回復呪文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 00:07 UTC 版)
「ドラゴンクエストシリーズの呪文体系」の記事における「回復呪文」の解説
味方の状態を回復させる呪文。以下の呪文は特に記述がない限り、戦闘中・移動中の両方に使用できる。 ホイミ、ベホイミ、ベホイム、ベホイマ、ベホマ ホイミ、ベホイミは第1作から登場、ベホイムは『IX』、ベホイマは『ジョーカー2』、ベホマは『II』で初登場。『ジョーカー2』にはベホマが登場しない。『ジョーカー3プロ』にて、合体特技として登場。 単体のHPを回復させる。ホイミ、ベホイミ、ベホイム、ベホイマになるにつれて回復量が上昇し、ベホマは最大値まで完全回復(『IX』では999、『X』では9999回復)させる。また、ホイミ、ベホイミはシリーズごとに回復量が異なる。『IX』『X』『XI』での回復量は使用者のかいふく魔力に依存する。 『IX』では、電源を入れ、ゲームを開始した直後にホイミを数回使用し、その回復量を調べることで乱数テーブルがわかる「ホイミテーブル」と呼ばれる裏技がある。 ベホマラー、ベホマズン 『III』で初登場。味方全体のHPを回復する。ベホマズンは完全回復(『ジョーカー2』以降のモンスターズシリーズでは完全ではない)。戦闘中にしか使用できない作品もある。ベホマラーは回復量が異なる作品もあり、ベホマズンはベホマラーより大量のMPを消費するが、こちらは消費MPがシリーズによってかなりのばらつきがある(特に『IX』では消費MPが128と、初出の『III』の消費MP62をも大幅に上回る、また昨今のモンスターズでは180にまで上昇)。また、戦闘中と移動中で回復量が違う作品もある。『IX』『X』『XI』でのベホマラーの回復量は使用者のかいふく魔力に依存する。ベホマズン? 『バトルロード』におけるベビーサタンの第3の技。ベホマズンを唱えようとするがMPが足りず失敗。フォークを投げつけて攻撃する。 真・ベホマズン?! 『バトルロード』における必殺技。ベビーサタンのベホマズン?、アークデーモンの真・イオナズンと主人公キャラの攻撃技で発動。敵全体にダメージを与えつつ味方のHPを回復する(完全回復ではない)。 リホイミ、リベホイミ、リベホイム 『ジョーカー』からのモンスターズシリーズや『X』『XI』で登場。リベホイミは『X』で初登場。 味方1人のHPを徐々に回復させていく。 キアリー 『II』で初登場。1人の毒、猛毒を治療する。 キアリク 『III』で初登場。麻痺を治療する。睡眠の治療効果(ザメハと同じ効果)を兼ねている作品もある。対象は『III』では1人、『IV』以降味方全員が対象となった。 キアラル 『モンスターズ』シリーズで登場。混乱状態を解消。戦闘中のみ使用できる。眠り状態からも復活させる。 ザメハ 『III』『IV』『IX』『X』『XI』で登場。 寝ている味方を全員起こす(『X』のみ味方1人)。戦闘中のみ使用できる。上記のキアリクに効果が統合されて、登場しない事もある。またキアリクに眠り回復効果がないこともあり、その場合は人為的に起こす方法は特技に限られる。 マホリー 『X』で登場。味方1人の呪文を封じられた状態(マホトーン)を解除させる。戦闘中のみ使用できる。 マヌーハ 『X』『XI』で登場。味方1人の幻惑状態(マヌーサ)を解除させる。戦闘中のみ使用できる。 ザオ、ザオラル、ザオリク ザオリクは『II』、ザオラルは『III』、ザオは『X』で初登場。 死んだ味方1人を蘇生させる。ザオリクは100%の確率で完全回復する(『IX』と『ジョーカー2』ではHPが半分、『テリー3D』以降はかしこさの数値により変動)。ザオラルは成功確率と復活後のHP回復率がザオリクの2分の1、『IX』では回復魔力次第で復活後のHP回復率が変わり、最高で最大HPの半分まで回復するが、蘇生に失敗することもある。ザオは成功確率が低く、蘇生後のHPが1。ファミコン、MSX/MSX2版の『II』ではザオリクで蘇生後のHPが1で、なおかつ戦闘中に使用できなかった。ザオリーマ 味方全員にザオリクとベホマ(『VI』ではザオリクの効果のみ)の効果があり、『VI』『VIII』において特定の条件を満たすことで使うことができる。 『VI』ではチャモロ、ホイミスライム等が遊び人Lv.8になったとき、「遊び」の特技を使った時に発動することがある。 『VIII』では「ホイミン・ベホップ・はぐりん」のチーム編成時のみ使用可能な必殺技。 マスターゾーン 『VIII』で登場。味方全員にザオリーマとスクルト、敵全員にルカナンの効果。 「スマイル・ホイミン・ベホップ」のチーム編成時のみ使用可能な必殺技。 メガザル 『IV』で初登場。自分の命を犠牲にして仲間全員を蘇生かつHPを完全回復させる。全てのMPを消費する(残りMP0では使用できない)うえ、使用できるのは戦闘中のみ。 『トルネコ2』では一度だけHPが0になっても復活できるようになるが、一度唱えると忘れてしまう。さらに『IX』ではMPが20以上、3DS版『モンスターズ2』以降は150以上ある状態で使用しなければ成功しなくなっている。3DS版『モンスターズ2』以降は更に使用者は力尽きた後にその戦闘中は蘇生不可能になる。 リザオラル 『ジョーカー2』で登場。この効果を受けた味方モンスターのHPが0になった時、自動で復活する。 シャナク 『III』『V』と『モンスターズ』シリーズで登場。 1人の呪いを解くために使われる呪文。『III』では呪われたアイテムを装備してしまった際にそれを破壊する。『V』『モンスターズ』では敵にかけられた呪いを解く。 『X』ではプレイヤーが使用することはできないが、失われた古代の呪文としてイベントでのみ登場する。 マホイミ、マホリク、マホイズン 『モンスターズ2』に登場。味方1人のMPを回復する。回復量は消費MPより小さい(故に自分を対象にするのは無意味)。『バトルロードII』のマホイミは必殺技として登場し、敵全員を攻撃する。 マホイミは漫画『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』で、過去に失われた呪文として名称だけが登場したのが初出だがその効果は「過剰な回復魔法力により生体組織を破壊する」攻撃呪文であり、『バトルロードII』の扱いに近い。 マホアゲル、マホヤル、マホヤズン マホアゲルは『VIII』、マホヤルとマホヤズンは『ジョーカー』で登場。 マホトラとは逆の効果がある呪文で、自分のMPを他の味方1人に分け与える。戦闘中のみ使用できる。マホアゲルは20ポイント前後、マホヤルは術者の残りMPの半分、マホヤズンは術者の残りMPすべてを対象に移動させる。 マフエル 『ジョーカー2』で登場。自分のMPを1使用し、自分自身のMPを少し回復する。
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回復呪文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:57 UTC 版)
「DRAGON QUEST -ダイの大冒険- の呪文・技」の記事における「回復呪文」の解説
ホイミ系統(回復系呪文) ホイミ・べホイミ・ベホマの系統となる呪文。マァム・レオナ・レイラなどが使用。 なお、ゲームと異なり本作品での回復呪文(ホイミ系)は、術者の熟練度によっては体力の回復と傷の治療を同時に行うことはできない。また、手から発したオーラで直に患部に触れていないと効果がなく、離れた対象に使うことはできない。攻撃呪文と同様に、術者によって効果に幅があるようである(マァムのベホイミを受けたダイが、ブラスのものよりずっといいと発言している)。バーンの物は体力も傷も瞬時に回復しており、すぐに戦闘に復帰している。マホイミ(過剰回復呪文) ◎ 生体を過剰に活性化させ破壊することでダメージを与える呪文。生体組織そのものを壊してしまうため、この呪文で受けた傷は回復不能である。本来は回復呪文として使うホイミ系の呪文を応用したもので、古の時代に一部の僧侶が用いていた。相手が実体を持って生命活動を行う一般的な生命体であればどんな相手にでも効果がある(バーンパレス心臓部などの魔法力自体を吸収・反射する相手は例外)。ベホイミの数倍の魔法力を消費するという欠点を持ち、それゆえに廃れて使える者が居ない古代の呪文となっていたが、ブロキーナは打撃の瞬間にのみ魔法力を集中させる閃華裂光拳と言う形で応用・実用化した。そのため、ブロキーナやマァムがマホイミを使えるわけではない。 本作終了後に発売されたゲーム『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵』にも同名の呪文が存在するが、こちらは味方の魔力を回復する呪文であり、このマホイミとは別物である。アーケードゲーム『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』において本来の効果として採用されている。 “回復呪文でダメージを与える”という点は、『ドラゴンクエストIII』で、特定の敵に回復呪文を使うとダメージを与えられるという現象と類似している。 ザオ系 蘇生呪文。ザオラルをレオナが使用。また、ポップがメルルを回復させた際、「ザオリク級」という表現がされている。ザオラル 上記の通り、レオナが使用。ポップに使用したが、熟練した僧侶でも成功率が5割以下という技のため、失敗に終わった。 キアリー(解毒呪文) ブラス・マトリフ・マァム・レイラが使用。プロフィール上では、レオナも習得済。 キアリク 麻痺解除呪文。マァムが魔弾銃の効果として、ダイに使用。プロフィール上では、レオナも習得済。
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