鳥嶋和彦
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鳥嶋 和彦(とりしま かずひこ、1952年〈昭和27年〉10月19日 - )は、日本の編集者、実業家。元白泉社顧問。
注釈
- ^ これまでジャンプの発行人は前編集長が担当することが慣例だったが、前編集長の堀江信彦が他部署に異動(その後退社)となりジャンプ業務からは離れたことによる。
- ^ 『Dr.スランプ』第8巻のおまけ漫画「ヤシの木はうごいた」では、漫画家の意に沿わない行動に対し「ボツにするぞ」と脅す場面もあった。
- ^ 正確には「友情」と「勝利」は正しいが、子供は「努力」が大嫌いである、というのがその理由。『ドラゴンボール』でも「努力」は描かせなかった[14]。
- ^ 鳥山によるその流れは鳥嶋が担当から外れた後も続き、ブルマとベジータ、クリリンと人造人間18号に至るまで徹底されている。
- ^ 鳥山の急逝が公式に発表された2日後の2024年3月10日にナビゲーターのNaz Chrisと共に収録に臨んだ。3月8日以来、鳥嶋のもとには数多くのメディア取材依頼があったが全て断わり、自分の言葉を正確に伝えることが出来る環境のもとで鳥山への想いを語ることにしたという。
- ^ このトラブルの修正までの時間繋ぎとして生み出されたのが『ドラゴンボール改』である。当該項参照。
- ^ その他ではジャンプコミックス『キン肉マン』2巻所収の「ジャパニーズ・ドリームの巻」「南からの使者の巻」など。
- ^ 初出はジャンプコミックス『Dr.スランプ』6巻所収の「Dr.マシリトの野望の巻 part.1」
出典
- ^ “神崎のナナメ読み: 元少年シャンプ編集長・鳥嶋和彦さん(Dr.マシリト)は新潟県出身(1)~Dr.スランプの主人公が女の子へ変更した理由”. kanzaki.sub.jp. 2022年7月20日閲覧。
- ^ “株式会社小学館集英社プロダクション発足”. 株式会社小学館、株式会社集英社、株式会社小学館プロダクション (2008年6月17日). 2011年7月31日閲覧。
- ^ “集英社(決算=5月期)”. 新文化. 2011年7月31日閲覧。
- ^ “集英社・新役員体制 鳥嶋専務が退任し、白泉社代表取締役に”. 2015年8月26日閲覧。
- ^ “集英社、微減収増益決算”. 新文化 (2015年8月27日). 2015年8月28日閲覧。
- ^ “【人事】白泉社 鳥嶋取締役相談役が退任、顧問に就任”. 文化通信. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “【人事】白泉社 柳沢取締役が常務昇任、島野氏が取締役新任”. 文化通信 (2022年11月30日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ 鳥嶋和彦氏、ブシロード社外取締役の就任へ向け話し合い。株主総会の議案に,電ファミニコゲーマー,2022年11月14日
- ^ a b c d 今野 2018a, p. 1.
- ^ “創刊50周年「ジャンプ」伝説の元編集長が語る「鳥山明をめぐる社内政治」”. AERA dot. (2018年2月13日). 2018年2月18日閲覧。
- ^ 今野 2018a, p. 4.
- ^ 今野 2018b, p. 6.
- ^ 今野 2018b, p. 3.
- ^ a b c d e f “伝説の漫画編集者マシリトはゲーム業界でも偉人だった! 鳥嶋和彦が語る「DQ」「FF」「クロノ・トリガー」誕生秘話”. 電ファミニコゲーマー (2016年4月4日). 2018年7月16日閲覧。
- ^ 今野 2018a, p. 2-3.
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- ^ 今野 2018b, p. 1.
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- ^ a b c 今野 2018b, p. 4.
- ^ 桂正和 「桂正和インタビュー」『4C R-side』 集英社、1998年8月9日発行、ISBN 4-08-782762-3、69 - 77頁
- ^ 今野 2018b, p. 5.
- ^ a b c 中山淳雄『エンタの巨匠-世界に先駆けた伝説のプロデューサーたち』日経BP、2023年1月26日、55-56頁。ISBN 978-4296001262。
- ^ フジテレビONE『漫道コバヤシ』アーカイブ
- ^ “漫画サバイバル(1) 伝説のジャンプ編集者が見誤った傑作”. 日本経済新聞 (2019年2月11日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ “まず頭に浮かんだのは「悲しい」よりも「ありがとう」のひと言ーー漫画家・鳥山明の訃報を受けて、鳥嶋和彦氏がその胸中を語った。”. 電ファミニコゲーマー. マレ (2024年3月25日). 2024年3月26日閲覧。
- ^ “ドラクエ堀井雄二氏&鳥嶋和彦氏ラジオ 急きょ「鳥山明さん追悼番組」放送「語る。それが彼への献花」”. SponichiAnnex. スポーツニッポン新聞社 (2024年3月25日). 2024年3月26日閲覧。
- ^ “「漫画家・鳥山明」を生んだ初代担当編集が追悼の言葉「待ってろよ。君以上の才能を見つけるから」”. SmartFLASH. 光文社 (2024年3月26日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ 『週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!!』集英社、2016年5月25日、66-73頁。
- ^ a b c d 『週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!!』76-79頁。
- ^ “「これさぁ、悪いんだけど、捨ててくれる?」――『ジャンプ』伝説の編集長が、数億円を費やした『ドラゴンボールのゲーム事業』を容赦なく“ボツ”にした真相”. ITmedia ビジネスオンライン (2019年12月5日). 2023年2月8日閲覧。
- ^ “Dr.マシリト 最強漫画術”. 集英社の本. 集英社. 2023年6月28日閲覧。
- ^ “J-WAVE『TOKYO M.A.A.D SPIN』に『ドラゴンクエスト』ゲームデザイナー・堀井雄二、元週刊少年ジャンプ編集長・鳥嶋和彦が出演!ラジオ史上初となるロングインタビューを3週に渡り放送決定”. PR TIMES (2023年4月26日). 2023年8月14日閲覧。
- ^ “あの『ファミコン神拳』チームがラジオ局「J-WAVE TOKYO M.A.A.D SPIN」に出演決定。「ジャンプ放送局」などの誌面も手掛けたレジェンドたちが再集結”. ニコニコニュース. (2023年6月23日) 2023年6月27日閲覧。
- ^ “『ドラゴンクエスト』生みの親・堀井雄二と漫画編集者・鳥嶋和彦による新コーナーが『TOKYO M.A.A.D SPIN』内でスタート!初回は、『ウイングマン』『電影少女』の桂正和ら豪華ゲストが集結! website=PR TIMES”. PRTINES (2023年7月21日). 2023年7月21日閲覧。
- ^ “鳥嶋和彦と堀井雄二が作品の秘話を語り尽くすラジオ、初回ゲストに桂正和ら”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年7月21日). 2023年7月21日閲覧。
鳥嶋和彦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 02:40 UTC 版)
元担当編集者で、桂を漫画家としての成功へと導いた功労者。月例新人賞に応募してきた桂の作品を見て、「一コマだけいい顔あったから」と声をかけて担当となりデビューへと導いた。またターニングポイントとなった「ビデオガール」・『電影少女』も鳥嶋の協力のもとで誕生している(詳しくは来歴の節で上述)。なお「ビデオガール」の完成後、桂は鳥嶋が担当から外れたこともあり好評だった別の読切「SHIN-NO-SHIN」での連載を考えていたが、副編集長となった鳥嶋の推しにより「ビデオガール」を基とした連載を開始することとなった。また「SHADOW LADY」の名付け親でもある。
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鳥嶋和彦(とりしま かずひこ)
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「Dr.スランプの登場人物」の記事における「鳥嶋和彦(とりしま かずひこ)」の解説
鳥山の当時の担当編集者。「ボツ!」が口癖で鳥山の原稿を容赦なく没にする。
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鳥嶋和彦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 21:12 UTC 版)
週刊少年ジャンプ第6代編集長。3本目の読切『BAD SHIELD UNITED』が掲載された後、当時広島に在住していた久保は、鳥嶋から東京に呼び出され、「君の漫画はだめなんだ!」と作品の内容について叱りつけられた。久保いわく、鳥嶋は『ドラゴンボール』と『北斗の拳』の1巻を並べ、「こういうのを描け!」と叱咤したという。しかし久保は「編集長の言うだめが何なのかわからない」と、鳥嶋の意図するところとは逆に1年以上執筆から距離を置くことになった。久保はのちに当時の心境について「クソッタレが!」と思ったと振り返っている。また、前述したように『ZOMBIEPOWDER.』の連載開始にあたっても久保は鳥嶋と衝突している。
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