雨の日のひとりごと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/15 13:38 UTC 版)
「雨の日のひとりごと」 | ||||
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八神純子 の シングル | ||||
初出アルバム『思い出は美しすぎて』 | ||||
B面 | 何故だかつらいの | |||
リリース | ||||
ジャンル | ポップス | |||
時間 | ||||
レーベル |
AARD-VARK (AV-41) | |||
作詞・作曲 | 八神純子 | |||
八神純子 シングル 年表 | ||||
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『雨の日のひとりごと』(あめのひのひとりごと)は、八神純子のプレ・デビューシングル。1974年12月10日に、キャニオン・レコード(現:ポニーキャニオン)内にかつて存在したレーベル″アードバーク″から発売された。
背景
表題の「雨の日のひとりごと」は、八神が高校在学中に初めて作詞作曲した曲[1]。1974年10月、16歳の時につま恋エキジビションホールで開催された第8回ポピュラーソングコンテスト(ポプコン)に出場してこの曲を歌唱し、優秀曲賞を受賞する[2]。ちなみに同コンテストでは、後に2枚目のシングルとして発表される「幸せの時」も歌唱して入賞しており、八神はつま恋での本選会において、出場者で唯一の2曲同時入賞を果たしている[3]。また、同年に開催された第5回世界歌謡祭にも出場しており、この際の曲名には「雨の日のひとりごと (Junko's Dream)」とサブタイトルが付けられていた[4]。
A面・B面曲ともに萩田光雄が編曲を担当しており、B面曲「何故だかつらいの」の萩田の編曲について八神は、「邦楽を聴かない私が洋楽を目指したということを、よく理解しているかのようなアレンジをしてくださった」とコメントしている[5]。
ファースト・アルバム『思い出は美しすぎて』には、シングルバージョンと異なるアレンジが施され、ボーカルを録り直して収録された。
収録曲
- SIDE A
- 雨の日のひとりごと(3分51秒)
- 作詞・作曲:八神純子 / 編曲:萩田光雄
- SIDE B
- 何故だかつらいの(3分12秒)
- 作詞・作曲:八神純子 / 編曲:萩田光雄
発売履歴
地域 | 発売日 | レーベル | 規格 | 規格品番 |
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日本 | 1974年12月10日 | AARD-VARK | シングル・レコード | AV-41[6] |
2023年3月30日 | Yamaha Music Entertainment | デジタル・ダウンロード[7] |
関連項目
脚注
出典
- ^ “BS日テレ - 「地球劇場~100年後の君に聴かせたい歌~」番組サイト”. BS日テレ. BS Nippon Corporation. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “第8回 ポピュラーソングコンテスト”. ヤマハ音楽振興会. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “名曲散歩/八神純子『みずいろの雨』原点は南米チリにあった”. Smart FLASH. 光文社. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “第5回世界歌謡祭 World Popular Song Festival in Tokyo '74”. ヤマハ音楽振興会. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “八神純子、“私とアメリカ”をテーマに名曲の軌跡を辿る”. Rolling Stone Japan. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “八神純子 = Yagami Junko – 雨の日のひとりごと = Ame No Hi No Hitorigoto - Vinyl (7", 45 RPM + 2 more), 1974”. Discogs. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “雨の日のひとりごと/八神純子”. mora. ソニー・ミュージックソリューションズ. 2025年3月1日閲覧。
外部リンク
- 雨の日のひとりごと - 歌ネット
- Discography|雨の日のひとりごと – 八神純子オフィシャルウェブサイト
- "八神純子 = Yagami Junko – 雨の日のひとりごと" - Discogs
- 雨の日のひとりごとのページへのリンク