ジロ‐デ‐イタリア【(イタリア)Giro d'Italia】
ジロ・デ・イタリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/06 09:06 UTC 版)
ジロ・デ・イタリア(伊: Giro d'Italia)は、毎年5月にイタリア全土を舞台にして行われるプロ自転車ロードレース。1909年から開催されている。主催はイタリアのスポーツ紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』等を発行するメディアグループ・RCSの関連会社であるRCSスポルト社。
- 1 ジロ・デ・イタリアとは
- 2 ジロ・デ・イタリアの概要
ジロ・デ・イタリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 21:01 UTC 版)
ジロ・デ・イタリアはツール・ド・フランスよりも山岳コースの設定回数が多く、またツール・ド・フランスより山岳コースの難度が高い傾向がある。そのため山岳が得意な選手に有利な大会とされる。場合によっては短距離ではあるが山を登るだけのステージもあり、ツールのように山でのロスを防ぎTTで勝負という展開には持ち込みにくい。 またツール・ド・フランスにおいてはポイント賞はスプリンター型の選手が獲得するのが常だが、2013年までのジロ・デ・イタリアは平坦と山岳を区別しないポイント制度であったため、総合成績上位のクライマーやオールラウンダーの選手が獲得するケースも少なくなかった(2020年までのブエルタにも同様の傾向があった)。 1970年代から1990年代半ばの総合優勝者については選手の国籍が多様化していたが、ブエルタ・ア・エスパーニャが1995年に従来の春開催から夏場の開催へと移行したことやツール・ド・フランス7連覇中時代にランス・アームストロングがジロを回避しツール一本に照準を定める形を取っていたことから、それに倣う選手が増加しはじめた。ちなみに1996年に優勝したパヴェル・トンコフ(ロシア)以降、2008年にアルベルト・コンタドール(スペイン)が優勝するまでイタリア国籍以外の優勝者が出ていなかった。
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