オリジナル7
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 00:59 UTC 版)
「ジャスティス・リーグ」の記事における「オリジナル7」の解説
マーシャン・マンハンター 本名:ジョン・ジョーンズ。火星人で、怪力、飛行、透明化、すり抜け(壁などを貫通する)、テレパシー、変身など、多彩な能力を持つ。弱点は火。 2代目フラッシュ 本名:バリー・アレン。超高速で行動できる「スピードスター」と呼ばれるタイプのヒーロー。後に戦死。 2代目グリーンランタン 本名:ハル・ジョーダン。宇宙で最も強力な武器といわれるエネルギーを自在に操る「パワーリング」で戦うヒーロー。 アクアマン 本名:オリン、地上での名はアーサー・カリー。海底国家アトランティスの王。水陸両棲の海底人で、地上人よりもタフでパワーもある。 ワンダーウーマン 本名:ダイアナ。女性だけが住む島セミッシラに存在するアマゾン族の王女。銃弾や魔法を弾く腕輪、捕らえた者に真実を告白させる投げ縄、怪力・飛行などの能力を有する。 スーパーマン 本名:カル゠エル、地球での名はクラーク・ケント。普段の姿はデイリー・プラネット社に勤める新聞記者。クリプトン星の生まれで地球育ち。怪力、飛行能力、目から放つ熱線やX線が特徴で、DCコミックス最強のヒーロー。弱点はクリプトナイト。 バットマン 本名:ブルース・ウェイン。ゴッサム・シティの大富豪の隠された姿。「闇の騎士」「世界最高の探偵」などと呼ばれる。スーパーパワーは持っていないが、極限まで鍛え抜かれた体力・知力を武器とする。 彼らのうち、『ブレイブ&ボールド』で登場するのはワンダーウーマンまでの5名である。スーパーマンの登場は『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ』からであり、バットマンの登場はさらに後だった。
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オリジナル7
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:10 UTC 版)
惑星E.I.はマザーの流刑惑星として開拓された歴史があり、凶悪な犯罪者を監視し、必要ならば処罰する圧倒的な "力" の存在―監視者―が必要不可欠であった。"オリジナル7" は、本来その監視者と抑止力としての役目を担う集団であったが、世代を重ねるにつれてその強大な力を私利私欲のために使うものが後を絶たなくなり、徐々に腐敗していった。 劇中に登場するオリジナル7は、それら旧オリジナル7が一掃された後にカギ爪のもとに集い、カギ爪を同志と仰ぐネオ・オリジナルである(ガドヴェドを除く)。名称が示すように7人で構成されるが、欠員メンバーであるヴァンはカギ爪に敵対しているため、現在は6名。全員が七曜にちなんだ名のヨロイを操縦する。そのほとんどが電気体質のためにヨロイへの適応度は高く、改造手術なしで操ることができる。 ミハエル・ギャレット 声 - 保志総一朗 ウェンディの兄。16歳。「カギ爪の男」に誘拐されたが、彼の思想に共鳴し、彼を「同志」と呼んで従うようになった。優れた電気体質の為、新生オリジナル7の中でも最もヨロイとの適合性が高い。カギ爪を信じようとする反面、信じ切れない自分の中の矛盾に苦しむ場面も見られる。 組織のために尽くすファサリナに対し、信頼と尊敬の念と共に、一人の女性としての彼女へ恋愛感情を抱いている。彼が搭乗する銃剣をモチーフとしたヨロイ「サウダーデ・オブ・サンデイ」はオリジナル7のヨロイの中でも最強の性能を誇っており、また「幸せの時」実現のためのキーとなる重要な存在である。 実の妹であるウェンディのことは大事に思っており、いつまでも庇護が必要な子供だと思っている。しかしカギ爪の男に関わり彼の同志になってからは、ウェンディに自分の価値観を押し付ける傾向が強くなり、最終的には精神的に成長したウェンディからも拒絶される。一人称は「私」が基本であるが、動揺した時や妹(ウェンディ)の前では一人称が「僕」になる。 最終的には自分たちこそが人々を導く存在という選民思想に完全に染まり、自分たちへの抵抗を続けるヴァンたちを愚か者と見下す態度も隠さなくなっていく。欠員メンバーと馬鹿にしていたヴァンとは宇宙と地上で戦闘を重ねたが、最終的にサウダーデをVの字に斬られて破壊され、敗北。自信の源であったヨロイを失う。 精神的に追い詰められた後はウェンディに対する感情も狂っていき、自身の主張を肯定しないウェンディの首を絞めるなど言動ももはや常軌を逸していた。しかしその際にカメオに噛まれた事で正気を取り戻し、同時に崩れてきた瓦礫からウェンディを庇う。カギ爪の死後は憑き物が落ちたような表情でウェンディに謝罪しつつも、カギ爪の意志を継ぐかのように自身の主張の正しさを宣言し去っていく。が、その言動とは裏腹に、脱出するために逃げ惑う職員たちを一顧だにせずカルメンに敗れたファサリナの救助に向かうという、かつて自分が馬鹿にしたヴァンと同じく自身の感情の赴くままに行動するという支離滅裂な行動に出る。ウェンディに撃たれた傷と、瓦礫から彼女を守った際による負傷で、もはや戦える身ではなかったため、情に流されたカルメンによってファサリナと共に見逃される。しかし直後、ファサリナと共に瓦礫の崩壊の中へと消えた。最終的な生死は不明だが、ミハエル役を演じた保志総一朗はドラマCDで生存説を語っている。 ガドヴェド・ガオード 声 - 岸野一彦 / 辻親八(スーパーロボット大戦シリーズ) ヴァンの師のような存在であり、旧オリジナル7のメンバー唯一の生き残り。斧をモチーフにしたヨロイ「ディアブロ・オブ・マンデイ」を駆る。流浪者であったヴァンにオリジナルメンバーの資質を見出し、さまざまな事を教える。 瀕死の重傷を負わされたヴァンの命を救うため、彼を「改造」し、ダンの正式な乗り手としたが、それはヴァンを死なせたくないエレナの望みによるものだった。 ヴァンに出会う前からカギ爪と会っており、彼の思想に共鳴していた。彼はメンバーの改革を目的として旧メンバーとカギ爪をヴァンとエレナの婚礼の場に招待し、カギ爪の思想に触れさせようと試みたが、カギ爪は、エレナに加えてガドヴェド以外のオリジナルメンバーを全員殺害。ガドヴェドはこれを神による断罪と感じ、カギ爪と共に「幸せの時」を遂行するため、新しいオリジナル7となるべきメンバーを見出す事に専念した。ミハエルにはヨロイ乗りとしての指導を行った。 後にゾネットにてヴァンと再会。自身の思想を説いてヴァンを新しいオリジナル7に誘うも、カギ爪の仲間になる事を拒んだヴァンと激突。カギ爪を招き入れて惨劇を引き起こした事は後悔こそせずとも己が罪とも認識しており、この戦いは「断罪か?贖罪か?」と問いかけながらヴァンを圧倒する。しかしカギ爪の姿を視認した事で復讐の決意を新たにしたヴァンに敗北。「いつか同じ夢の話をしよう」とヴァンに告げられ、己の罪を自覚しながら死亡した。 ファサリナ 声 - 倉田雅世 カルメンの旧友・ハエッタとコンタクトを取るためにトリノリアに現れた、その後ゾネットにてカルメンに初遭遇した謎の女性。組織に必要な特殊な物資の開発を各地で依頼し、受け取りを行っている。元は娼婦であり、その電気体質から辛い日々を送っていたが、カギ爪にその悲惨な境遇から救われる。そのため狂信的なほどのカギ爪の崇拝者となり、心の奥底まで一緒でありたいという思いが非常に強い。 好きな物は、羽ばたく姿が自由を表している蝶である。同志の目的のためミハエルに半ば強要する形で肉体関係を結び彼を懐柔(迷いを断ち切らせた)したが、彼女本人としてもミハエルを純粋に愛していた。三節棍をモチーフにしたヨロイ「ダリア・オブ・ウェンズデイ」を操る。人の感情の裏をついて動揺させる話術とそれを活かした戦い方が得意。 元娼婦のせいか、言動に性的なニュアンスが強かったり、ヨロイの操縦イメージがポールダンスを思わせるものであったりとアクの強いキャラクター。ヴァン曰く「おっかねえ女」。 カギ爪の本拠地に向かうヴァン達の前にミハエルと共に現れ、カギ爪の計画を説いて説得を試みるがヴァン一行全員に拒絶された為、ダリアを召喚してヴァンと戦う。その戦いはエルドラソウルの乱入で決着が付かないまま撤退したが、その後もウェンディ達の前に立ちはだかり、最後はレイに敗れてダリアを破壊されるも生き延びる。 その後はカギ爪の思想を全人類に植え付ける為の施設にてカルメンと遭遇。ハエッタの育てた花によって作られた装置に囲まれた、カルメンにとって因縁とも言える場所にて彼女と対決する。しかしカギ爪が絶命したことで戦意を喪失。情に流されたカルメンに助けられたものの、生きる意味を失った為、殺すように懇願する。直後、ミハエルが重症を負ってまで駆け付けた事で感情を露にして彼に駆け寄り、カルメンもミハエルがファサリナの新しい生きる意味になると察して立ち去ろうとした。しかしそれも虚しく、ミハエル共々崩落に巻き込まれ、生死不明となる。その姿をカルメンは「憎らしいほど素直で、どこまでもむかつく女」と表した。 ウィリアム・ウィル・ウー 声 - 真殿光昭 どことなく高貴な雰囲気をもつ青年。電気体質。興奮するとすぐ鼻血が出る。強いエディプスコンプレックスの持ち主で、少年時代に母の愛情を独占するため父を亡き者にしようと剣を取ったが、父をかばった母の身体を貫くこととなった。その後は長く一人で古城に暮らしており、母を思い返すか、剣の修行しかしていなかった。 ヨロイでの戦闘スタイルは騎士のように正々堂々としており、細身の剣でフェンシングのように戦う。 なお、彼の父親はカギ爪本人であり、その血縁関係から、自分の健康な血液を提供し続けて、死病に侵された彼を延命させていたようだ。レイピアの形をしたヨロイ「メッツァ・オブ・チューズデイ」を駆る。 古城の近くにてヴァンとウェンディの乗った飛行船を不時着させ、ヴァンに戦いを挑む。作中で初めてヴァンとダンを敗北に追い込んだ人物であり、一時はヴァンに仇討ちを諦めて逃げようと考えるほどの恐怖心を植え付ける。しかしヴァンがエレナへの愛を再認識して奮起した事で、古城を舞台に再戦。愛の為に戦っていたと言う点ではヴァンと同じだが、彼が選んだのは父の為(ひいては母の夢の為)に母を捨てる事であり、ヴァンに「捨てる奴には俺は止められない」と言い放たれ、敗北する。最後は自分の血を見た事で、流れ出る自分の血を「あの方(カギ爪)に捧げなければ」とかき集める妄想に取り憑かれながらメッツァの爆発に巻き込まれて死亡。同時にその爆発で古城も崩壊した。 カロッサ / メリッサ 声 - 大本眞基子(カロッサ) / 斎藤千和(メリッサ) 双子の兄妹で、兄がカロッサで、メリッサは妹である。カロッサはツインバレーで研究されていた技術を搭載した、トンファーをモチーフにしたヨロイ「シン・オブ・フライデイ」、メリッサはシンと対で設計された、チャクラムをモチーフにしたヨロイ「セン・オブ・サタデイ」を操り、双子の利点を生かしたコンビネーション攻撃を行う。2人が電気体質であるかは不明。 カロッサは好戦的でわがままな性格に対し、メリッサは非常に内気で心優しいと対照的な性格。また、カロッサは言葉遣いがやや片言である。共にカギ爪が関与していた実験の被験者であったが、互いに引き離されて生活させられるようになったために脱走。森の中で老狼のロボと共に半年ほど文明から離れて生活していたが、後にカギ爪の説得で研究所に戻った。わがままで自らの立場を良い事に増長しているカロッサは組織のメンバー達からの反感を招いているようである。また、カロッサは組織に捨てられて以前のような生活に戻る事を極度に恐れており、そのためにカギ爪の役に立とうと必死になっている。メリッサに対しては異常に過保護で、近付く者はカギ爪以外なら容赦なく攻撃を仕掛け、特にカギ爪から重要視され自分の妹のメリッサにも気に入られているミハエルに対し、敵対意識をあらわにしている。対してメリッサは、カロッサの行動を止めようとする場面が見られ、カロッサの暴走によって起こった悲劇の際にも「2人で一緒にみんなに謝ろう」と声をかけている。ちなみに研究所では、運動神経などの体力的な面ではカロッサが、勉強などの精神面ではメリッサが優れている、と記録されていた。 ミハエルの存在によって自分がカギ爪に必要とされなくなる事を恐れたカロッサは独断でヴァン達に攻撃を仕掛け、止めようとしたメリッサも結局それに同行。センとシンの連携でヴァンとレイを苦しめるも、レイの銃撃でメリッサが死亡し、激昂したカロッサもヴォルケインに飛びかかった所を射殺された。しかしその最期の一撃がレイの体を蝕み続ける事となる。カルメンの発言によると、墓を作って埋葬された模様。
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