シタとは? わかりやすく解説

した【下】

読み方:した

位置関係で、あるものに比べて低いほう。

㋐場所・位置が低いこと。低いところ。「新聞雑誌の—にある」「木の—で休む」「二階貸して—に住んでいる」⇔上(うえ)。

音の低い部分。「—の音が聞きづらい」⇔上(うえ)。

表側現れていないところ。

覆われている部分。「—にセーター着込む」⇔上(うえ)。

指導庇護受けていること。「先生の—で研究している」「師の—で修業する

程度地位年齢能力数量などが劣っていること。また、その人。「技術彼のほうが—だ」「彼より三つ—だ」「五〇点より—は不合格だ」⇔上(うえ)。

「天は人の上に人を造らず人の—に人を造らず」〈福沢学問のすゝめ

何かをしたすぐそのあと直後。「言った—からぼろを出す

買い物代金一部充てること。下取り。「古いミシンを—に出す」

㋑金の引き当てにするもの。「時計を—にして金を借りる」

こころ。心底

「—悩ますに」〈四〇九四〉

名詞の上付いて前もってするという意を表す。「—準備」「—調べ

[下接語] 息の下上下襟下縁の下白粉(おしろい)下・帯下・靴下・鞍(くら)下・化粧下声の下・袴(こ)下・坂下三下白下ズボン下・袖(そで)下・袖の下手下年下名題(なだい)下・塗り下・軒下鼻の下版下・臍(へそ)の下・幕下真下・股(また)下・目下・紋下(やぐら)下・床下雪の下・腋(わき)の下・割り下


した【×簧】

読み方:した

《舌(した)の意から》

雅楽器の笙(しょう)のリードなどの合金製で、竹管の下方に鑞(ろう)でとりつけ、息を吹きこんだり吸いこんだりして振動させて音を発する

リードreed


した【舌】

読み方:した

口腔底から突出している筋肉性の器官粘膜覆われ、非常によく動き食物攪拌(かくはん)・嚥下(えんげ)を助け味覚発音つかさどる。べろ。

話すこと。言葉遣い弁舌。「—を振るう

雅楽器の篳篥(ひちりき)のリード。2寸(約6センチ)ほどに切った(あし)の一端つぶして吹き口とし、他の一端和紙巻いて管に差し込んだもの。舌(ろぜつ)。


読み方:シタ(shita)

笙・篳篥などの楽器装置する板状薄片


ササウシノシタ

学名Heteromycteris japonica 英名:Bambu sole
地方名:シタ、ベタ 
脊椎動物門硬骨魚綱カレイ目ササウシノシタ科
色 形 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ

特徴
ササウシノシタの背びれ尾びれ尾びれ連なってなく胸びれはない。大陸棚上の砂泥底に生息していており、小型エビカニなど海底表面小動物食べる。産卵期は春〜夏で直径が1mmほどの卵を浮遊する産む。体長7mmほどになると変態し沿岸浅めの所にすむようにり地域差はあるが5〜8月仔魚九州西岸で見ることができる。目がある側は他の物にぴったりと吸着するというめずらしい習性をもっている。体が小さいため多く獲られることはな雑魚扱いされる。

分布:北海道東北地方を除く日本各地東シナ海 大きさ:16cm
漁法:底引き網 食べ方:煮物焼き物

シタ

名前 Sita

読み方:シタ(shita)

舌鮃種類で、夏が旬

季節

分類 動物


北海道犬

(シタ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/05 03:09 UTC 版)

北海道犬
別名 アイヌ犬、どうけん
原産地  日本北海道
特徴
体重 15-20 kg(33-44 lb)
体高 オス 47-55 cm(18.5-21 in)
メス 44-52 cm(17.5-20.5 in)
外被 ダブルコート
毛色 白、赤、黒、胡麻、虎
イヌ (Canis lupus familiaris)

北海道犬(ほっかいどうけん[1][2][3]、ほっかいどういぬ[4])は、主に北海道で飼育されてきた日本犬の一種である。体格は中型犬で、アイヌ猟犬としての歴史が長く、アイヌ犬とも呼ばれる[5]。1937年(昭和12年)12月、天然記念物に指定され[2]、北海道犬と呼ばれるようになった[6]

歴史

起源

縄文時代初期、縄文人が東北地方から北海道へ渡る際に同伴したマタギ犬(山岳狩猟犬)が、北海道犬のルーツだと考えられている。

弥生時代に入ると、日本に移住した渡来人によってもたらされた犬と、小型の日本在来犬(いわゆる縄文犬)との間で混血が始まった。地理上の理由から、北海道では渡来系の犬の遺伝的影響は他の日本犬に比べて限定された[7]。これは1970年代に文部省科学研究費で、田名部雄一(岐阜大学麻布大学)が各地の日本犬(薩摩犬三河犬など)の全国的な血液分析を行い、琉球犬と北海道犬に類似が見られることから導き出された仮説である[7]。田名部は後に韓国台湾インドネシアを含めて約4000頭のサンプルを集め、台湾原住民が飼う犬との共通点も指摘している[7]

現在遺跡から見つかっている縄文犬の骨と北海道犬に体格や骨格の特徴に類似が見られず、またミトコンドリアDNAの解析では異なる結果も出ている。別の説では、鎌倉時代本州から北海道へ移住した人達に連れられて来た中型の獣猟犬が祖先ではないかともいわれている。

呼称

アイヌは犬のことをセタシタと呼び、地方によっては「火の神の庭にいつもいる神」や「庭にいつもいるもの」を意味するアイヌ語で呼ばれていた[8]。また死んだ犬のことを地方によってはレエㇷ゚(這うもの)やレエㇷ゚・カムイと呼んだ[8]

1937年昭和12年)12月21日、文部省によって天然記念物に指定され、正式名称が北海道犬と定められた[2][9]。翌年、管理者として北海道庁が指定され[2]第二次世界大戦後は北海道教育委員会に管理が委ねられた。

品種は英名ではHokkaidoと呼ばれる[10]

特徴

  • 中型犬
  • 三角形の小さな「立ち耳」
  • 目尻が吊り上がった、三角形の小さな目
  • 背中の上に巻いた「巻き尾」、あるいは半円状の「差し尾」
頭部
白毛の北海道犬
  • 硬く長い毛と、柔らかく短い毛の二重構造の被毛(ダブルコート)。色は赤、白、黒、虎、胡麻、狼灰のいずれか
  • 舌斑を持つ個体が多い
  • 性格・性質
    飼い主に忠実、勇敢、大胆、怖いもの知らず、野性味が強い、我慢強い、粗食に耐える、寒さに強い
  • 体高:オス47 - 55 cm、メス44 - 52 cm[1]
  • 体重:15 - 20 kg
  • 寿命:12 - 15 年

その他

厚真犬

他の日本犬と同様に、北海道犬にも産地による系統が存在するが、虎毛模様の厚真系と呼ぶ。胆振管内厚真町の町の獣として「厚真犬」が定められており、厚真郵便局の風景印にも記されている。黒色や灰色、黄色が入り混じった体毛から「厚真虎毛」とも呼ばれ、生後1年以内の子犬を購入した場合は町役場が畜犬登録や狂犬病予防注射の費用を補助している[7]。1858年(安政5年)に厚真を訪れた松浦武四郎も日誌の中で、狩猟犬として優れた北海道犬の様子を記している。

展覧会

北海道犬のドッグショーは「展覧会」と呼ばれるのが通常である。屋外で円陣を組んだ犬とハンドラーに対して、審査員が審査基準に則って犬を選びつつ「並足」「早足」の指示を繰り返し、その間に優秀犬が順次繰り上げられ順位が決定する。したがって、ハンドラーにも一定の運動量が要求される。審査基準は北海道犬の特徴を示した「標準」にどれ程近づいているかどうかである。

獣猟競技会

北海道犬のドッグショーでは、あわせて獣猟競技会を実施する保存団体がある。これは、檻に入れたクマに犬をけしかけ、その動作や態度から猟犬としての能力を競うという、他犬種のドッグショーでは見られないユニークな内容である。

海外での普及状況

柴犬秋田犬ほどポピュラーではないが、ドイツでは繁殖が行われているという。

避難者の捜索

1902年(明治35年)、青森県で発生した陸軍歩兵第5連隊八甲田雪中行軍遭難事件において、遭難者の捜索に活躍した。

阿久号

1927年(昭和2年)生まれの淡赤色の毛色をした雄犬で、現在の北海道犬の主流である千歳系の基礎となったといわれている[1]

情報媒体への露出

2007年春から放送されているSoftBankホワイト家族24」のCMでは、湘南動物プロダクション所属の北海道犬が舞台となる白戸家の「お父さん」として出演している。2014年3月までは「カイ」と「ネネ」による二匹一役で、同年4月以降はカイの子どもである「海斗」がその役を継いでいる。

脚注

  1. ^ a b c 北海道犬”. 日本犬保存会. 2023年9月4日閲覧。
  2. ^ a b c d 北海道犬”. 文化遺産オンライン. 文化庁. 2023年9月4日閲覧。
  3. ^ 増井光子「北海道犬」『日本大百科全書(ニッポニカ)』https://kotobank.jp/word/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E7%8A%ACコトバンクより2023年9月4日閲覧 
  4. ^ 北海道犬」『世界大百科事典 第2版』https://kotobank.jp/word/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E7%8A%ACコトバンクより2023年9月4日閲覧 
  5. ^ 北海道犬」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』https://kotobank.jp/word/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E7%8A%ACコトバンクより2023年9月4日閲覧 
  6. ^ 舟橋愛. “人と暮らす山野の化身たち 日本犬探訪 その3 北限の雄 「北海道犬」”. めぐりジャパン. 2023年9月4日閲覧。
  7. ^ a b c d 【時を訪ねて 1975】北海道犬の起源調査(札幌函館北見)縄文人とともに北から南から『北海道新聞』日曜朝刊別刷り2019年9月1日1-2面
  8. ^ a b 更科源蔵・更科光『コタン生物記 Ⅱ 野獣・海獣・魚族篇』法政大学出版局、1992年新装版第1刷(1976年初版)、334頁
  9. ^ アイヌ文化・ガイド教本”. 北海道観光振興機構. p. 41. 2023年9月7日閲覧。
  10. ^ 北海道犬」『講談社『犬&猫:ペットの品種がわかる事典』』https://kotobank.jp/word/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E7%8A%ACコトバンクより2023年9月7日閲覧 

参考文献

関連項目

外部リンク


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