幸せの時
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/15 13:36 UTC 版)
「幸せの時」 | ||||
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八神純子 の シングル | ||||
初出アルバム『Best Collection』 | ||||
B面 | 私だけのあなた | |||
リリース | ||||
ジャンル | ポップス | |||
時間 | ||||
レーベル | AARD-VARK (AV-51) |
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作詞・作曲 | 八神純子 | |||
八神純子 シングル 年表 | ||||
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『幸せの時』(しあわせのとき)は、八神純子の2作目のシングル。1975年2月10日に、キャニオン・レコード(現:ポニーキャニオン)内にかつて存在したレーベル″アードバーク″から発売された。
背景
表題曲「幸せの時」は、最初のシングルとなった「雨の日のひとりごと」と同様、八神が1974年10月につま恋エキジビションホールで開催された第8回ポピュラーソングコンテスト(ポプコン)に出場した際に歌唱した曲で、入賞曲に選出されている[1]。八神は翌年に行われた第9回の同コンテストにも出場し、「幸せの国へ」を歌唱して優秀曲賞を獲得する。その後チリで開催された国際⾳楽祭にも参加した[2]。
前作、本作とシングルレコードは2枚制作されたものの、厳格な家庭に生まれ育ったため10代でデビューすることを許可されず、本格的なデビューは20歳の誕生日である1978年1月5日まで3年近く待つこととなる[3]。最初のポプコン出場から3年目に差しかかったある日八神は、もうコンテストには出られないことを関係者から告げられ、「私の人生終わったと思った」と言う[4]。しかし20歳を迎えた頃、ポプコンを主催するYAMAHAから「本格的にやってみないか?」と声が掛かったとき、「(プロで音楽をやって行くという)そんな方向もあるのか」と初めて思ったと話している[4]。
収録曲
- SIDE A
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幸せの時(4分25秒)
- 作詞・作曲:八神純子 / 編曲:萩田光雄
- SIDE B
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私だけのあなた(3分10秒)
- 作詞・作曲:八神純子 / 編曲:小林南
発売履歴
地域 | 発売日 | レーベル | 規格 | 規格品番 |
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日本 | 1975年2月10日 | AARD-VARK | シングル・レコード | AV-51[5] |
2023年3月30日 | Yamaha Music Entertainment | デジタル・ダウンロード[6] |
関連項目
脚注
出典
- ^ “第8回 ポピュラーソングコンテスト”. ヤマハ音楽振興会. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “守るのか攻めるのか。八神純子が出した結論は「攻めまくる」だった。”. BEA VOICE WEB. Big Ear Ants. 2025年3月2日閲覧。
- ^ “八神純子の最新曲「TERRA – here we will stay」不安な時代に響く“いま必要な歌””. Re:minder. 2025年3月2日閲覧。
- ^ a b “八神純子さんにポプコンの話を聞いてみた!?”. ラジオ関西. 2025年3月2日閲覧。
- ^ “八神純子 - 幸せの時 - Vinyl (7", 45 RPM + 2 more), 1975”. Discogs. 2025年3月2日閲覧。
- ^ “幸せの時/八神純子”. mora. ソニー・ミュージックソリューションズ. 2025年3月2日閲覧。
外部リンク
- 八神純子 幸せの時 歌詞 – J-Lyric.net.
- Discography 幸せの時 – 八神純子オフィシャルウェブサイト
- "八神純子 - 幸せの時" - Discogs
- 幸せの時のページへのリンク