幸せの表現

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幸せの表現

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/10/28 18:13 UTC 版)

「幸せの表現」
GABALL の シングル
リリース	2003年8月6日
規格	マキシシングル
ジャンル	トランス テクノ アンビエント
時間	4分7秒
レーベル	R&C Japan Ltd. / gaball screen
作詞・作曲	小室哲哉
プロデュース	GABALL
チャート最高順位
21位（オリコン）
EANコード
EAN 4571106701369 （YRCN-10017）

「幸せの表現」（しあわせのひょうげん）は、GABALLのシングル。

解説

• GABALLにとって唯一のシングルであるとともに、現時点で最後の作品である。
• 韓国人歌手のJoanne（ジョアン）をボーカルに起用した1曲目が、よみうりテレビ・日本テレビ系列ドラマ『14ヶ月～妻が子供に還っていく～』の主題歌に起用された。
• 「小室哲哉が1980年代調の新曲を作ろうとしている」と聞いた日本テレビのプロデューサー竹綱裕博がオファーを出した。
• 竹綱は「1980年代のTM NETWORKの様な感じで」「不思議に、且つ切なく」と注文し、小室はドラマの脚本を読みながら「どうしようもない状況の中で、『愛する人がいるから幸せ』といえる女性の姿」「夫婦愛」をテーマに制作した。
• 作詞の表現として「テーマは同一ながらも、所々ディテールを変化させていく」という手法をとり、ボーカルは女性視点の歌詞をJoanne・男性視点の歌詞をDJ DRAGONが担当した。
• 「幸せの表現 〜 featuring Erika (from CAT MUSIC COLLEGE)」は当時小室が名誉校長を務めていた「キャットミュージックカレッジ専門学校」のコラボレーションプロジェクト「CAT Prime Challenge」にてオーディションで合格した北薗エリカがボーカルを担当した。
• 湯山玲子は「愛の境地には男女の差はないのだろうと思うが、その感覚の受け取り方には差・思惑の違いを表していて、グッとくる」「エレクトロを駆使しながらも、オーガニックな響きを持つトラック。それは大変ロマンチックな恋歌のように聴こえてくる」と評している。

収録曲

全作詞・作曲: 小室哲哉。
#	タイトル	作詞	作曲・編曲	編曲	時間
1.	「幸せの表現 〜 featuring Joanne」	小室哲哉	小室哲哉	小室哲哉	4:07
2.	「幸せの表現 〜 featuring DRAGON」	小室哲哉	小室哲哉	小室哲哉	4:09
3.	「幸せの表現 〜 featuring Erika (from CAT MUSIC COLLEGE)」	小室哲哉	小室哲哉	松本零士	4:04
4.	「幸せの表現 〜 featuring Joanne -Ambient Mix-」	小室哲哉	小室哲哉	小室哲哉	4:08
5.	「幸せの表現 〜 Instrumental」	小室哲哉	小室哲哉	小室哲哉	4:07
合計時間:			20:35

クレジット

• Produced : GABALL
• Mastered : 前田康二
• Guitars : 松尾和博
• Backing Vocals, Chorus Arrangement : 小室哲哉, 河合夕子
• Lead Vocal Directed : 小室みつ子, キム・ヒョンソク, 小杉紗代, 西本貴和子
• Engineers : 佐竹央行, 若公俊広, 鈴木進悟
• Synthesizer Programming : 岩佐俊秀
• Mixed : Dave Ford (#1,4,5), 小室哲哉 (#2), 佐竹央行 (#3)
• Rearranged : 松本零士 (#3)

収録アルバム

幸せの表現 〜 featuring Joanne

• コンピレーション『TK BOX 〜TETSUYA KOMURO HIT HISTORY〜』（2011年）
• コンピレーション『TETSUYA KOMURO ARCHIVES “K”』（2018年）