幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 02:30 UTC 版)
| 『幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする』 | ||||
|---|---|---|---|---|
| BLANKEY JET CITY の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | ロック | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | 東芝EMI / EASTWORLD | |||
| プロデュース | MASAMI TSUCHIYA | |||
| チャート最高順位 | ||||
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| BLANKEY JET CITY アルバム 年表 | ||||
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| 『幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする』収録のシングル | ||||
『幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする』(しあわせのかねがなりひびき ぼくはただかなしいふりをする)はBLANKEY JET CITYの4作目のスタジオ・アルバム。1994年5月25日に東芝EMIから発売された。
概要
ジャケットではメンバーが女装を披露しているが、浅井らメンバーからの提案である。当時のインタビューでは「ユーモア」という言葉などを用いて意図を説明していた。女装以外には当時ポスターに使用された写真が存在していたが、2008年にリリースされた「Monkey Strip Act.2」のジャケットにも採用された。
作曲面ではそれまでのBJCのパブリックイメージであったソリッドなロックからやや離れ、ジャズやアコースティック色の濃い楽曲が多い。
レコーディングはロサンゼルスにて実施。多くの楽曲でホーン・セクションを導入している。
本作より社内レーベルが1991年のデビューから所属したNonfixxからEASTWORLDに変更されている。
収録曲
| 全作詞・作曲: 浅井健一(#1, 作曲: 照井利幸)、全編曲: BLANKEY JET CITY+土屋昌巳。 | ||
| # | タイトル | 時間 | 
|---|---|---|
| 1. | 「円を描く時」 | |
| 2. | 「親愛なる母へ」 | |
| 3. | 「風になるまで」 | |
| 4. | 「カモメ」 | |
| 5. | 「嘆きの白」 | |
| 6. | 「螺旋階段」 | |
| 7. | 「小さなガラスの空」 | |
| 8. | 「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする」 | |
| 9. | 「砂漠」 | |
| 10. | 「青い花」 | |
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       合計時間:
       | ||
楽曲解説
- 円を描く時
- 親愛なる母へ 
    - メジャー・デビュー後、ウッドベースが導入された最初の曲である。元のアイディアではアコースティック・ギターとパーカッションのみの編曲であったが、土屋のアイディアで照井が名古屋時代以来弾く事になった。本曲以外では「スクラッチ」や「DERRINGER」で聞く事が出来る。
 
- 風になるまで 
    - 5枚目のシングルとしてシングルカットされた。
- オーケストラ・アンサンブルを導入するアイディアは土屋のもの。
 
- カモメ
- 嘆きの白 
    - 後のベスト・アルバム『国境線上の蟻』に収録される。
 
- 螺旋階段 
    - サビのバックでコードを弾いているのは浅井ではなく土屋。
- 間奏部分の複雑なリズムは正確な譜割が不可である。
 
- 小さなガラスの空 
    - サビのコード進行(E→Fdim7 onE→F#m onE→Am onE)は浅井のお気に入りであり「この曲がアルバムの中で最も演奏を行う事が難しかった」とコメントしている。
 
- 幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする 
    - 後のベスト・アルバム『Blankey Jet City 1991-1995』に収録される。
 
- 砂漠
- 青い花 
    - 4枚目のシングル。
- 後のベスト・アルバム『THE SIX』に収録される。
 
脚注
- ^ “BLANKEY JET CITY/幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする”. tower.jp. 2022年9月18日閲覧。
- 幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをするのページへのリンク

 
                             
                    




