『宇宙猿人ゴリ』時代とは? わかりやすく解説

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『宇宙猿人ゴリ』時代(第1話 - 第20話)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:16 UTC 版)

スペクトルマン」の記事における「『宇宙猿人ゴリ』時代(第1話 - 第20話)」の解説

公害怪獣 ヘドロン 第1話・第2話登場ヘドロンは、地球侵略企てるゴリが、地球最初に作った怪獣である。スペクトルマン公害Gメン初め遭遇した怪獣として記録されている。ヘドロン原料となったのは、静岡県富士ノ浦に堆積した大量ヘドロ。まさに、人類起こした公害と、ゴリ科学力一つになって誕生した怪獣と言えよう。 その容姿は、植物イメージさせるもの。手や足などの器官がなく、体の上部から7本の触手生えている。緑色全身ヘドロ覆われており、目と思しき部分黄色に光っている。大きな口や触手先からは、あらゆる物体腐食させる毒ガス放射。これを浴びた人間即死し溶けてしまう。地上移動する際は、地面を滑るようにして移動するスペクトルマンとの戦闘では、ゴリ放った光線浴びて炎上しながら墜落するスペクトルマンによって傷ついてしまったため、ゴリ回収ヘドロ注入して強化され、町を襲う。再び登場したスペクトルマンスペクトル光線浴びた後、体当たりによって体に風穴あけられ全身腐敗するかのごとく溶解したスーツ小野善次郎一晩制作したが、ほとんど動くことはできず置物のような状態であったため、特撮スタッフ苦労したという。 おとり怪獣 ミドロン 第3話登場ゴリ秘密基地建設地球人に悟らせないための時間稼ぎとして出撃させた、口から毒性のミドロの息を吐き出す怪獣全身緑色四足歩行、頭に3本の角が生えている。巨大化縮小が可能。普段40センチほどの身長で、ラー持ち歩いている。巨大化時に吐くガス不足する縮小し汚染された青ミドロ食べることでガス補充するスペクトルマン戦闘では、ネヴィラスライスで前足を傷つけられたが、噛み付き攻撃人間大のスペクトルマン銜え上げ地面落とし一時失神状態に陥れるなど苦しめたが、スペクトル光線浴びて白骨化した。造形物は、以前にうしおの依頼高山が『エレメントマン』のパイロット版モデルアニメーション用に作った映像流用している。ギニョール人形アニメ表現された。 地中怪獣 ゼロン 第3話・第4話登場ゴリ秘密基地建設進めるため、ミドロンに次いで送り込まれ怪獣基地地下にあるため、地中掘り進むことのできるゼロンが主な工事をしていた。外見は、スティラコサウルス酷似している。本来、土木工事専門怪獣なので、特殊能力一切持ち合わせていない。 スペクトルマンの、初巨大化戦闘相手組みついていくスペクトルマン3度にわたり投げつけ、腕力強さ印象つけ、あげく押し倒し一方的に責めつけ、失神状態に陥れる。見かねたネヴィラはスペクトルフラッシュ使用許可する。この指令によりスペクトルマン覚醒し形勢逆転され、以降終始圧倒されスペクトルフラッシュ結局爆破された。その後スペクトルマンエネルギー使い果たしバッタリ俯せ倒れて果てるシーンを、初め披露することとなる。オープニングエンディングにも登場している。 放送当時アオシマから発売されていたプラモデルパッケージには、「ゼノン」と表記されていた。 改造猿人 第4話登場ゴリ地球人拉致して猿人改造したもの。 恐怖公害人間 第5話・第6話登場ゴリが、たけし少年とその両親拉致して作り上げた恐怖生物兵器外見上は普通の人間だが、彼らの吐く息にかかると公害伝染病になり、やがて死んでしまう。公害Gメン遠藤も、この犠牲者一人となった事態重く見たネヴィラ71指令により、スペクトルマン殺されることになるが、彼の放った特殊なスペクトルフラッシュエネルギー少なくし、カロリー上げる)で、元の人間戻された。同時に遠藤病状回復した改造ゴリラ ラー2号 第5話・第6話登場動物園ゴリラを、ゴリ改造したもの。言葉喋りIQラー以上と言われるスペクトルマンのネヴィラギムレットの如く高速地中掘り進むことが可能。 ラー協力し、ネヴィラ71送還されるスペクトルマン奇襲。青い遊星激闘繰り広げたラー同等怪力武器に、スペクトルマン苦戦させたが、思わぬ反撃受けてしまう。最後は、青い惑星取り残され結局ゴリ元へ帰ることはできなかったようだゴキブリ怪獣 ゴキノザウルス 第7話・第8話登場。 無数のゴキブリの中から、ゴリが最も元気な個体選んで怪獣化したもの。発信機取り付けられており、ラーの持つ操縦器操られる飛行能力強靭な皮膚持っているまた、ゴキブリからできているため、生命力も非常に強くフラッシュ通用しなかった。 スペクトルマン片手フラッシュ浴びせた通用せず、倒れ果て敗北するその間に、羽の筋肉強化されて再び出現した。しかし、発信機破損により操縦者失いスペクトルマン反撃される。最後は羽を引きちぎられ空中から落下して死亡造形物スーツのほか、飛び人形用意された。 合成怪獣 ネズバートン 第9話第10話登場ネズミ合成され誕生した怪獣で、首が2つある。首と胴体、足などはネズミで、背中にはの羽がある。首を何度切断されても死なないという不死身怪獣でもある。過疎地域の鬼里村出現し運動能力闘争心テストされた後、ラー乗った列車導かれ街へと進撃開始。ネズバートンの持つ病原菌蔓延させ、街をゴーストタウンにすることが、ゴリ作戦なのだ。 スペクトルマン3度わたって戦い2度スペクトルマン敗北させた。最後列車油送車を掴んだスペクトルマン激突され、爆死した。 第9、10話では「ネズバートン」と呼ばれていたが、第27話復活した際には「ネズバードン」と呼ばれた書籍によっては、後者記載している。首はスーツアクター手を入れて操作している。 廃棄物人間怪獣 ダストマン 第11話・第12話登場トラックの運転手岡田(演:渡真二)が、ラー怒り買って拉致され改造された姿。と言ってもラー機械操作誤って誕生させてしまった偶然の産物である。当初人間ほどの身長だったが、ごみを食べて巨大化し、遂には何百メートルもの巨体となったプラスチックからおが屑まで、様々な廃棄物食べ続ける。体を傷つけられても修復が可能で、ネヴィラギムレットで腹部貫通されても、すぐに再生した巨大な怪獣ではあるが、人間としての意思残っている。そのため、家族会おうと家に帰ったり(もちろん人間大の時)、自分を倒すようスペクトルマン懇願したりもした。スペクトルマン攻撃躊躇すると、炎の中へ飛び込んで自滅する。しかし、残され手首から再生し、再び怪獣の姿となってしまう。スペクトルマンとの2度目戦いでショベルカー自分刺して倒れた。この時、岡田の強い意志人間に戻ることができた。デザイン造形高山良策よる。 再生怪獣 ネオヘドロン 第13話第14話登場東京湾ヘドロから誕生した、第2のヘドロン初代ヘドロンとは違い緑色キノコのような姿である。ヘドロ研究していた大垣博士(演:片山滉)の知能移植され、さらに強化された。博士変身して言葉を喋るなど、知能がかなり高くなったようである。ネオヘドロンが排出した有機体は、水道蛇口など、どこからでも侵入し人々襲撃した巨大化後は、防衛隊ナパーム弾スペクトルフラッシュ受け付けず交通機関破壊して東京大混乱に陥れた。 唯一の弱点高圧電流であり、新技スペクトルサンダー全身浴びて死滅した人間大のネオヘドロンが初戦敗北し同じく人間大に戻りフラフラスペクトルマン格闘しスペクトルマン倒しているが、その後生死不明合成地震怪獣 モグネチュードン 第15話第16話登場モグラナマズ合成怪獣上半身モグラで、尻尾にあたる部分巨大なナマズの顔になっているこの上下の頭は、それぞれ意思持っているようで、個別攻撃仕掛けてくる。大地震津波起こす恐るべき能力持っている上越山奥マグニチュード5の地震をひき起し地底マグマエネルギー補充すると、続いて東京襲撃壊滅状態追い込む。この時、地上へ出現しスペクトルマン対決する格闘戦ではスペクトルマンノックアウト気味に追い込むが、エネルギー不足のためスペクトルフラッシュ負傷し退散スペクトルマンは力尽き倒れる。再びマグマ吸収し東京湾津波発生させた。スペクトルマンとの再戦では、フラッシュ弾き返す優勢ぶりを見せるが、エネルギー使い果たしたのを見計らって再度フラッシュ放たれ絶命した。スペクトルマン勝利を収めながらも力尽き倒れる。この後、この大地震人工的な物と判断したネヴィラによって、東京地震発生以前の状態に戻された。スーツファスナー腹部分に存在するサイボーグ怪獣 サンダーゲイ 第17話・第18話登場。 「空飛ぶ」の異名を持つ怪獣で、その姿は普通の変わりはない。しかし、それは外見上のことで、実際ゴリ作ったサイボーグだった。スペクトルマン戦った怪獣の中で、最も多く能力持っている思われる強敵である。その一つ飛行能力があるが、他にも、雷撃放つ、体を透明化する、敵の攻撃跳ね返す、島に擬態するなど、様々な特殊能力有する中でも最も手強いのが、敵の行動真似るというもの。敵に合わせて身長変化しフラッシュバックルのような武器もすべてコピーしてしまうのだ。そのため、スペクトルマン誤ってビルや車を破壊し人々から非難浴びたスペクトルマン敗北させた後、悠々と海へ引き上げ、島に擬態身を潜めながら、日本中の電気エネルギー吸収していった。それを終えると、空へ飛び上がって地上へ攻撃開始。再挑戦してきたスペクトルマン追い詰める。だが、サンダーゲイの性質見抜いたスペクトルマンは、砂浜寝転がり、サンダーゲイもそれを真似て行動停止する。その隙に、Gメンたちはサンダーゲイの体内爆弾仕掛け、これを粉砕するのだったシロアリ怪獣 バクラー 第19話第20話登場東京郊外ニュータウン新築された一軒屋住み着いた吸血怪獣。目が一つで、足が6本。一軒家引っ越してきた人間血液吸収しインベーダー人間変えてしまう。普段人間大で、戦闘時には巨大化する。第20話では、富士山よりも巨大化したスペクトルマン格闘したことから、ダストマンやサンダーゲイのように、身長は「無限大」とされている。また、スペクトルマンに一体が倒されると、同時に別の個体出現しており、雄と雌の関係であるとも思われるスペクトルマンとの戦闘では、羽を羽ばたかせて起こす突風と、手から発する念力善戦1体フラッシュ倒されるが、続いて出現した個体インベーダー人間とともに姿を消したその後各地に卵を産み落としその本拠を富士山火口移動する。だが、Gメンたちにそれを察知されスペクトルマン活躍富士山の卵は全滅巨大化して戦い挑むバクラー弱点は、腹の中潜んでいる原始生物。これをスペクトルマンによって引きずり出されると、バクラーは息絶えたインベーダー人間 第19話第20話登場バクラー血液吸い取られ人間変貌した怪人最初にインベーダー化され男性は、耳が異様に拡大していた。 両手広げて右手親指を口に付け右手小指左手親指繋げると、敵の血液吸い取ることが可能。これによって、インベーダー仲間増殖させるのだ。Gメン加賀隊員とその妻もインベーダーとなるが、血液入れ替えたため回復した第20話で、バクラーとともに富士山火口移動し登山客を襲撃したが、加賀とその妻がインベーダーになってもなお人間の心を失わず必死に抵抗して妨害したために登山客をインベーダーにすることはできなかった。最後は、スペクトルマン攻撃受けて火口消えその後消息不明である。 原始生物 バクラー腹の中潜んでいた古代生物で、奇怪な形状をしている。寄生虫の一種で、カマキリ寄生するハリガネムシのような存在。これを体外出されるバクラー死滅する

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