ディスコメイトレコードとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ディスコメイトレコードの意味・解説 

ディスコメイトレコード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/07 18:58 UTC 版)

ディスコメイトレコード
親会社 株式会社ディスコ
設立 1972年7月
現況 1984年に事業解散清算
販売元 ビクター音楽産業
ジャンル フォークソング
ニューミュージック
日本

ディスコメイトレコード(Discomate Records)は、かつて存在した日本レコードレーベル[1][2]。株式会社ディスコ(英文社名:Disco Co., Ltd.[1][注 1]が運営していた[1]。販売網はビクター音楽産業(現:ビクターエンタテインメント〈2代目〉)に委託していた。

レーベルは東京レコード時代は「AMON」(メインレーベル)、「YAH」(アイドル系主体)を、ディスコへの改組後は「Discomate」(ディスコメイト)を使用した。また、ドラマ(特撮を含む)・アニメ主題歌などを中心に、東京レコードからディスコへの改組時に廃盤とした音源が、原盤権保有者(日音[注 2]円谷ミュージックなど)から供給される形式で、他社(販売を受託していたビクターを含む)で再発売された例もあった[注 3]

邦楽では八神純子[1][2]因幡晃[1]伊豆田洋之[1]などが、洋楽ではABBA[1]ダニエル・ブーン[1]などが所属していた。

概要

1972年7月、株式会社東京放送(現:株式会社TBSホールディングス)、およびビクター音楽産業株式会社との合同出資により株式会社東京レコードとして設立。資本金1億円。

1975年7月、株式会社ディスコに改組。東京都港区本社を置いていた。

フジテレビ系のキャニオン・レコード(現:ポニーキャニオン)、日本テレビ系のバップ文化放送系のラジオシティレコードなどと並ぶ、放送局系レコード会社であった。

1984年末を以て事業解散清算した。発売していた音源については、原盤権を保有または管理受託していた音楽出版社を通じて他社から再発売されたものもある一方、自社制作した歌謡曲の一部に、マスターの所在が不明なものもある。

主なアーティスト

邦楽

洋楽

ほか

脚注

注釈

  1. ^ 東京放送(TBS)、現:TBSホールディングスの関連子会社
  2. ^ TBSグループの音楽出版社。
  3. ^ 外部供給が行われて以降、『ウルトラシリーズ』では、独自にカバー版を製作していた日本コロムビアキングレコードなどでも、『ウルトラマンタロウ』『ウルトラマンレオ』の主題歌に順次オリジナル版を収録するようになった事例がある。

出典

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ディスコメイトレコードのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ディスコメイトレコード」の関連用語

ディスコメイトレコードのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ディスコメイトレコードのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのディスコメイトレコード (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS