GABALLとは? わかりやすく解説

GABALL

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/11 17:55 UTC 版)

GABALL
出身地 日本
ジャンル トランステクノアンビエント
活動期間 2001年 - 2003年
レーベル gaball screen (R and C)
(2001年 - )
公式サイト GABALL
メンバー

GABALL(ガボール)は、2001年9月にデビューした日本音楽ユニット。所属レコード会社はR and C(現:よしもとミュージック)

概要

  • 活動のテーマは「21世紀のYMO」「テクノトランスと映像を融合させた表現形態」[1]「日本のアンダーワールドTOMATO[2]「ビジュアル面から入ってもらうためのCG主導の音作り」[3]としている。
  • ユニット名の由来は木根尚登の小説『CAROL』に出てくる架空のユニット「Gaball Screen(ガボール スクリーン)」から取られ[4]、名前が思いついた当時に「DVDが出来るずっと前から映像と音楽が一緒になっている機械・パッケージが出来ればいいと思っていた」と語り、その架空の規格に小室が勝手に「GABALL」と名付けていたのが元になっている[2]。なお、Gaball Screenは所属レコードレーベルの名称にも使われたほか、1996年に発売された小室プロデュースによるPlayStation用ソフト「ガボール スクリーン」でも使用している。

メンバー

小室哲哉(こむろ てつや、1958年11月27日 - )
シンセサイザーキーボード担当。
原田大三郎(はらだ だいざぶろう、1956年10月21日 - )
VJ担当。ミュージックビデオ制作、グラフィックデザインも手掛ける。
GABALL結成以前より、小室の海外ツアー「TK Presents GROOVE MUSEUM」やTM NETWORKなどのコンサート映像制作を手掛けていた。
DRAGON(ドラゴン、1968年3月13日 - )
DJ担当。シングル「幸せの表現」ではボーカルを務める。
小室と共にプロデューサー・ユニット「tatsumaki」としても活動。

来歴

2001年9月、R&C Japan(現:よしもとミュージック)内に設立されたレーベル「gaball screen(ガボール スクリーン)」からの第一弾アーティストとして、アルバム『REPRESENT_01』をリリースしデビュー。同年11月には初のライブである「REPRESENT_01」を16日にZepp Tokyo(東京)・24日にOZON(名古屋)で開催。

ユニットの活動と平行して、2001年10月には小室のシングル「SPEED TK RE-MIX」のリミックスを制作。2002年には小室プロデュースによる新人アーティストであるR9Female non Fictionのオーガナイズを手掛けたほか、ウルトラス・ニッポンのコンピレーションアルバム『ULTRAS 2002』とそのリカットシングル「AIDA 決めてくれー!」に参加。

2003年にはボーカル韓国人歌手のJoanne朝鮮語版(ジョアン)、メンバーのDRAGON、小室が当時名誉校長を務めていたキャットミュージックカレッジ専門学校からオーディションで合格したErika(北薗エリカ)の3人を各トラックごとに起用したシングル「幸せの表現」を発売した。本作をリードシングルとした2ndアルバムの制作もされ、同年9月25日の発売を目指していたが、発売中止となってしまった[5][6]

それ以降は、表立った活動は行われておらず事実上の活動休止状態となっている。もっとも小室の活動に原田、DRAGONが参加する、2005年1月に小室が主催した「Tribal Kicks TV Party」でも両名が参加する等、メンバー間のコラボレーションワークは途絶えていない。

2008年4月、小室のMySpaceに「Represent 01」「Kuta Moon」の小室自身による(DJTK名義)リミックスが公表された。

2014年12月2日、フィーチャリングメンバーのJoanneがアメリカで交通事故により死去。26歳没[7]

ディスコグラフィ

アルバム

  1. REPRESENT_01(2001年9月12日、YRCN-36501)
    • CD-EXTRA仕様。
    • オリコンチャート週間59位。
  2. UPGRADED(2002年6月26日、YRCN-36503)
    • CDとDVDの2枚組アルバム。DVDは1stアルバム『REPEESENT_01』のミュージック・ビデオ集。
    • CD
      全作曲・編曲: 小室哲哉。
      # タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
      1. 「ambient lounge (Hidetoshi Nakata's theme)」   小室哲哉
      2. 「LIFE OF VIBE (piano version)」   小室哲哉
      合計時間:
    • DVD
      # タイトル 作詞 作曲・編曲
      1. 「GOING OUT THING・OUT OF PERSPECTIVE」    
      2. 「LIFE OF VIBE」    
      3. 「PULSE OF IMPULSE」    
      4. 「ARIA」    
      5. 「CHANNEL B.P.M.」    
      6. 「KUTA MOON」    
      7. 「WIND OF YOU」    
      8. 「Represent 01」    

LP

  1. Represent 01 / CHANNEL B.P.M.(2002年1月17日、YRJN-38004)
    • 未CD化のリミックス「Represent 01 -MADRECKS MIX-」「CHANNEL B.P.M. -MITSUKI MIX-」を収録。

マキシシングル

  1. 幸せの表現(2003年8月6日、YRCN-10017)

ネット限定配信

  1. Represent 01 (DJTK EDIT ROUGH)
  2. Kuta Moon (DJTK EDIT ROUGH)

参加作品

ULTRAS 2002(2002年5月16日、YRCN-36502)

AIDA 決めてくれー!(2002年5月29日、YRCN-36505)

  • 上記アルバムからのリカットシングル。
  • 小室哲哉・葉山たけしの両名によるプロデュース。
  • 「AIDA 決めてくれー!」ではジュゼッペ・ヴェルディの『アイーダ』「凱旋行進曲」をサンプリングしている。
  • 「I WILL SURVIVE」はグロリア・ゲイナーの「恋のサバイバル」(原題: I Will Survive)のカヴァーであり、KEIKOがボーカルを担当している。
    CD
    全編曲: 小室哲哉(#3、編曲: 葉山たけし)。
    # タイトル 作詞 作曲 時間
    1. 「AIDA 決めてくれー!」 ULTRAS NIPPON VERDI
    2. 「ambient lounge (Hidetoshi Nakata's theme)」(GABALL)   小室哲哉
    3. 「In the city」   葉山たけし
    4. 「I WILL SURVIVE ~KEIKO VERSION~」(GABALL featuring KEIKO) FREDERICK J.PERRENDINO FEKARIS FREDERICK J.PERREN・DINO FEKARIS
    5. 「ambient lounge (Hidetoshi Nakata's theme) ~basic tracks~」(GABALL)   小室哲哉
    合計時間:

脚注

  1. メディアファクトリー刊「ザッピィ」2001年9月号206Pより。
  2. 1 2 スイッチ・パブリッシング刊「Switch」2002年8月号「SIT UP LATE 小室哲哉(GABALL)/原田大三郎(GABALL)」109P-110Pより。
  3. リットーミュージック刊 『キーボード・マガジン』 2001年12月号「特集 小室哲哉 後編 TKが語るシンセ・サウンドの展望&自宅スタジオ潜入レポート TK interview & studio report <2> ROJAM TECH FIVE STUDIO」32P-40Pより。
  4. 「小室新ユニット『GABALL』」より。
  5. GABALL/タイトル未定 【 ムラウチドットコム 】より。
  6. 未定 : Gaball | LAWSON-TICKET & HMV - YRCN-11014 (English Site)より。
  7. 小室哲哉「残念です」ジョアンさん悼む 日刊スポーツより。

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