過去の勇者たちとは? わかりやすく解説

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過去の勇者たち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 07:50 UTC 版)

DRAGON QUEST -ダイの大冒険- の登場人物」の記事における「過去の勇者たち」の解説

スピンオフ漫画ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王』(以下、『勇者アバンと獄炎の魔王』)では、アバン勇者だった時代舞台となり、アバン活躍詳細描かれている。 アバン=デ=ジニュアール3世 声 - 田中秀幸 / 櫻井孝宏 かつて魔王ハドラー倒した勇者31歳ダイ達の師(先生)に当たる。 マトリフ 声 - 青森伸 / 山路和弘 アバン仲間だった大魔道士98歳。世界最強呪文使い豪語し魔法使いの呪文のみならず僧侶の呪文をも操る「賢者と言える存在なのだが本人断固として賢者とは名乗らない本人いわく「言葉面が気にいらない」「いかにも偉そう性に合わない」「ドス効いていない」とのこと。そこで自ら「大魔道士」という誰が聞いて恐れ入るような肩書き考え出し名乗っている。乱暴で口の悪い毒舌家でもあり、弟子ポップ曰く横暴が服を着て歩いている」。 ハドラー打倒後は、パプニカにて重鎮として迎えられ国王相談役務めていたが、彼の存在気に食わない側近達の嫉妬を受け冷遇された。そのため、助けてもらった恩もすぐ忘れ掌を返す人間嫌気差しバルジ島近く孤島移り住み洞窟一人こもって生活していた。ダイたちをフレイザードから救った際も、それは気まぐれであってそれ以上手を貸さないと言い切ったが、アバン訃報ダイ気魄打たれダイたちに力を貸すことになる。 片手使えるものであれば2つ呪文同時発動させることもできる極大閃熱呪文ベギラゴンをも使いこなし、その威力魔王ハドラーをも凌ぐ総合的に見て人間としては最強レベル魔力魔法技術誇っていると言える本人曰く地上で1分間魔力勝負ならまだまだ誰にも負けねえ」。 ぬるま湯どっぷり浸かっていたポップ未熟さに見かねて彼の師匠となり、スパルタ教育の末、ベタンやメドローアなどオリジナル強力な呪文授けポップ精神的な成長にも多大な影響及ぼしたポップ相談に乗る事も多く最終的にポップの事を「自慢弟子」と呼び半ば実の子供のようにも思っていた。ポップも師として尊敬しており、好敵手シグマとの決戦時には、マトリフと同じ「大魔道士」の称号名乗った。 「魔法使いパーティー内で一番クールなければならない」が持論で、戦況冷静に観察し見極める一方で仲間何よりも大事にする熱い面を持っているアバン人柄認め数少ない友人」だと語っており、かつてアバンみすみす犠牲にした事を悔やんで理論上凍れる時の秘法をも打ち破れるメドローアを開発したり、13巻ではアバン殺した思われていたハドラーに対して強い怒り露わにして特別サービス称して、「オレあの世送ってやるからアバン謝ってきな」と言い放っている。また、マァムの父・ロカに対しても「いいやつ」だったと認め、早過ぎた死を惜しんでいる。老齢な上に過去自己犠牲厭わず仲間のために禁呪法等を使った無理がたたり、体を蝕まれている。そのため強力な呪文用いると吐血してしまい、しばらく安静にしている必要が出てしまう。 「女を泣かさない」のが主義だが、無類女好きかつ女癖が非常に悪く、マァムやエイミへのセクハラ行為彼女らをよく怒らせている。昔はレイラの家によく遊び来ており、その娘であるマァムのおしめを替えたこともあるらしいレイラとの会話から、かつてパーティーだったときにもセクハラしていたらしいことが仄めかされているが、これは親しまれることで自身万が一のことがあった際に悲しませたくないからという見方もでき、そういう意味では彼もアバンロカ偉そうなとは言えない。 鳥嶋和彦風貌およびネーミングモデルとなっており、『週刊少年ジャンプ』掲載時にマシリト」と誤植されたことがある本人台詞によれば「ブロキーナと並んで世界で一番有名な老人」。まぞっほとは、かつて同じ人物師事していた兄弟弟子最終決戦黒の核晶爆発寸前に、偽勇者一行先んじていたオーザム駆けつけまぞっほ師匠の元から夜逃げし以来という再会果たした配備されモンスタージャミラスの姿をしている。名前は不明)をメドローアで消し飛ばすも、負担大きすぎて晶を凍結させるだけの余力がなかったため、まぞっほ活を入れ見せ場譲った最終決戦後は、偽勇者たち面々から金品巻き上げており、彼らにとって頭の上がらない存在になっている『勇者アバンと獄炎の魔王』 パプニカ王国ヨミカイン魔導図書館で、本の罠にかかり本の中に閉じ込められていた。魔王ハドラー地上侵略する前から本の中に閉じ込められていたので、ロカ出会った後に話を聞くまで、魔王侵略知らなかった魔導図書館ロカたちの協力得て元の姿に戻り魔導図書館支配していたガンガディアを重圧呪文ベタンで撃退撤退させる。そして、ロカアバンたちを気に入って仲間になった。後に、サババでのハドラーとの戦いの後に、故郷であるギュータへアバンたちをルーラ案内する。 〔技〕 ほとんど全ての系統攻撃呪文補助呪文回復呪文使用可能(作中見せたのはごく一部)。以下は一例オリジナル呪文出典のあるものなど)。極大消滅呪文メドローア 重圧呪文ベタン 瞬間移動呪文ルーラ 飛翔呪文トベルーラ ブロキーナ 声 - 水島裕拳聖」と謳われた世界最強武闘家年齢不詳老人男性。マァムやチウ格闘師匠である。ロモスの山中隠れ住み武闘家転職したマァムに武神流拳法授けた修行終えたマァムと、彼女を追うチウ旅立った後は、布袋被った変装で「ゴーストくん」や「ビーストくん」として弟子たち行き先現れ道化装いつつ見守る世間ではあまり知られていないが、かつてアバン仲間としてハドラー戦ったこともある。そのため知己であるロカレイラの娘マァムが弟子入り志願に来た時のことを「あの時ほど運命感じたことはなかった」と感慨深く述懐している。 基本的に真面目なのかとぼけているのか分からないお茶目性格で、ロカ熱湯風呂入れる、チウに「ワシにも同じバッチ作ってと言う他、しばしばジョーク発し、「おしりぴりぴり病」「ひざがしらむずむず病」「くるぶしつやつや病」「土ふまずぺたんこ病」などの謎の持病患っていると言っては、無駄な争い避けたり弟子入りを断る方便使っている(その際に必ず咳き込むが、「何故その病気で咳を…?」とマァムやチウらに心の中でツッコまれている)。しかしその実力は本物で、ヒムからは「格闘教科書みたいな戦い方」と絶賛され、ラーハルトにも「あれほど動きを身につけているとは」と驚かれている。もっとも、本人にはアバン出会うまで自分有名人になっている自覚などなかった模様老いてなお武闘家名乗っているだけあって戦闘能力高く知識高く、敵の弱点瞬時見抜く粘液で裂孔拳を封じられたマァムにメラ放てと言う、「凍れる時の秘宝」や呪文にも詳しいなど博識でもある。全力出せばバーン肉体使用したミストバーンをも圧倒するほど(マァムには「ミストバーンなければ一撃終わっていた」と言われている)。ただし肉体は既に全盛期過ぎてしまっているため、全力出せ時間は1分ほどしかない名前の由来は「武道の翁」から。『勇者アバンと獄炎の魔王』 原作設定通りに、ネイル村近くに住む老師として登場アバンに、大地斬習得きっかけ与えた。 〔技〕以下のほか武神流技・奥義猛虎破砕拳等)も使えるはずだが作中では見られなかった。閃華裂光拳に関しては、原作では使われなかった(対戦した相手ザムザの時はマァムに任せミストバーン超魔ゾンビになったザボエラという使って意味がない相手だったという事もある)が、スピンオフ『勇者アバンと獄炎の魔王』にて使用された。土竜昇破拳 閃華裂光拳 回復呪文一本での薪割り 木の実弾き飛ばしてぶつける ロカ 声 - 三宅健太 マァムの父で、アバン仲間だった戦士カール王国年長騎士達ハドラー侵攻全滅したため、若くして騎士団長就任したアバンとは幼馴染親友アバン出会った当初は、そののんびりとした優男ぶりに疑問抱いていた。ハドラーカール襲撃した際、勝手に行方くらませアバン軽蔑し、「お前との仲もこれまでだぜ」と考えたが、それは魔王軍同士討ちさせるための「毒蛾の粉」を精製するためであった突如として隠していた実力発揮してハドラー撃退したアバン必殺技未完成状態のアバンストラッシュ)に希望見出し、彼と共に打倒ハドラーの旅に出る。直情的な性格で、「一生女なんか好きにならない」「結婚することがあったら国内を裸で走り回る」と語っていたが、最終的に天使のような美しレイラと恋に落ち二人の間にはマァムが生まれたシリーズ開始時点では故人亡くなった経緯については、一切描写がされなかった)。 マトリフの台詞によれば、マァムの持つ怪力は父譲りとのことであり、下記スピンオフではその怪力ぶりが発揮されている。『勇者アバンと獄炎の魔王』 第1話から原作設定通りに、カール王国騎士として登場アバン最初仲間として旅に同行するヨミカイン魔導図書館での戦いで、師のコバルトから教わった豪破一刀」を完全に会得する両手剣・斧・素手による殴打など怪力重視戦いを行うが、反面鈍足であり、レイラピオラ補っている他、土砂崩れの岩をどかしたり、3人まとめて運び出すなどで活躍している。 人々惹きつける魅力がある。 主な技豪破一刀レイラ 声 - 上村典子 / 折笠愛小松未可子若かりし頃) マァムの母でアバン仲間だった僧侶33歳ロカの妻で、ネイル村出身魔王ハドラーと戦うアバンロカが偶然訪れた際に彼らの力になりたいと、押しかけパーティ加わったらしい。その冒険途中ロカの子(マァム)を身ごもり、パーティ一時解散となっている。魔王倒した現在は、故郷ネイル村でマァムと共に暮らしていた。ダイポップと共に戦いたい思っていたマァムを、笑って後押しした。 顔はマァムとよく似ているまた、マァムの母親だけあってマァムに負けず劣らずプロポーション持ち主下記スピンオフでは、そのナイスバディぶりが発揮されている場面がある)であり、マトリフと再会した時に「マァムは若い頃のお前に体つき似てきた」とからかわれている。また、過去回想ロカ一緒に登場した際は、「こんな女に惚れるわけがない」と意地張られた際は、睨みつけて黙らせるなど、気の強さ見せている。 マトリフには「エロねーちゃん」と呼ばれていた。 アバンと共に魔王戦ったほどの実力持ち主ではあるが、現在では完全に引退しネイル村に留まっている。『勇者アバンと獄炎の魔王』 2話から、原作設定通りネイル村僧侶として登場パーティー加入するまでの詳しい経緯など描かれている。また、スピンオフアリアムという父親登場詳しくは#ネイル村関係者参照)。 当時最強人物で、猛者荒くれ全員黙らせるほどの力を持ち合わせており、通称影女」と呼ばれる盗賊兼ねて魔の森足を踏み入れた人々を物を奪わずに追い払っていた。これは教会側が止めているにも関わらず魔物退治行って返り討ちにあってボロボロ帰って来るので教会仕事増えるのを見かねての行動である。 幼い頃ピオリム呪文契約していたが使えていなかった(影女として戦う決意をしたときのみ、それが無意識に発動していた)。後に、魔導図書館で、作中では古代呪文とされるピオラ契約行いピオラ使用可能となる。 〔技〕 真空呪文(バキマ)、回復呪文(ベホマ・ベホイミ)、解毒呪文(キアリー)、ピオラ/ピオリムハンマースピアによる打撃攻撃 〔技(影女として)〕短剣二刀流による斬撃敵側戦術大幅変化戸惑う

※この「過去の勇者たち」の解説は、「DRAGON QUEST -ダイの大冒険- の登場人物」の解説の一部です。
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