シゾフィランとは? わかりやすく解説

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シゾフィラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/13 03:07 UTC 版)

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シゾフィラン
識別情報
CAS登録番号 9050-67-3
PubChem 7848598
日化辞番号 J356.751F
KEGG D01535
特性
化学式 (C6H10O5)n
モル質量 可変
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

シゾフィラン(sizofiran, schizophyllan)とは、抗悪性腫瘍剤の一種。スエヒロタケが産出する多糖類である。D-グルコースが主にβ1→3結合(β1,3-グルカン)、まれにβ1→6結合で連結した構造をしている[1]。これによって、とても強固な三重螺旋構造を形成している[1]。商品名はソニフィラン(SONIFILAN)。放射線療法と併用し、筋肉注射で用いる。

構造

水中では3重螺旋構造をとるが、ジメチルスルホキシド中やpH 13以上のアルカリ溶液中ではランダム構造となる。

効能・効果

子宮頸癌における放射線療法の直接効果の増強。

副作用

重大な副作用としてショック。他に注射局所の疼痛・腫張・発赤等、発熱など。

脚注

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