)

V字形の細長いなめらかな水の流れ。瀬の中で一番深く流れ速いところ(たいていは本流)にできる。

読み方:した

  1. こんにやく(蒟蒻)をいふ、女詞。
  2. こんにやく(菎蒻)を云ふ。
  3. 菎蒻を云ふ。〔女詞〕
  4. 蒟蒻のこと。

分類 女ことば、女詞

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読み方:シタ(shita)

舌鮃種類で、夏が旬

季節

分類 動物


読み方
したざき
ぜつ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 05:26 UTC 版)

(ぜつ、した[注 1])は、動物口の中にある器官脊椎動物の舌は、筋肉でできた突起物である。筋肉を様々に動かすことで、形や位置を自在に変えることができ、食物を飲み込む際、言葉をしゃべる(構音)際などに使われるので、消化器運動器の働きをもつといえる。その運動は非常に細かく、正確にコントロールすることが可能。また、哺乳類の舌には、味覚を感じる受容器である味蕾(みらい)があり、感覚器でもある。


注釈

  1. ^ 俗語では「べろ」ともいい、また方言では「べら」「したべら」のような用例もある[1]
  2. ^ 中国人にもこの自決方法が知られており、彼らが日本人を拷問する際にまず歯を抜いたという[8]

出典

  1. ^ 尚学図書・言語研究所 編 佐藤亮一 監修『方言の読本』小学館、1991年、60頁。ISBN 4-09-504151-X 
  2. ^ 伊藤隆『解剖学講義』南山堂、1994年5月30日、589頁。ISBN 4-525-10051-6 
  3. ^ a b 中塚, p.22
  4. ^ a b 中塚, p.23
  5. ^ 魚に味覚はありますか。:農林水産省”. www.maff.go.jp. 2024年2月11日閲覧。
  6. ^ W16 世界の中華料理図鑑 著:地球の歩き方編集室 p75
  7. ^ Ward, Terry (2020年3月26日). “In Norway, kids are still making good money cutting cod tongues” (英語). CNN. 2024年2月12日閲覧。
  8. ^ 高山正之『飛行25000時間』文藝春秋、1983年、43頁。全国書誌番号:84018672 
  9. ^ 第2回「歯科口腔外科に関する検討会」議事要旨” (PDF). 日本耳鼻咽喉科学会 (1996年5月16日). 2011年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月4日閲覧。



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 02:26 UTC 版)

ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会」の記事における「舌」の解説

聖堂クーポラ丸天井)には炎に囲まれた舌が描かれている。これは聖ヤン・ネポムツキー聖遺物であると同時に王妃秘密明かさなかったというこの聖人伝説に基づくものである聖堂には鞘に収められた剣のような形の窓があり、これらも聖人の舌を象徴したものと考えられている。

※この「舌」の解説は、「ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会」の解説の一部です。
「舌」を含む「ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会」の記事については、「ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 11:11 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. した人体一部で、口腔中にあって、動いて食物等を体内取り入れたり発声時に空気流れ変え音声変える器官
  2. した言葉をしゃべること。
    • 舌がまわる。
  3. ゼツなどの中でぶら下がっている、舌状のもの。
  4. ゼツ (仏教) 味覚機能味覚器官五根六根十二処のひとつ。舌根ぜっこん舌処ぜっしょに同じ(ウィキペディア三科」、「五位」も参照)。

熟語


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