精舍とは? わかりやすく解説

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しょう‐じゃ〔シヤウ‐〕【精舎】

読み方:しょうじゃ

《(梵)vihāraの訳》僧が仏道修行する所。寺院。寺。


せい‐しゃ【精舎】

読み方:せいしゃ

しょうじゃ(精舎)


精舎

読み方:ショウジャ(shouja)

寺院


精舎

作者伊藤武

収載図書初期文芸名作ハンセン病咲いた戦後編
出版社皓星社
刊行年月2002.8
シリーズ名ハンセン病叢書


精舎

読み方:ショウジャ(shouja)

所在 福島県南会津郡南会津町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

精舎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/29 08:05 UTC 版)

仏教用語
ヴィハーラ、ビハーラ
アジャンター石窟群(世界遺産)
サンスクリット語 विहार vihāra
中国語 精舎
(拼音jīng shè)
日本語 精舎
(ローマ字: sho-ja)
テンプレートを表示
エローラ石窟群(世界遺産)

精舎(しょうじゃ、विहारVihāra、ヴィハーラ、ビハーラ)とは、仏教比丘(出家修行者)が住する修道施設、寺院僧院のこと、また、その異名[1]

精舎とは、精行者の所居なるをいい、精妙の謂ではないとされる。また平たく言えば、精進する者たちの舎宅を意味し、立派な建物を意味するのではないとされる。

釈迦在世の主な精舎として天竺五精舎(てんじくごしょうじゃ)と言われるが、その一覧は所説あり確定していない[2]大蔵法数には以下が挙げられている。

  1. 祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)
  2. 竹林精舎(ちくりんしょうじゃ)
  3. 大林精舎(重閣講堂、彌猴池精舎)
  4. 霊鷲精舎(りょうじゅしょうじゃ)
  5. 菴羅樹園精舎(あんらじゅおんしょうじゃ)

ビハーラ

近年、各地の寺院などが、仏教精神を元に幼稚園介護ケアサービスを行う施設、またターミナルケア仏教ホスピス)を有し、これをビハーラと呼ぶ場合がある。これについてはビハーラ (医療)を参照。

マハーヴィハーラ

マハーヴィハーラ(Mahāvihāra)とは「偉大なヴィハーラ」「大僧院」との意味。以下などの大規模な僧院を指して使われることもある[3]

脚注

  1. ^ 望月信亨 編『仏教大辞典 : 5巻,別巻第三巻』仏教大辞典発行所、1933年、ジョウジャ。doi:10.11501/1913357 
  2. ^ 望月信亨 編『望月仏教大辞典』 第2巻 (コーシ)、世界聖典刊行協会、1955年、ゴジョウシャジュトウ。doi:10.11501/3019198 
  3. ^ Patronage and Authority: Buddhist Monasteries in Early Medieval India”. 2004年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月12日閲覧。

関連項目

外部リンク


精舎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/03 07:30 UTC 版)

法鼓山」の記事における「精舎」の解説

2001年年末時点で、法鼓山が現在有する仏法高揚組織は、法鼓山仏教教育園区、農禅寺除き台湾全国台北安和台中台南などの分院、および桃園の斎明寺、高雄紫雲寺台東信行寺などがある。 しかし近来法鼓山活動参与する人数絶え増加しているため、スペースの不足が生じ故に仏教高揚、および各種活動使用できる中規模道場計画中である。 仏教経典中に頻繁に現れる「精舎」と名づける。これは精進修行をする場所を意味し四衆仏法修行し帰依を願うように喚起するのである。現在成立している精舎は、基隆精舎、中山精舎、中正精舎である。

※この「精舎」の解説は、「法鼓山」の解説の一部です。
「精舎」を含む「法鼓山」の記事については、「法鼓山」の概要を参照ください。

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